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我が家の場合貯蓄はすべて郵便局と銀行の定期なので、ほとんど増やすと言うことは出来ません。また、金融商品についての知識もなく普段忙しいため、いろいろ見比べたり勉強したりすることも出来ないでいます。しかし、少しでも有利な貯蓄法や運用法がないものかと、ときどきここをのぞいてみたりもしていますが、決めかねています。銀行定期以外で手続きが簡単で元本割れのしない貯蓄法を教えてください。(一千万円ほど)
また、今、ある生命保険会社の一時払いの利差配当付き終身保険というのを勧められています。100万円で10年後に78,000の利息が付きます。ただし、はじめの2年間は元本割れします。これに預け代えるのはいかがなものでしょうか。

A 回答 (1件)

リスクがないこと、元本割れしないこと、資産が実質的に目減りしないこと。


この3つはまったく意味が違います。

銀行預金も銀行が破綻すればただちに元本を割る恐れがありますし、郵便貯
金ですら、制度の改変次第でどうなるかは100%安全とは言えないのです。
1,000万以下だからペイオフの影響はないっていう勘違いをしてる人も
おりますが、現行の制度でも60万以上の預金者の資産は即手元に戻るわけ
ではないですし、今後どう制度が変わるかは誰にも分かりません。

つい先日まで安全確実の代名詞だった中国ファンドや公社債投信、MMF等
がよい例です。

というわけで、結局はどんなリスクをさけ、どんなリスクを取るかを選択す
るのが運用なのです。

一般に株は怖いと思われているようですが、株を買う人は欲の皮がつっぱった
人や投機的な世界が好きな人ばかりなわけでなく、銀行よりも信用できる企業
にお金を投じたいと考えている人やインフレの方が株価の変動リスクよりも怖
いと考えてる人だったりもします。

額面の金額がただ減らずに増えればいいというのならば、一時払いの保険とい
うのは一つの選択肢だと思います。リスクは途中の換金リスクと保険会社の信
用リスク、そしてインフレリスクでしょうか。

なにはともあれ、1,000万程度資産があるならば、安全指向の方でも1割
・2割程度は株や外貨を取り入れたほうが結果的にはよりリスクが分散されて
よいというのが一般的な考え方ですよ。というわけで、一時払いの保険や債券
や外貨預金や株式投信など3,4種類の商品にバランスよく配分するのがいい
と思います。

今後10年以上のスパンでは急な金利上昇、いくつかの銀行・生保の破綻、国
債の暴落、異常な円安等のリスクぐらいは自分なりに可能性を判断した上で、
自分の資産運用を考えた方がよいと思います。

なにはともあれ、自分の生活の基盤である資産を守るのですから、安易に人
任せにせず、自分の責任で選択しないと何かあったときに悔やむに悔やみき
れませんよ。どんなにいい商品でもそれだけにすべてを託すことだけはやめ
たほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。おっしゃるように「バランスよい配分」と言うことを念頭に置いて運用法を考えてみたいと思います。

お礼日時:2002/09/28 08:09

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