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私の近くの地区(大阪近郊)では農業をやっている人は9割がた定年を過ぎたおじいさんやおばあさんです。残りの1割ぐらいは会社をクビになった40代?ぐらいの方です。

これって、日本全体で見たら平均的なものでしょうか?

また、世代が70代や80代の方が殆どなので昔の感覚が離れないようです。
例としては、今規制が厳しくなっている農薬の問題です。
「昔はこれを使って良く効いたからまだ使っているよ」
なんて話していましたが、今は無登録農薬になっています。

「最近新農薬が発売になったが(使用登録がない野菜だけど)殺す虫は同じだ」
と言って、無登録農薬を使用。
なんて事は日常茶飯事なんです。
もちろんこの人達は無登録農薬ということを知ってて使っているのだから、出荷先であるJAには報告していません。(登録農薬を使用した時は報告しているよう)

この旨をJAに伝えたところ(名前は伏せて)
「証拠がないので出荷停止には出来ないよ」
「時々、無作為に選出して検査をしている」
とのことでした。
(このJAは市場で見つからなければ問題はないと思っているような方針みたいです)

やはり近所付き合いもあるので、名指しで告発とかはやっていません。
(匿名かなんかで、告発すべきですか?)

このようなJAの態度って皆さんどう思います?
それと、この生産者のやり方は「昔ながら」でしょうがないのでしょうか?

A 回答 (6件)

まず年齢層での問題ですが、確かに高齢の農業従事者が多いです。


若者は農業より都会での生活にあこがれ、また収入も安定して(労力の割りに)多いので農業離れを起こしています。
しかし、私の地域(神奈川、横浜近郊)では跡継ぎもいて若い方もやっております。
お父ちゃんが元気なウチは会社勤めをして動けなくなると会社を辞め
跡を継ぐことが多いようです(実務経験がないと農地相続などで不利になるので農業をやる場合もあります)
従って、40代?50代?の1割の方を見かけるのではないでしょうか?

歴史を追いかけるとそのあたりがわかります。
今現役で頑張っている高齢の方々は戦後の第一世代です。
つまり戦争から帰ってきた青年達と戦時中子供だった方々です。
彼らは現在65~80くらいになってます。
当時は働くところもありませんから家が農家であれば皆さん跡を継いで
農業をやりました。
戦争が終わって世の中が変わり戦前から戦中に農業をしていたオヤジ連中は
若い世代に跡を託しどんどん世代交代していきました。
交代した若者達が今現役でやっている高齢層です。
そして、その子供達(現在45~60才)の世代は日本が高度成長期となり
世の中に仕事があふれ、またどんどん近代化されて行く中、都会にあこがれ
また、家で農業をしている親世代もまだ元気ですから、今まで一人でやって収入を得ていたものが同じ仕事をするのに親子二人でするよりひとりは働きに出た方が収入を得られるなどの理由から外に働きに出るようになりました。そうはいっても大きい農家や旧家では跡取りという意味において長男が
若いときから親父を手伝う農家もありました。
そして当時働きに出た人も現在では親父も70、80となり動けなくなってきたので会社をやめ跡を継いでいる事が多いようです。
さて、その世代のお子さん達の世代といえばまさに現在です。
つまり、戦後第一世代の孫達です。
それこそ情報社会の現在、田舎で農業を営もうという志などまったくなく
都会に出てあか抜けた生活、安定した職業、一攫千金、等々夢見て
出てきてしまいます。なので現在二〇代三〇代の農業従事者は数える程しかおりません。

さて、話変わりまして、農薬ですが
必ずしも登録されていれば安全というモノでなく
また登録されていないから危険というわけでもありません。

最近マスコミで騒ぐとおり農水省の利権を巡り不祥事は絶えませんし
また農水省には利権が絡むことが他の省庁に比べると非常に多いです。
農薬もその利権に関わります。
大手の政治力のある会社の農薬ならば多少危険でもゴーサインを出し、
その販売競争において邪魔と思えるような弱小の農薬会社の農薬は許可しないなど、メッチャクチャです。
大手の会社ならば農水省から実力者に天下りで来てもらう
のは当たり前ですので、そんなところの農薬はかえって危険があるといってもいいかも知れません。

農薬はむかしから使っていますが、では無登録の農薬でどれだけの害が出たんだ?
と問えばほとんど実害はありません。昔から使っていて
我々五〇になろうかという人間も赤ん坊の時から食べていますが
どうってことありません。

あまりにも現代人は神経質です。
規制などほとんどは利権がらみ、規制をなくしたからって
ほとんど実害は出ません。
仮に出たとしても規制をはずしたメリットのほうがどれほど大きいことか・・。

自動車の車検しかり、五年に一度にしてしまっても高性能な今の車がそんなに壊れることはないですよ。あれも自動車業界の圧力、利権です。
今話題の消費期限しかりです。
梅干しの消費期限を一年オーバーしたって全く問題ないし、かえっておいしいくらいです。ばっかじゃねーか!と思いますよね。

東大卒の官僚はあまりにも実社会をしらなすぎてなんでも規制を作りたがります。一旦規制や法律を作ってしまうとなかなかはずすことはできません。
規制により事故や被害を食い止める効果はもちろんありますが
逆にメリットを殺してしまうことも多いです。
メリットとデメリットを比較した上で規制や法律を作ればいいのですがデメリットだけを取り上げ規制してしまうのはどうかと思います。

話はそれましたが、ずーっと以前から使っていて実害の報告もなく
問題ないのなら、規制されているからという理由だけで
きゃーぎゃー騒ぐ愚かな消費者とはなりたくないモノです。

本質を考え、本当にそうだろうか?と疑問を持って生きることが必要なのではないでしょうか。

あまりに規制や法律で縛られると人間考えることをしなくなります。
その通りやっていればいいだけですから。
本当のその規制は必要だろうか、本当にその農薬は危ないのだろうか
自分で調べてみて、ヤバイと思ったら告発でもなんでもすればいいと思いますが・・

端的な例で行くと、焼却場、ダイオキシンが出るから分別収集だ、燃すんじゃねぇ!と大騒ぎ。
ならばダイオキシンで被害にあったヤツいるのか?!
日本には誰一人いません。

自慢じゃないですが、ダイオキシンが出るというものを
私なんぞ何十年と裏で燃してますよ。
じいさんの代からです、じいさんもその煙を何十年も吸って来ました。
九二まで生きてました。
私も五〇ですがいたって健康です。
ダイオキシンといわれるものと共に生きてきたって何ともないんです。

マスコミなどで騒ぎ、規制や法律からはずれているからといって
なにも考えず、騒ぐのはやめた方がいいと思いますが・・・。

最後にJAの態度ですが、今までそれで実害出たわけでも
ないし、人間社会ですからお目こぼしや見て見ぬふりというモノがあってもいいんじゃないでしょうかねぇ。

JAは農業協同組合といって農業従事者が自分達で自分たちのために
組織した団体です。
農家でもない人の訴えより自分の組織の一員をかばう方を優先するに決まっているじゃないですか。
「自分たち農家だけ」のための団体なのです。
そこに訴えても意味がありません。

まして農水省に訴え出ても同じです。
日本は農家を何がなんでも優遇します。
農水省から末端農家まで一枚岩です。
まぁその力は強大ですから一消費者が騒いだって
焼け石に水です。

農薬に不安があるなら、農協や農水省に頼らず
自分で自分の身を守る事をお進めします。
つまり個の判断が必要ということですね。
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最初に


農業は“会社をクビになった40代?ぐらいの方”がやって行ける様な
生易しい作業ではありません。
#3、4の方の考え方に同意です。

役所の人間と、土を生かしている人間をひとくくりにした考えで
片付けたりはしないで欲しい問題だと思います。
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消費者を裏切っているだけでなく、真剣に取り組んでいる大多数の農家にとっても最悪の連中です。

農薬検査が厳しく行われ、違反が見つかったら仲間の農家友連れに産地全体がつぶれるのが当然の世の中で、そのような農産物を平気で扱っているJAがあるとは信じがたいことです。
ぜひ告発して下さい。
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>「最近新農薬が発売になったが(使用登録がない野菜だけど)殺す虫は同じだ」と言って、無登録農薬を使用。

なんて事は日常茶飯事なんです。

このあたりをどのように考えるかですね。
他の方も言われるように無登録だからといって必ずしも危険と言うことではありません。
これはあくまで農薬メーカーの思惑に寄ります。新しい農薬を売りたければ古い農薬の継続登録はしません。3年ごとの再登録申請になりますので申請しなければ自動的に失効します。再登録するには様々な費用がかかりますので、メーカー側は既に生産していない古い農薬の再登録には消極的です。
http://www.jcpa.or.jp/qa/qa4/08_01.html


農家は農薬が余っていればできるだけ使いたいと思うのは当然でしょうから、古い農薬で既に登録が失効されているものを使う可能性は高いです。
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結局はもとを正せば


戦後の「農地改革」で小作人へ農地を譲渡させたことが
まちがいの始まり。それに輪をかけて
・民法改正で相続時に家族全員に平等に(農地を)分割
・農地へは固定資産税を減免
というようなことで、小規模化ばかりをしていったので
農業は産業的競争力を失ってしまいました
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競争力がないので、こそこそと偽装をやらないことには
農業をやっていけない
という状況になってしまったのが現実です
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質問のような不正やJAの腐敗を正すには
・企業による大規模化農業
・農地への宅地並み課税(中途半端な農業はやめろ)
・本格的農業をやる人への相続時の優遇
などを実施して、産業としての農業を育成するように
政府に期待するしかないと思います
今の政策は
・農業だけでは生計が成り立たない
・既存の零細農家を優遇し過ぎ
・小規模へ向かうような政策ばっかりしている
という状況ですから、政府は猛省すべきと思います
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役所体質で企業競争も無ければモラルも無いJA。



駄目人間に何を言っても駄目です。
コイツ等には何を言っても駄目です。

今は貴方のような正義感有る人間が少ない時代。
貴方の今の行動は正しく自信を持って良いです。

残念ながらJAに限らず、日本の役所等の自治体やJAのような農水省の出先機関のような組合は業務怠慢傾向にあります(無論、ちゃんとしている方も中には居るのでしょうが、圧倒的にこういった方が多い)。

WikipediaでJAを検索すると

デメリット
JAは、体質として法令違反を非常に行いやすいものとなっている。その理由として、以下を挙げている[1]。

会員に、零細農家が多い … 意識が低いため、少々の不祥事があっても、何でも頼めるJAを頼る

行政との一体化 … 実質的に農水省の下部組織として活動しているため、何かあっても救済がある

日常的に違反(もしくはすれすれ)の行為を行う農家がいるため
JAの事業には、初めから法令違反を前提としたものがある … 米流通は、闇流通の米を前提にしなければ回らない代物となっていた
一地域一JAという体制は、一地域における独占状態を招く。そのため、意識がゆるむ


JAが非常に問題点が多い組織だと言う事が分かります。
農業者の意識が低いのもありますが、それを正すJAがこの有り様ですから・・・。

直接、当事者の農家に言うのはトラブルの元ですので避けて下さい。
この状況を広く知って貰う為にはどこかで告発するしか無いですね。
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