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旧ソ連ではマルクス主義は信仰され、中国と同じようにマルクス主義は政治と宗教の両方の役割を果たしていました。

中国には、儒教をはじめいろいろな哲学的な文化がありますが、ソ連には、それに代わるものがなにかあると思いますが、それがなんですか?

ご存知の方が教えて下さい。
旧ソ連にあたるロシア人の宗教状況はどうなっていますか?

A 回答 (3件)

ロシア正教会の勢力回復は、まだまだ道半ばではないかと思います。

もしくは、日本人のように、ほとんど無宗教になっているか。

オウム真理教が、最盛期でも、日本には1万人しか信者がいなかったのに、ロシアでは3万人も信者がいたという現象が、10数年ほど前のロシアの状況を典型的に示しています。つまり、共産主義が急になくなったことで、人々の生きるよりどころがなくなって、世界各国から多数のカルトがやってきて、勢力を拡大したというわけです。

ロシアだけではなく、中央アジアの旧ソ連邦国家に見られる現象として、制度上は民主主義だが、多少強引でも力強いリーダーを選ぶ傾向が指摘できます。これも、ひとびとの生きるよりどころを、リーダーに求めているからだと言うことが出来ます。

中央アジアは過去の歴史的英雄(たとえばティムールとか)を神格化することで国民の空白感を埋めているケースがあり、イスラム回帰はあまり見られません。ただし、ウズベキスタンは観光資源としてのイスラム建築の改修は熱心にやっています。
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ロシアのキリスト教の始まりはキエフ公国のウラジミール大公が洗礼を受けた988年と一般的には言われています。


それ以来1000年の伝統があるわけですから、80年ほどの共産党の迫害で根絶されるようなものではなかったと思います。
当然のように、地下にもぐって信仰活動を維持していたわけです。
共産党政権の崩壊後は、正教会が活発に活動しているようですし、日本のように無宗教になるなんてことはありえないのではないでしょうか。ただ、教会の数も聖職者の数も共産党時代に大幅に減っていますから、昔のような勢力を取り戻すまでには時間がかかると思いますけど、精神生活の中心はあくまで正教であるのは疑いのないところだと思います。
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詳しくは知りませんが、やはり「ロシア正教」が信仰されているんじゃないでしょうか。


旧ソ連内でも中南部地域ではイスラム教が信仰されていますが、ソ連時代には抑圧されていたようです。いまでは、各共和国として独立したので、あらためてモスクなどに人が集まるようになったとのことです。
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