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フェルミ結合定数というのは、どのようにして出てきたのでしょうか?
素粒子についての知識がなく、困っています。
プランク質量などと同様に次元解析から導出されたものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

フェルミ結合定数は弱い力(弱い相互作用)の話に出て来る結合定数で,


電磁力や強い力における結合定数などと同じく, 相互作用の強さを表します.
G_F/(h~c)^3≒1.17×10^(-5)[GeV^(-2)] (ただしh~はhバー=h/2πの略記)
http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?gf

大まかには
http://lcdev.kek.jp/JLC/overview/10.forces.html
http://www.kek.jp/kids/class/particle/force.html
の一覧表の『力の大きさの目安』とあるあたりが参考になるでしょうか. 正確な定義やもっと専門的な話はいくらでもあるでしょうが, ゲージ理論の話や素粒子論の専門書をご覧下さい.

なお, 次元は決まっても, 大きさは実験事実から決められ, また統一理論の話などでよくあるように, 絶対的な定数ではなく, 考えるエネルギースケールで変わってくるので, どのエネルギースケールで考えるか指定しないと, 決まりません.
http://lcdev.kek.jp/JLC/overview/12.gut.html

実験的には, 例えばミューオンの寿命からの測定
http://www.phys.titech.ac.jp/labguide/node35.html
などがあるようですが, 詳細は専門の方に譲ります.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
お礼遅れまして申し訳ありませんでした。

お礼日時:2002/10/14 03:45

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