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太平天国は中国で評価されていますが、どうしてですか?
台湾でも同じような評価がありますでしょうか?

A 回答 (3件)

最初にNo.1の方は義和団事件と混同されているかなと思います。


太平天国はペリー来航の2年前、1851年に始まった滅満興漢を目指す反清反乱です。

太平天国の特徴は以下のとおりです。
(1)民族主義:満州族(清)を駆逐して、漢民族中心の国家を建てる。
(2)反封建主義:一部の特権階級が多くの貧しい人民を搾取する現状を打破する。
(3)古い伝統、社会の悪弊の打破・平等社会の実現:儒教を否定、アヘンや纏足の禁止、土地の均分(天朝田畝制度)、男女平等を実現する。

これらを見ると中国共産党が目指した目標と多くが重なります。特に民族の独立や身分制の否定、人民の幸福と平等社会(つまり、この地上の太平な天国)を志向する部分などです。

一方、台湾はもともと共産党に敗れた国民党が拠点とした島ですから、目指す国作りの基本は孫文の三民主義です。民族・民権・民生のスローガンは、やはり多くの部分が重なりますね。

以上のことから、中国でも台湾でも一定の評価を受けているのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
よくわかりました。

お礼日時:2008/02/17 18:08

あー、ごめんなさい!



#2の方のおっしゃる通り。
義和団事件と間違えてました。
面目ない。
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この回答へのお礼

いいえ、いいえ、
ありがとうございます。
一遍で二つのことも勉強できて嬉しいです。
一石二鳥!
これからも教えて下さい。

お礼日時:2008/02/17 21:40

それはもちろん、中国や台湾の人々は評価するでしょう・・・。


清(当時の中国)が欧米諸国に半植民地化されていた時、解放を目指して戦ったわけですから。
清朝は最初彼らを後押ししていたのですが、戦況が不利になると裏切ってしまいます。
ちなみにこの時、日本は欧米諸国と連合軍を結成し、北京に軍隊を派遣しました。
そのことによって列強諸国に認められるようになるのですが、中国民衆からの反感を買うことにもなっていくのです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

大平天国が戦ったのは、反清反満ですか?反帝反植民地ですか?

というのは、中国には列強が入ったのは太平天国の前ですか?後ですか?

よくわからないので、教えて下さい。

補足日時:2008/02/17 17:49
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