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こんにちは、上棟式をすることになり、子供から質問されて、「フム?」と首をひねっています。
 1.いつ頃から餅まきをするような風習が出来たのでしょうか?
 2.どういう理由で餅まきをするようになったのでしょうか?
 3.餅まきを「せんぐまき」というのですが、「せんぐ」とは?
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

A 回答 (1件)

上棟式での餅まきは「散餅銭の儀」という災いを祓うために餅と銭をまく儀式がもとになっているそうです.


上棟式そのものは平安時代から鎌倉時代にかけて広まり,一般庶民も行うようになったのは江戸時代からだそうです.
家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり,その厄を避けるために餅や小銭をまいて他人に持って帰ってもらうという説があります.

古い時代には,家を立てるということは共同体における共同作業でした.「家を建てる=富がある」ということでその富を分け与えることで厄災(家を建てられない人の嫉妬もあると思います)を避けるために餅(神饌であり保存食でもある)や小銭(富)をまく(分配する)ことが,地域共同体の中での生活の智恵だったのでしょう.
餅や小銭ならまいても拾いやすいことも多少なりと影響しているかもしれません.塩や酒をまいても拾いにくいですからね.
上棟式の後の直会も昔は共同体の人々を招いてのもてなしでした.
餅まき1つとっても,聖と俗が表裏一体となっているんですね.

「せんぐまき」は宮崎地方独特の方言のようです.
上棟式以外では「おかげ祭」で「散供まき」が行われ,これを「せんぐまき」と呼んでいます.(参考URL)
「散供」は普通「さんく」あるいは「さんぐ」と読んで,ものを散らして供えることです.
地鎮祭などで米や酒,塩を撒くのがそうで,お供えと清めの意味があります.

以上取り止めがありませんが,多少なりと参考にしていただければ幸いです.

参考URL:http://crayon0904.cool.ne.jp/okage.htm
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この回答へのお礼

なるほど、餅まきひとつとっても、いろんな意味、伝統があるんですね。
参考になりました。
 ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/15 06:07

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