プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ピアノの練習をしております。

むずかしい曲で、結構練習して、ようやく弾けるようになったと思って、喜んで、録音してみたら、まったく違っていて、出来てなくて、愕然としました。

弾いているときは、その気になっていて、気持ちよく弾いていたのに、弾いているときに聴こえる音(曲の感じ?)と、録音して聴いたときって、なんでこんなに違うのでしょうか。
まあ、弾いているときは、弾くことに集中しているからなのかもしれませんが、でも、ここまで違うなんて。

プロのピアニストとかでもそうなのでしょうか。
これって訓練で、同じように聴けるところまでできるのでしょうか。

昔、録音装置がなかった時代、自分の演奏を自分で聴くことが出来なかったでしょ。その時代、演奏家は、こんなに違うということを認識していたのでしょうかねぇ。。。
自分で弾いて、出来たと思って弾いてみて、お客さんから、ブーイングといったトラブルとか、なかったのでしょうか。

ほんとに違います。
訓練でなんとかなるのであれば、なんとかしたいのですが。

A 回答 (4件)

>昔、録音装置がなかった時代、自分の演奏を自分で聴くことが出来なかったでしょ。

その時代、演奏家は、こんなに違うということを認識していたのでしょうかねぇ。。。
自分で弾いて、出来たと思って弾いてみて、お客さんから、ブーイングといったトラブルとか、なかったのでしょうか。

本当にその通りですね!言われてみればすごい不思議です・・・・。



昔のことは分かりませんが、私が言える意見だけ書きます。

録音してショックを受けるというのは、現在現役の演奏家ならばだれでも経験があるのではないでしょうか。
プロはプロなりに、私たちアマチュアはアマチュアなりに、録音した自分の演奏にショックを受けながら上達を目指すものだと思います。


>なんでこんなに違うのでしょうか。

技術的な能力のレベルが曲に対して十分についていないと、いっぱいいっぱいになってただ音を並べるだけ、という感じになってしまいますよね。問題点に気付く暇がない曲を弾いているという可能性はあると思います。

ためしに、技術的に余裕がある曲を録音してみてはどうですか。
今回弾いた曲とは、演奏している時と録音を聴いた時のギャップがまた違ってくるのではないでしょうか。

また、日頃から自分の音はどうか?とチェックする癖をつけることも大事だと思います。
その日始めてピアノを弾くときにいきなり全開で難曲を弾くことはしないと思いますが、ウォーミングアップのような時こそ、一番自分の音を聴くべきなんです。非常に簡単な練習の時から音を聴く癖をつけておけば、だんだん楽譜が細かくなっていっても耳がついていくようになります。



>これって訓練で、同じように聴けるところまでできるのでしょうか。

もちろんそうだと思います。


私が師事したプロの演奏家の人たちからは、自分の録音を聴いて勉強するように言われました。
いま60歳くらいの現役の演奏家の人たちは、自分たちが20代の頃には現在ほど手軽に録音をすることが出来なかったと思うのですが、DATなどが普及して高音質の録音が手軽に出来るようになると、50歳を過ぎてからでも自分の練習に導入していました。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。
録音を聞いてショックを受けるのは、多分、みなそうなのでしょうね。
でも、例えば、ベートーベンの時代とかだと、自分では自分の演奏は聞けなかったのですよね。まあ、ベートーベンクラスなら、自分の演奏に自信を持っていた(上昇志向が強ければ、決して満足しない?)かもしれませんが、その当時でも普通のピアニストはいたはずで、お客さんからブーイングをもらって、自分ではなんでなのか理解できずに悩んだ人もいたのかな、なんて勝手に想像しております。
そんな中、録音できる時代に生まれた私たちは本当に恵まれているのでしょう。

そうですね。
簡単な曲であれば、自分のイメージと録音結果とはそれほど大差はないように思います。
やっぱり、余裕を持って弾けるところまで持ち上げないといけないということなのでしょうか。
目を閉じて弾いて、自分の音に集中できるくらいまで上手になれば、差がなくなるのかもしれませんね。
普段はあまり意識しませんが、普段から自分の音を意識して聴く訓練をする必要があるのかもしれませんね。

お礼日時:2008/03/08 21:17

すいません。

またNo.3の「録音屋」なんですが…
てっきり生ピアノの録音でのお話だと思い込んでいたのですが、

>わたしの場合は、家で安物の電子ピアノを弾いております。
>で、録音機能がついていて、いわゆるMIDIデータとして鍵盤を押した感覚そのままで録音できるわけですが、

ということでしたら、安物(失礼!)の、特にちょっと古いタイプの電子ピアノだと、MIDI録音では実際に弾いた音と微妙に違う録音(というより、MIDI記録)になっているということは、あり得ますよ。

MIDI録音というのは、突き詰めて言えば「鍵盤をスイッチと考えて、スイッチがどのような順番/時間に押されていったか」ということをコンピュータがデジタルに記録に残す…再生の時には、コンピュータが記録通りに(機器の内部で)スイッチを(電気的に)動かす…という仕組みと考えて、あながち間違いではありません。
もちろん、「スイッチの押され方」の記録の中には、タッチのスピードや強さという概念も含まれるし、その時のペダル操作等も記録されています。
ただ、内部のコンピュータが記録を整理する時には、コンピュータが持っている「デジタル時計」のデータときっちりリンクさせて記録しますので、この時計の計時速度よりも細かいタイミングで鍵盤操作が行われると、コンピュータは理解できないので強制的に自分の計時データに合わせてしまいます。この時、実際の演奏と微妙に違う形で記録されてしまうことがあります。
また、キータッチのスピードや強さのパラメータも、人間が実際に弾く微妙な感じをすべて記録することはできないので、コンピュータが判別可能な数十段階くらいのパターンのうち、どれか一番近い物と解釈して勝手にそのパターンに当てはめた記録としてしまいます。
特に「あるキーを、最初はゆっくり押し始め、中程から急に強く打鍵する」なんて表現は苦手で、「ほどほどのスピードと力で打鍵した」ことにされてしまうことは、古い機種ではよくありますね。

MIDI録音の結果がイメージと違うという点については、もしかしたらそういう細かなズレが積もり積もって…ということが原因かもしれません。

もし可能なら、電子ピアノならオーディオ機器で音そのものを外部録音する端子も付いているはずなので、その電子ピアノでMIDI記録しつつ、オーディオ信号(音)として、カセットとかMDとかに録音してみて、音を直接録音した物とMIDI録音の再生音を比較してみて下さい。
音を直接録音したものなら、そうちょっと納得のいく演奏になっているかもしれません。

あと、蛇足ですが
>それはある程度の演奏レベルの方から、というのがとても面白いですよね。

もうちょっと補足すると、ズバリ「ある(低い)レベル以上、しかし次の(高い)レベル以下」という、とあるレベル幅の中の人に限って、その手の意見や苦情が多い…というイメージです。
そして、その腕前のレベルの人の演奏というのは、ほぼ似たような特徴的な傾向があるので、録音で聞いていてすぐに「あ、今日の人は文句出るぞ」とわかっちゃったりします。

どういう傾向があるのか…というのは、自分がピアノ弾きではないので、言葉で説明するのはめちゃくちゃ難しいんですけどね(^^ゞ
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。
いわゆる量子化誤差の問題ですね。
そうですね。MIDIデータとして記録したものと外部でマイクで拾ったものとで、どれだけ違うのでしょうね。
比較したことがないので、よくわかりません。
わたしは量子化はかなり細かくて、無視できるレベルだと勝手に思い込んでいましたが、ちょっと興味ありますね。
ご指摘、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/09 23:09

ピアノ弾きではなく、「録音屋」としての戯れ言で申し訳ないですが…



依頼を受けてピアノを録音すると、演奏者の方から、質問者の方が言われていることと同じ意味合いで「イメージが違う」と言われることは、良くありますね。希には、私としては「会心の出来」で録音できたのに、「マイクが悪いんじゃない?」「セッティングが悪いんじゃない?」などと言われて辛い時もありますが…(^^ゞ

うまく言えないですが、録音した時にそういう意見が出てくる方というのは、ほぼ「ある程度の演奏レベル」の方が多いという印象があります。私は自分はピアノ弾きではありませんが、何度も録音してきた結果、今では録音しながら演奏を聴いていて「あ、この人には、たぶんあとで文句言われるなぁ…」と、ほぼ前もってわかるようになってきました。

実際のところ、録音屋の目線で言えば、鍵盤側にマイクを設置するということは、まずやりません。マイクが演奏者の陰になるとか、演奏者の身体から出る音を拾ってしまう(イスの軋みとか衣擦れとか鍵盤の動作音とか)ということもありますが、なによりもひとえに音が悪いからです。
ピアノの種類や設置場所にもよるので、一概には言えないんですが、鍵盤側にマイクを据えると、傾向としては「低域が大きく、しかし早く」「高域が小さく、しかし遅く」「サスティンが短めに、しかし音の切れ目が甘く」聞こえることが多いです。
ですから、これはピアノ弾きではない私にとっては想像の範囲ですが、演奏者位置でちょうど良い?聞こえ方のピアノの録音結果を聞くと、「低域の出が悪く鈍く」「高域が大きくタイミングが早めに」「サスティンは濁って、しかし音が思ったよりプチプチ切れて」聞こえるんだろうな…と思ってます。
実際、「サスティンペダルを踏んだ時の音が汚い」とか「音がこんなにノビがないのはおかしい」という苦情は、そのクラスの演奏者の方にはよく言われますね。特に、低域は大型のピアノほど、キータッチしてから音が立ち上がるまでの時間が長く、その代わりキーを離しても少しの間余韻が残ります。逆に高域はキータッチと発音がほぼ同時ですが、キーを離した瞬間に音は消えてしまう傾向があります。ところが、鍵盤側ではこの差が少なく聞こえる…という面はありそうです。

録音装置がなかった頃のことは、正直確かなことはわかりませんが、おそらくは指導する立場の人から演奏位置と客席との音の差も含めた教えを受けていたのじゃないかな…と想像してしまいますね。
先生がこういうタッチで弾けば、客席にはこう聞こえるんだ…ということも含めて、目と耳と身体に叩き込まれていったってことじゃないでしょうか?

逆に、今では録音技術が発達して、かつ誰でも扱える身近な技術になっているわけですから、誰かから客観的な指導を受けなくても自分で確認できるということは、ある意味非常に幸せなことなのかもしれません。

録音屋の私からは、「一度、鍵盤方向からの録音と客席側からの録音を同時にやってみて、音を聞き比べてみられては?」とアドバイスさせていただきます。これはこれで、参考になるんじゃないかな…と思いますね。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。
録音屋さんの立場からのご意見、とても興味深く読ませていただきました。
せっかくいい条件で録音できたのに文句を言われる、しかも、それはある程度の演奏レベルの方から、というのがとても面白いですよね。
やっぱり、そのレベルの人はもっとうまく弾けていたはずなのに、と思っているのでしょうか。
ピアノを弾いていて、わたしもそうです。
録音聴いてみて、もっと上手に気持ちよく弾いていたのに、っていつも思います。

また、グランドピアノ(多分そうですよね。アップライトじゃないですね。当たり前か。)の録音、マイクの位置によっていろいろと違うというのも、とても興味深かったです。
わたしの場合は、家で安物の電子ピアノを弾いております。で、録音機能がついていて、いわゆるMIDIデータとして鍵盤を押した感覚そのままで録音できるわけですが、これを再生すると、まさに、ピアノに向かって座って自分が弾いているのと全く同じ状態で同じ音で再生できるでしょう。それでも全く違って聴こえます。
まあ、それだけ、まだまだ私のレベルが低いということでしょうけど。
でも、グランドピアノでの録音、とても面白く、参考になりました。
ありがとうございました。
演奏位置での音と、客席での音の違い。
プロはやはりこれを意識して演奏するのでしょうね。すごいと思いました。

お礼日時:2008/03/08 21:29

確かに、録音して聴くと違いますよね。


自分の声を録音して聴いた時も、全く違って聞こえました。
それに気が付かれたことだけでも、進歩じゃないですか。
それを何度も繰り返しているうちに
段々違和感がなくなってきて
弾いている時も、録音して聴く時の感じ(他人への聴こえ方)が予測できるようになるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。
そうですね。
気づいただけでも進歩ですよね。
自分の音に今まで以上に注意して練習してみます。

お礼日時:2008/03/08 21:31

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