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小学生4年の子供ですがピアノを弾く時の手のことで悩んでいます。これまであまり意識せず弾いていたようですが、左手の3.4.5の指で弾く時、1.2.の指が上がってきて天井の方を向いてしまいます。同じように1.3.5で和音を弾く時も2の指がまっすぐ上のほうに立ってしまいます。本人はなんとか治そうとするのですがどうしてもなってしまうと少しイライラしています。あまりうるさく言わない方がいいと思うですが、クセがついてしまってもっと後で苦労するかと思うとつい言ってしまいます。どのような練習をしたら、もしくはどのように指導すればいいか教えていただきたいです。ちなみに私が自宅で教えています。

A 回答 (8件)

再びNo.4です。



「力を抜く」という表現法ですが、実際その生徒さんの弾いている姿を
拝見しないとちゃんとした答えにならないかもしれませんので
あくまでも参考にしていただけたら、と思います。

タッチに関して注意したいときは
私はいつも手首や指だけではなく体全体を見ます。

そうすると大概、肩か手首に力が入っている場合が多いです。
中には肘が内側に入ってしまう場合もあります。

しかしどの場合にもよく使う表現…というか方法は

(1)まず力が入ってしまう方の腕全体を(お子さんの場合は左ですね)
椅子に座ったままで肩から指先まで力を抜いた状態にして「ぶら~ん」としてみて、といいます。

(2)そうすると肩、肘、手首はまっすぐ下を向きますが指の先だけは少し丸みを持った状態になりますよね。
そうしたらそのまま手を鍵盤に乗せます。(腕の関節は大体90℃くらいで)

(3)その時ちょうど手を握ったときに出る骨が山になっていると思いますが
そこを軸にして指をまっすぐ上に上げます。

(4)そしてそのままその指を下ろしたときに打鍵します。

とここで打鍵の瞬間、力を入れたために問題の左1,2が上がってしまうと思いますが…

例えば左5だけ打鍵したら1,2が上がってしまった。
そうしたらそのまま5を鍵盤に抑えたまま1、2の指が自然な(3)の時の
形になるように力を抜く時間を少し取って元の形に戻します。
これは1,3,5の和音のときも2が下がるまで力を抜く時間を取る…。

ちょっと根気の要る作業ですが「クセ」というのはどんなものでも取るときは
とても大変ですよね^^;
もしお子さん自身がそれを苦痛になるようであれば…

お子さんの手をtenten0325の手首の上に乗せた状態で
実際にtenten0325さん自身が「手首に力の入った状態」と「手首の力が抜けた状態」の
両方をして「違いが出る」ということをわからせてあげるのも1つの手だと思います。

この場合は教材・曲はどれでも共通しているので「この曲だから」とか
「この教材だから」というのは関係ないと思います。

長々と書いてしまいましたが文章ではうまくお伝えできなかったかもしれません。
クセを取るのは大変ですし、直すのには根気が要ります。
前にも書きましたがこの作業が苦痛でピアノを嫌いになってしまうのはかわいそうですが
せっかくお子さんが「何とか直そう」というお気持ちがあるようなので
いろいろ試してみて最良の方法が見つかるといいですね。

長文失礼致しました。
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この回答へのお礼

長文なんてとんでもないです。大変わかりやすいご説明で本当にうれしいです。もうひとつもしよろしければ教えてください。八分音符の連音を弾く時(たとえばブルグミュラーのアラベスクの最初のラシドシラ)に音が転んでしまうというのも指や腕に力が入っている証拠なのでしょうか?同じように力を抜きながらゆっくり弾くしかないのですよね。すみません、もしお時間あればで結構です。

お礼日時:2008/03/15 19:22

見てないのでなんとも言えませんが…もし見当外れだったらごめんなさい。


手を丸くとか、関節を曲げるという言い方よりも、指先のどこを使って鍵盤を押すのか、というところから入るのはどうですか?
一番先の、爪に近いポイントで弾くのか、その少し内側か、それとも指の腹の近くで弾くのか。コレで音色に変化が出ますよね。指先のポイントで弾こうとすると、自然と全ての指がカーブして下を向くんじゃないかと思うのですが…
あとは、手首と肘。手首は、上下よりもむしろ横の動きを意識する。横を意識しだすと、自然と肘も柔らかくなる、というか中に入り込まなくなるんじゃないかと思うんですが…
参考にならなかったらごめんなさい。
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根気が必要ですが有用な方法をひとつ。


例えば5の指で鍵盤を押したまま他の4本で適当に弾く、3~5の指をすべて押したまま(例えばmi-fa-so)1と2の指で交互に弾く(do-re-do-re
など)、等々試してみてください。注意することは押している指に力が溜まらないように弾く指ともども手首を使って一音ずつ力を抜きながら弾くことです。
指が上がってしまう原因はほとんどの場合脱力のしかたを教えられていないからです。きちんと習ってくださいね。
もう一つ大切なことは指の関節の内側の筋肉を強くすることです。手を丸くして全部の関節でモノを掴むのではなく、指を伸ばしたまま一カ所の関節だけでモノを掴む感覚です。すると手は丸くではなく三角になるはず。
オレは「三角おにぎりを作る時の形は?」と言っています。
以上参考になれば幸いです。
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こんにちは。

No.4です。

>音が転んでしまうというのも指や腕に力が入っている証拠なのでしょうか?

これは本当に弾いているところを実際見てみないとわからないのですが
私が生徒を何人か見ていたなかからの感想を書かせていただきます。

単純に転んでしまうのは指が弱い、というのがまず考えられると思います。
確かに力が入ってしまう…というのもあると思いますがそれも本来は指が
(というか手の筋肉、でしょうか??)強くないことから起きることだと思います。

>同じように力を抜きながらゆっくり弾くしかないのですよね。

もちろん速いパッセージを弾くときにはまずはゆっくり弾く事も大切だと思います。

質問やお礼を拝読させていただいていて思ったのですが…
今小学4年生ということはこの春から5年生ということですよね。
こればかりは本当にご両親とお子さん本人のお考えによると思いますが…。

(1)ピアノを弾くことが好きでよい演奏がしたいのか。
(2)好きな曲を好きなように弾いているのがいいのか。

このどちらなのでしょうか?
というのは…実は私自身が中3の夏までほとんど趣味に近い状態の
それこそ基礎練習なんて何もしていない状態でいきなり音楽科の高校を
受験するといい、両親も先生にも大変迷惑をかけて私自身もとても苦労しました。
そのくせ自分の思った音高に入りたかったので「ハノン」を1~20まで
左手2回右手1回両手で一回を毎日の練習の前にしてから曲の練習…
というかなり過酷なことをして1年仮面浪人してその音大の附属高に入りました。

私の生徒で今、私立中を受験するはずだった生徒があまりにもピアノを弾いている様子が
他の生徒と違ったので小3くらいから少しずつ話しを詰めていったら
現在5年生で「私立中は受けないで音楽科の高校に行く」と自分で決めた子がいます。
ご両親さまも最初は悩まれていましたが今は音楽科の進学を考えていらっしゃるようです。

長くなりましたが私のように本当はピアノを専門にやりたかったのに
後になって苦労するのを自分の生徒さんにはさせたくなかったのです。
もちろん音高、音大に進むことのみがいいとは限りません。
しかしちゃんと弾きたいと思ったときに年齢が遅かったというのは本当に大変です。

先ほど書いた(2)の場合は特に指の形などはある程度許せる範囲に留めておいて
好きな曲をたくさん弾くことに重点を置いて行くほうがtenten0325さんも
お子さんも楽しく取り組めると思います。
ただ(1)のように「良い演奏」が(という表現もいいものではないかもしれませんが)
できるようになりたい!と思っているであればそろそろ5年生にもなることだし
きちんとレッスンしていく方がいいかと思います。

タッチについては下記のURLにある「ジョセフ=レヴィーン ピアノ奏法の基礎」が
とても参考になります。
薄い本ですが無駄のない、そして昔やった「ボールの形」の手ではなく
本来のタッチについて書かれていますのでご参考にしてください。

ごめんなさい。思い入れが出てしまったのか
またもや長文になってしまい、若輩者が失礼致しました。

参考URL:http://m0ne.s16.xrea.com/bible.html
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この回答へのお礼

rav0626さま、今回もご丁寧にご回答いただき本当にありがとうございました。わが子はたぶんまだ(1)と(2)の間くらいだと思っております。この判断はとても大事だと私も思っていましたので、本人の意思によってはきちんとした先生に習わせようと思っています。紹介いただいた本も早速読んでみようと思います。このたびは何度もお忙しいのにご意見いただき感謝します。

お礼日時:2008/03/16 19:18

まだまだベテランの域ではない者ですがピアノ教師をしています。



他の回答者さんもおっしゃっているとおりに小学校4年生の段階では
あまり指の形のみにとらわれなくてもいいと思います。
今は正しく楽譜を読み、音楽をどう感じるか。
なので選曲も大事だと思います。

ただ状況を拝読させていただいた限りではきっと普段使わない左手だと
(左利きではないと仮定して…)右手より必要以上の力が入って
しまったことによって1,2指が上に向いてしまっていると思います。
特に左手の3,4,5は誰でも元々弱い指ですから音を出そう、と思って
腕や手首に力が入ってしまうのだと思います。

私は「指の訓練」は小5年位からでいいと思いますが「力を抜く」ことは
小さい子にも気を使っています。

確かに指のクセを直すことでピアノを弾くことが苦痛になってしまう
生徒さんが多いと聞きます。
それではせっかくピアノが好きなのにかわいそうだな…と思います。
まずは楽譜をよく読み、リズム感を表現できるようにして…
その後、本当にピアノを弾いていきたいということであれば
それから訓練するのでも遅くはないと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。図々しいご質問ですが、「力を抜く」ということについて具体的にどのような表現で子供に言っておられますか?よろしければ教えていただきたいです。

お礼日時:2008/03/14 14:25

ピアノを教える立場ではなく、弾く側からの立場での経験的な回答です。



私の経験としては、小学低学年の頃にピアノ教室に通っていて、
指の形の注意を毎回され、うんざりして教室をやめたことがありました。

ただ誰でもしっている曲を数曲程度弾きたかっただけなのですが、
指の練習曲と弾くときの指の順番や形ばかり意識させられて、
ピアノを弾くというより弾き方を暗記するという感じでした。
別に演奏家になりたいというわけではなく、効率的な成長を望まない私にとっては、
弾きたいと思った曲を弾きたいがままに弾くことが一番の楽しみでした。

当時は指もそれほど長くはなく、小指を曲げようとすると、
薬指も一緒に仲良くまがってました。
それでも、自分が好きと思ったことにはずっと熱中できる性格だったので、
練習量はあったとおもいます。多いときで休日1日8時間くらい弾いてました。

手の形は、理想とはほどとおかったかもしれないのですが、
目を閉じても鍵盤の位置は正確に把握できました。
手の形を意識したり、楽譜を見たりしなかったので、
自分の弾く音色やテンポに集中でき、自分の弾いてみたいと思い描いた感じで
弾けているか弾けていないかがわざわざ録音しなくても聞き分けれるようになってました。

いまでも指の形は自分が弾きやすい形なのですが、
指が上がってきて天井の方を向いてしまうようなことはなく、
小指を曲げても薬指はもう一緒に曲がったりしません。
これは経験的になのですが、指の動きや形はある程度、練習量がない段階では
指が発達していないため、意識しても苦痛になるだけとおもいます。

指の動きや形は練習量があれば、カバーできると思います。
ただ、クセがついてしまってもっと後で苦労すると思うことがひとつ思い当たります。

それは、弾くときの指順です。
ピアノ教室をやめてからは、家にピアノがあったので独学で弾いてました.
その頃に弾いていた曲の楽譜の指順ではなく、その頃に弾きやすかった指順で弾いていたため、
後でなおしたのですが、楽譜を見ながら訓練したので少し手間がかかりました。
でも、なおそうと意識した頃(高校3年くらい)には、もう指もしっかり動かせることができたので
ある程度の時間をかければどの曲も修正可能でした。

私の経験をまとめてみれば、以下のようになります。

練習曲:弾きたい曲のみ。(私の場合は主にショパンとリストでした)
練習量:やりたいだけ、気が済むまで
指の練習:弾きたい曲を通して弾くには、必要に応じて自発的に練習するようになる。
指の向き:練習してくれば指に余分な力がはいらなくなってくる
手の形:自分が演奏しやすい形が理想とおもっています。
指順:指が動くようになれば、修正も困難ではない。
重用と思うこと:楽しむ気持ち。そのためには自分の弾く音色を感じることができるようになることとおもいます。

最後に、効率性重視の単調な指の練習曲の繰り返しは必要でないタイミングで行わせると
弾きたいと思う気持ちと、弾こうとする自発性を損なう可能性があるため細心の注意が必要と思います。

指が発達していない段階での「動き」、「形」は、子供ができない部分を指導側が理解し、
認めてあげる程度にとどめておくことがまず必要と思います。すぐには改善できない部分なので、
「やろうとしてもできない」、「やりたくてもできない」という気持ちを先生に解っていてもらえると
思えるだけで、できないことに対するストレスがかなり低減されると思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。その通りですね。私も楽しんでやってもらうことを第一にしたいので「少しづつ直そうね」と言っている反面口うるさく「指、指」と言ってしまいます。長い目で見ていこうと思います。

お礼日時:2008/03/13 13:27

ピアノ教師です。

それはよくあるケースで、4年生レベルならそれほど心配は無いと思います。今は楽譜を正しく読むことに重点を置いたほうがいいからです。
もう一つ心配が要らない理由が下のようになります。
指が天井を向くのなら、天井を向いたら弾けない曲を与えます。プロ教師の元には膨大な楽譜のストックがあり、その中から生徒に合ったものを与えます。その中には、「特定の指が天井を向いたら演奏不可能な曲」がありますからそれを与えるわけです。お決まりのテキストを順番にやっているとこのような柔軟な指導ができないということになります。教師のやり方に生徒を合わせるのではなく、生徒に合った教材を与える、ということでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。教材研究を自分なりにしてみます。

お礼日時:2008/03/13 13:28

私がピアノの先生にやられた方法ですが…



綿をまるめて手に握ります
で、手が動く程度に手に縛り付ける…
帽子のゴム程度の緩いゴムで止めた記憶があります。

卵を握るような形 ってやつですね。

とにかく意識して直す方法でした。

でも、本人がそれを直すほどピアノの演奏を重要だと思っているのか?
そっちの方が問題かもしれません。

さらに言うならば…基本は基本で大事ですが
自己流ならではの天才ということもありますから。
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この回答へのお礼

そうですね。私の性格が完璧主義なのでどうしても「こうでないと」という意気込みが相手に伝わって、楽しくから遠ざかっていたように思います。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/13 13:31

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