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先日、グレープジュースを布にこぼしてしまい、急いで洗濯しました。
その時ジュースの染み(紫色)に洗剤を使用したところ、色が青緑色に変化し、
その後漂白剤をかけると元に近い色になりました。

洗剤が弱アルカリ性、漂白剤が酸性だったので、それらが関係しているのかな?と思いましたが
もう少し詳しいことが知りたくなりました。
解説していただけると嬉しいです。

A 回答 (2件)

リトマス試験紙というのをご存知でしょうか。


酸性で赤、アルカリ性で青に変色する色素を使っています。
植物色素には酸性、アルカリ性で色の変わるものがあります。リトマス試験紙に使っている色素も植物色素です。ある種のコケに含まれている色素だということです。
ぶどうジュースも酸性、アルカリ性で色が変わります。ブドウジュースは酢っぱいですから酸性です。赤紫色(皮の部分に色)は酸性のときの色です。アルカリ性にすると緑になります。酢を加えて酸性にすると赤紫に戻ります。紫キャベツの汁や紫蘇の葉っぱの汁でも同じように変わります。紫蘇は梅干の着色に使っていますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、リトマス試験紙と同じ色素だったんですね!
他の植物にも含まれているということで、思わず紫蘇についても調べてしまいました。
食べ物の化学も面白いですね。興味が沸きました。
わかりやすい解説、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/25 01:35

#1のお答えの色素をまとめてアントシアン、アントシアニンと呼びます。

↓wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3% …
(化学式の色の説明がドイツ語で書いてある、拡大図で見ると読めます、rot:赤、fablos:無色、blau:青、purpur:紫、gelb:黄色)
水溶性の色素として有名で、酸性では赤~赤紫、アルカリ性では黄色~緑~青の色が特徴的です。
#1のお答えにある紫キャベツや朝顔の花の絞り汁が非常に有名です。特に「青い薔薇」はアントシアンでしかできないので遺伝子工学でこの色素を導入した薔薇が作られました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
リンク先にアントシアニンが含まれている植物が色々載っていて、面白かったです。
朝顔が酸性、アルカリ性で色が変化することは知っていたので、同じだとわかり勉強になりました。
同じ酸性、アルカリ性の中でもレベルによって色が違ってくるんですね。
詳しい説明ありがとうございました!

お礼日時:2008/03/25 01:43

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