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天皇陛下(または皇族)は崩御された後、どのような「あの世」へ行くことになっているのでしょうか?一般の日本人は仏教の影響(?)で、三途の川を渡って極楽浄土へ、といったイメージがありますが、皇室は神道なので当然違いますよね?また、天照大神に直接連なる以上、一般の神道信徒とも全く別格の道が用意されているかと推察します。皇室の祖霊になるのでしょうか?それは具体的にどのような過程をたどるのでしょうか?古事記に出てくるような黄泉平坂を越えたり、仏教の中有に相当するような宙ぶらりんの期間があったりするのでしょうか?お詳しい方がいらしたら、ご教示下さい。参考文献なども教えて頂けると大変勉強になります。どうぞよろしくお願い致しますm( _ _ )m

A 回答 (3件)

 天皇家の歴史は長く、国家の宗教政策の影響もあり、変遷があります。



 古墳時代は、神話のイメージだから、黄泉平坂を越えて黄泉の国でしょうか。

 藤原京の時代には、古墳は小型化し火葬も行なわれるようになります。

 奈良時代には、仏教による鎮護国家の影響により、平安時代は貴族社会一般の浄土思想の影響も受け、神道と仏教が混合し、神道の神を仏教の仏と同じものと考える本土地垂迹説も説かれ、神道と一体となった仏教の時代が江戸時代の終わりまで続きます。
 京都の泉湧寺は、後光厳天皇(1374年没。北朝の天皇のため明治になって正統から除外?)から孝明天皇(121代、1867年没)に至るまで皇室の菩提寺となっていました。

 明治時代になって、天皇を日本の主権者とし、その独立性を確保するため、仏教から神道を分離し廃仏毀釈を行い、国家神道を作り出しました。そのため明治以後の天皇は神道によって祭られています。
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この回答へのお礼

>sudacyuさま

丁寧なご回答、ありがとうございます!

そうですね。奈良の大仏の聖武天皇なんて、まさに純然たる仏教式の「あの世」を想像しながら崩御されたんでしょうね。

今の天皇陛下は神道として、はてさてどんな「あの世」が待ち受けてるんでしょう。。。。

お礼日時:2008/04/18 18:55

死後の世界として、どういうストーリーが用意されているのかということでしょうか。


一般の神道信徒の場合も、仏様になるのでなく神様になるのでしょう。
戒名でなくて、何々の命(みこと)と名前が付きますし、お墓の形式も若干異なる。
(うちは半分神道です)

皇室の場合は「皇室神道」・・・・
ただですね、『文藝春秋』だか何かその種の本で以前に読んだ記憶では、皇族の方(女性だったか?)が亡くなったときに、お棺に入れるのを御船入りと言うそうですが、そのときに仏教系のもの、経文?か何かの紙を入れた思い出話が出ていました。
インタビューした人も、それは意外、というようなコメントを書いていたと思います。
まあ、天皇陛下となると別かもしれませんが・・・・。

大喪の礼
あたりから調べてみるのはいかがでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%96%AA% …
こちらは「大葬」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%91%AC

とぐぐっているうちに、そういえば「もがり」という言葉がありましたね。
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A9%E7%9A …

結論が出なくてすみません。
関連しそうなキーワードから本を探してみたらいいのでは?
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_b?__mk_ja_JP …
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この回答へのお礼

>gallinaさま

ありがとうございます!
そうです。まさしく「死後の世界のストーリー」が知りたいのです!

仏教は俗説やインド系説話の混交も含め、三途の川や死出の山、閻魔様に極楽浄土と、様々なストーリーがビジュアル的にも用意されていますが、神道、それも天皇陛下ともなるとどうなのだろう?と疑問に思いまして。

仏教系の経文を入れるのは興味深いですね!
そうですね。本や論文、いろいろさがしてみます。ありがとうございました!

お礼日時:2008/04/18 18:47

黄泉の国へ行きます。


あなたも私もお隣の方も皆黄泉の国へ行くのです。
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この回答へのお礼

>PENPENMAKKYさま
回答ありがとうございます。
大嘗祭の解説などから察するに、個人の霊として黄泉の国に行って終わりなのではなく、天皇家の祖霊として1つになるのかなー、そしてそれは次の代の天皇にまた宿ることになってるのかなー、みたいなことを考えてるところです。

お礼日時:2008/04/18 18:37

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