プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

プロ野球やメジャーリーグの放送で、当然のごとく解説者がつきますがなかなか納得のいく解説者がおりません。どうでもいいような場面でくどくど分りきっている解説が多く、よく言われるように解説者不在でも楽しめてしまうかなと思ってもしまいます。名選手必ずしも名監督にあらずでプロ野球OBが解説に向いている、資質があるとは限りません。共通して言えるのは、やや勉強不足、自分の経験がメイン、盛り上げ方にメリハリがないなどが目につき腰かけ的すぎます。あまた解説者がいる中で、納得できる理想の解説者はどのような資質が求められと思いますか。

A 回答 (4件)

私は、メジャー解説の長谷川氏が好きですね。

私はメジャーの選手はほとんど知らないので長谷川氏が「この選手はこんな選手で・・・」と説明されるとへーと楽しめます。ただし、メジャーに詳しい視聴者からすると「そんなこと知ってるよ、クドいんだよ!」となるのかもしれません。
ただ、個人的な見解ですが、「その競技のことについてよく知らない人に対して分かりやすいことをいう」のが本来の解説者の役割ではないかなと思います。ただ、理由はどうあれ、解説者はやはりそのスポーツのOBであるべきだとは思います。やはり同じ舞台に立った人ではないと分からないことが多くあると思いますので。
そうそう、あと栗山氏の解説も非常に分かりやすくていいと思います。

そういう意味で理想の解説者、というか解説が上手すぎるのが増田明美女史ですね。経験者ならではのランナーの心理と駆け引きから天候や路面などのコンディションまでも読み取って鋭い解説をし、しかも選手ひとりひとりについて驚くほど調べています。あまりに彼女が解説が上手すぎるので、女子マラソンで他の人が解説になると「つまらん」と感じるほどです。

サッカーとなると野球以上にプアーな状況ですね。いいなと思うのは宮沢ミッシェル氏くらいでしょうか。日本代表の試合がテレ朝でやると恐怖の角澤&松木コンビになります。これに川平慈英が加わるとコンビがコンボに変わります。実況にならない実況、どこも解説にならない絶叫が加わりサッカー中継は阿鼻叫喚の様相を呈するのですが、いつもこのコンビで放送されているところを見ると意外に世間の視聴者は彼らを支持しているということでしょう。

しかし解説者以上にプアーな状況は実は実況アナウンサーですよ。みんなひたすら絶叫すりゃあいいと思っていますから困ったもんです。まともなのはNHKのベテランアナウンサーくらいです。彼らは静かな状況のときはテンションを低く、盛り上がったらテンションを上げるというメリハリをコントロールできますが、民放アナはひたすらテンションあげまくりのナントカのひとつ覚えです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
 最近思うのですが、解説はその競技をよく知っていると意味での説明的な解説であるべきか、あるいは視聴者を意識したエンターティメント性が優先されるべきなのか、少し考えてしまいます。両方が上手くバランスが取れていれば最もよいのでしょうが。競技に詳しい人から詳しくない人まで、万人に納得させる解説はほとんど不可能と思えます。しかし、何と自己満足に近い解説者が多いのかとがっかりしていまいます。試合まで興味を半減させます。アナウンサーも「なるほど」と追従するような相槌をうちます。局側も解説者の資質に任せるのではなく、プロの放送局として蓄積してきた“解説”のノウハウを伝授すべきでしょう。その中には、【エンターティメント】のプログラムもあるべきではないでしょうか。また、解説者もアナウンサーとの呼吸、掛け合い、役割がどれだけ視聴者にとって大事か勉強してほしいと思うのです。
 よくない解説者には共通するキーワードがあります。球種の予測をする。結果論を多く用いる。コースに逆らわないバッティング。逆球。アナウンサーの問いかけに対して、「というよりも」と反発的な慣用句を使うなどです。解説をそれらしく言わねばならない脅迫観念がある人に多い傾向性です。
 長谷川氏の解説は、おしゃべりですがエピソードをふんだんに織り込みますので、退屈しませんし、選手に親近感を与える解説をしてくれます。一方、アナウンサーで自分の個性を出しながら解説者の長所をひきだせるのは、NHKの森中アナウンサーとフジTVの三宅アナウンサーぐらいかな。解説者に追随するのと長所を引き出す…、この差は大きい。

お礼日時:2008/04/29 22:01

むかしはシロートも解説したんです。


大和球士(やまと・きゅうし)って名前でしたが、
ゲスト解説者に元プロ野球選手がつくと惨澹たるもんでした。
アナウンサーが水を向けても、
「いやいや、せっかく元プロ選手にお越しいただいてるんだから」
とじぶんは何も言わない。初めから終わりまでこの調子。
このひと、戦前は、(やまと・だまし)だったんですね。
西鉄黄金時代の三原監督をカンカンに怒らせたのが、
そのころ「わかりやすさ」で売り出しちゅうの佐々木信也。
「わかりきったことをもっともらしく言って!」
野球知識のないファンを喜ばせたいなら、「大和球士」でじゅうぶん。
クロートの解説であるからには、
その世界で血を流してきた者ならではの知識を披露してもらわないと。
そういう観点から、及第点は、野村。
それから私好みかもしれないけれど、有田。
どちらもキャッチャーであることが、なるほどと思わせます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 総じて捕手出身の監督は、名監督の域に達する人が多いように思います。逆に思い込みが激しいのが投手出身の監督です。捕手出身の監督は冷静にチームを分析し、戦略性を身につけてきた習性が、監督で活かされるのかも知れません。投手出身の監督は、例外があるにせよ傾向としてはチーム力を投手中心に片寄り過ぎ、打撃力、守備力、機動性、チームワークの価値を投手力に比べてやや軽く見がちです。バランスに欠けるのかも知れませんね。
 打撃はみずものとよく言われますが、長いペナントレースでは、やはり高度なバランスがものをいいます。日本シリーズのような短期決戦はもちろん投手力と士気の高さが決め手でしょう。私が個人的にいい解説者と思うのは人間的に好きではありませんが、落合監督の解説でした。分析的なきらいはありましたが、何という戦略的視点、繊細さと大胆さを持ち深い読みと思ったものです。「次はスライダーでしょう」という予測はせず、「ここはスライダーであるべき」というような解説でした。野村監督もボヤキが揶揄されましたが、それは問題ではなく独特の人間観に基づく解説は説得力がありました。
 現在は、素人ぽい解説をするものの謙虚な与田剛と新しい見方を展開してくれる伊東勤が少しだけ可能性を残していると思うのです。

お礼日時:2008/04/28 23:50

>納得できる理想の解説者はどのような資質が求められと思いますか。



・ルールを正しく解説できること
・その競技を知らない人にその競技の面白さを伝えることができること

この2つですね。

その意味で私の知る最高の解説者はカーリング解説の小林宏さんです。

野球では…正直言っていないですねぇ。
一度、イタリアとかオランダの野球中継見てみたいです。
おそらく野球がメジャースポーツとは言えないお国柄、
どんな風に実況・解説しているんでしょうね?
(見られたとしても言葉が分からないだろうから分からないままだと思うけど^_^;)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
△ルールを正しく解説できること
△その競技を知らないひとにその競技の面白さを伝えることができること。
 まったく賛成です。これに唯我独尊に陥らないこと。アナウンサーとの呼吸を大事にすること。スタンドの観客と視聴者が今、何が最も知りたいかを意識するなどを勉強していけば、少しはいい方向に行くかも知れません。また、これに試合全体としての戦略性やストリー性を取り入れ、自分なりの構成を描ければ言うことないのですが…。
 他の競技でいいと思ったのは、名前は忘れましたが、アイススケートのかっての名選手(男性)だった人です。とても論理的で選手の見えない努力やエピソードをふんだんに取り入れ、アナウンサーに反発するのではなく、いったん受け入れ更に専門的に解説していました。聞いていて選手にドラマがあることを感じましたし、選手の見る目を変えさせるほど構成と神経が行き届いており、事前の取材の豊富さとまとめ方、それに視聴者に伝える真摯な姿勢が伝わってきました。
 

お礼日時:2008/04/27 23:58

僕は巨人ファンなんで日テレの解説限定になってしまいますが。



>くどくど分りきっている解説が多く
見てる人の中には野球の知識が浅い人もいるんで仕方ないんじゃないでしょうか。
色んな人が見てるという前提ならやっぱりそれなりの成績を残した名選手の解説がベターだと思います。
もちろん質問者さんが言うように元選手じゃなくても的確に解説出来る人もいるとは思いますが、そこはテレビ放送なんで視聴率なんかも関わってきて色々あるんじゃないかと思います。

確かにつまんない解説もありますよね。
そういう時は僕は副音声がやってれば副音声で聴いたりしてます。

>盛り上げ方にメリハリがない
これはアナウンサーがやればいいんじゃないでしょうか。

>納得できる理想の解説者
これは聴く人によって誰が理想と感じるか全然違うんじゃないでしょうか。

僕的には解説者よりも球場内のファンの太鼓やラッパの音が嫌です。
メジャーみたいな方がいいです。
前に巨人戦で鳴り物禁止の試合があって長嶋監督が『球音を楽しむ』って言ってましたが、僕は大いに賛成です。
プレイに対する拍手や歓声、バッティングの音等も聞こえていいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

色々参考になります。
局側に解説者として適性とか資質を問うような基準であるのでしょうかね。確かにエンターテイメント性よりも有名選手が採用の大きな基準になっているのかも知れません。有名選手だった方が説得力があるように感じる人が多いでしょうしね。局側は解説者による視聴者の満足度を把握しているのか疑問です。
 メジャーでは、選手のエピソードや近況を取り入れたり、時には社会的視点を紹介したり、スタンドのプラカード、観客の表情を捉えてコメントしたり、おかしな判定をカメラでズームインしてコメントしたりで、解説者がエンターテイメント性をかなり意識しています。アナウンサーとの呼吸も視聴者を飽きさせない工夫が考えられています。日本は概してどの局もワンパターンで工夫と勉強が足りないのは一目瞭然です。

お礼日時:2008/04/27 23:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!