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先だって、他の方の”質問:現代日本人の二千年前の先祖は何人?”に関して調べていて気になったのですが、最後の氷河期のピークが、1万5000年前で、日本に旧石器人が陸伝いに到達したのが2万年前、氷河期が終わった8000年前から、縄文が始まり、6000年前が暖かさのピーク、4000年前に寒さのぶり返しが来て、2千300年頃に稲作や鉄器が伝来してますので、また、この頃、海面が下がって、陸続きに近い状態になっていたようです、氷河期が終わってからも、何度も、寒暖を繰り返しているようなのですが、次の寒期は、いつ頃くるのでしょうか?、なんだか、パターンがある様なのですが、レンジがおおきすぎてよくわかりません。諸説ありそうですが、次の氷河期の時期も判れば教えてください。

A 回答 (2件)

氷期の到来のリズムを決めているのは、ユーゴスラビアの研究者ミランコビッチが考えた「ミランコビッチ=サイクル」というものです。


そこでは、地球と太陽の平均距離(離心率の変化)、どの緯度が太陽に直面するか(地軸の傾き)、南半球と北半球のどちらの夏が太陽に近いか(歳差運動)の3つが大きな要素になって、地球の(特に陸地が多く、氷河が発達しやすい北半球)にやってくる熱量が周期的に変動することが示されています。
この周期がおおよそ10万年、4万年、2万年になり、それらが複合したものが氷期-間氷期のサイクルとなります。

この結果、氷期に進行していく際には、寒暖を繰り返しながら徐々に寒くなり、暖かくなるときは、急激に暖かくなることがシミュレートされ、深海底堆積物から復元される氷期-間氷期の変動もそのようになっていることが確認されています。

第四紀の間にも少なくとも7回以上の(どこまで細かく見るかですが)氷期が繰り返し訪れています。後氷期の最暖期(ヒプシサーマル)が7000~5000年前であり、ミランコビッチサイクルの周期とを考えると、本格的な氷期のモード(7度近い平均気温の低下)に入るまでは、まだ1万年以上の時間が必要となると思います。

ただし、相対的に温暖な時期であっても、寒暖は繰り返します。たとえば江戸時代の三大飢饉が起きた時代は、世界的に寒冷な時期であり「小氷期」と呼ばれています。ロンドンではテムズ川が全面結氷し、アルプスでは氷河が前進したことが記録に残っています。こうした程度の寒冷化(平均気温が2~3度低下)は、数百年の周期で起こります。この程度の寒冷化は”自然状態であれば”すぐに起こってもおかしくないと思います。

 #でも、当面は地球温暖化の方が問題ですね。
 #IPCCも人間活動によって温暖化したことを認めた報告書を出しましたし。
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この回答へのお礼

お礼が遅れましたが、たいへん参考になりました。
本格的な氷河期には、まだ時間があるとの事、
多少、安心しました。
上手く2酸化炭素濃度をコントロールして
温暖化も氷河期もクリアーできると良いですねぇ・・・
利害関係もあるでしょうが、人類全体で
取り組めれば道が開けるように思いました。
ありがとうございました!

お礼日時:2001/03/13 16:12

直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「地球環境科学大講座」
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第四紀には4回も氷河期が到来
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さらに、
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/sc …
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/kikouhnd.htm
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次ぎの氷河期が5000年以内には来るとしていて
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ご参考まで。

参考URL:http://www.sc.niigata-u.ac.jp/environment/as/ter …
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この回答へのお礼

お礼が遅れましたが、たいへん参考になりました。
次の氷河期は、5000年以内とのこと
50年後かもと考えると怖いですね。
ご紹介頂いた、URL面白かったです
判りやすくて楽しめました!

ありがとうございました!

お礼日時:2001/03/13 16:16

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