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現在中一の男子です。
将来は臨床心理士になりたいと思っているのですが
小さい頃から学者になるのが夢だったので心理学者にもなりたいですし
同じく小さい頃からの夢で医師にもなりたいのです。

臨床心理士受験資格は大学院卒なわけですから博士課程で博士号をとって臨床心理士になる、心理学者兼臨床心理士になれるわけですが
医師免許は6年制の医学部あるいは医大に行かないといけません。
医学部などに行って医師免許を取得して二年の臨床経験を得て臨床心理士になる事もできますが学者ではありません。

そこで医学部を卒業した後心理学系の大学院の博士課程に行き
臨床心理士になろうかと思っているのですが
そんな事が可能なのでしょうか?

それと僕は将来的にはアメリカなど海外の学校に行きたいのです
アメリカ(できればイギリスなども)でも同じ事が可能でしょうか?

A 回答 (1件)

中一でここまでしっかり調べて知識を持っているのは立派ですね。


なりたいものをすでに明確に定めているんですね。余談ですが、
あなたよりもっと年上のいい大人なのに、臨床心理士になる方法を
自分で調べないで平気で人に聞いている人間もいますからね。

ただ、残念ですがちょっと間違えている部分もあります。
臨床心理士の受験資格をこちらでよく見直してみてください。
http://www4.ocn.ne.jp/~jcbcp/siken.html

まず、大学院修了といっても臨床心理士になるために「博士号」まで
とる必要はありません。「修士課程」もしくは大学によっては
「博士前期課程」という名称になりますが、博士課程にいく前の段階で
十分です。資格認定協会が「第一種」「第二種」に指定した院に限られますが。

それと、どんな学問についても、博士号取得の院卒=全員学者、とも
限らないんですよ。博士号を持っていても、学者や研究職ではない仕事に
就いている人、企業で働く人もたくさんいます。研究をメインに
しているという意味では、大学院生も「学者のはしくれ」とも
広い意味ではいえますが、一般的には学者とは、修士・博士の学位を
とったうえで、かつ教育機関(大学・大学院の教員)・研究機関に入って
研究活動を仕事とすることではじめて「学者」という職業になります。

臨床心理士も同じです。臨床心理士の資格を継続するためには
研究活動も行う必要がありますが、病院などで働くカウンセラーが
治療した事例をもとに論文を書いてもいいわけです。臨床心理士は
「研究者」としての自覚ももつべき、と臨床心理士の団体では
言われていますが、あくまで「研究者でもあるという態度を身に
付けなさい」という範囲のものであり、必ずしも「職業としての学者」
じゃなくてもいいのです。だから、医学部を出て心理系の大学院を出ても、
研究機関・教育機関に入れなければ「学者」とはいえないんですね。

海外留学については、受験資格を見直してみてください。
日本の大学と同じレベルの勉強や臨床経験があれば、日本で
「臨床心理士」の資格がとれます。ただ、海外の資格や海外での
心理臨床の事情となると、資格の種類も多ければ、国によっても
制度が違うので、その国の事情を個別によく確かめる必要があります。
ちなみに、私の知人は日本の大学を卒業後、アメリカ留学で心理学を
学び、帰国後臨床心理士の資格をとりました。「臨床心理士」としての
仕事をしながら、ある大学院で「研究職」も兼業しています。

ちなみに、医学部から心理系大学院へ入ること自体は十分可能でも、
院では大学4年分の心理学の知識があって当たり前になるので、
他学部から入る人は心理学部4年分の基礎から学んでくるか、
入ってから非常に苦労する、という話も聞きます。医学部の6年間で
医学とともに心理学部並み、もしくはそれに近い勉強を同時に
しなきゃいけませんね。医師が臨床心理士の資格をもつことの
意味については、下記も読んでみてください。
http://www.heartclinic.jp/mag/vol004.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうこざいます。
ずっと悩んでいたので嬉しいです
医学と共に心理学、臨床心理士になるにはある程度の脳科学の知識も必要でしょうし難しいですね。
あまり欲張らないで心理系一筋でもいいかと思っても来ています。

お礼日時:2008/06/14 19:17

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