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自分はあまり本を読むほうではないです。
しかし、映像やマンガ関係のことをしているので物語や話の作り方の参考になればとですが文庫やライトノベルを買うことがあります。
自分は分厚い本は苦手なのでショートショート、もしくはシリーズでも構成が短編になっているものをよく読みます。
星新一などを初めとする作品やライトノベルでは時雨沢恵一のキノの旅とかなのですがこういった短い作品を読んでいて思ったのですがあまりハッピーエンドの作品が無いように感じました。
もしくはバッドエンドではないにしても読んでいてあまり気分が良くなかったり、作品自体はそこで終わっていてもそのあとにあまりよくない結果を想像させるものが多い気がします。
テレビで放送する番組やマンガの場合はハッピーエンドが基本になっている場合が多いと思うのですが、ショートショートなどでは終わり方がバッドエンドや切ない感じに終わることが多いのには何か理由があるのでしょうか?
詳しい方がいたら教えてください。

A 回答 (4件)

ショートショートの場合、限られた紙面でひねりの効いたものにして印象深くするには、読者に「えっ!?」と衝撃を与えることが効果的です。



この場合、衝撃的なラストでドッキリさせたり、後味の悪い余韻を味わってもらったりすることが多くなります。

ほんわか、ほのぼのにするにはある程度感情移入してもらわないといけません。それには長々と人物像や背景を説明する必要があります。

これが短編ではバッドエンドが多い理由なのかな、と思います。

一方、テレビは知的でない人向けに作られているので、ストーリーにひねりを加えると彼らが理解できなくなってしまいます。
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この回答へのお礼

やはり印象を強く残すにはバッドエンドとかになりやすい傾向があるんですね。
ハッピーエンドとかだと少しページが多めに必要みたいですし。
テレビとかは文学と娯楽の差という感じでしょうか?
回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/25 00:56

ショートショートに求められる要素(定義)としてよく挙げられるのが、


1、新鮮なアイデア
2、完全なプロット
3、意外な結末 これら3つです。
注目すべきは3です。

多くの物語において「ハッピーエンド」とは、「当初かなわなかった目的が果たされる」ということだと思います。
ハッピーエンドの物語を作るためには、結末の前に目的を提示しなければなりません。そして、結末で目的は達成されます。
こういう構造をとらざるを得ないので、ハッピーエンドによる「意外な結末」は作るのが困難です。
しかし、そういうショートショートが皆無だというわけではありません。
実現困難な目的を、ある機転で解決する(あるいは解決されていた)というパターンによって描かれます。ただし、「ある機転」をオチとして、ラスト付近に鮮烈に描こうとするのは非常に困難です。このパターンは時折長編ミステリーに見ることができるかもしれません。『衝撃のラスト一行』のような形で。

だもんで、ショートショートではハッピーエンドは難しいのだと思います。逆にハッピーエンドのショートショートは、文句なしに名作と呼べるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、そういうことだったのですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/08/11 23:17

ショートショートは、或る設定から生じる結果を表すことが多いので、ハッピーエンドにしにくくなります。

ハッピーエンドにする為には、登場人物がどのような者達か、また克服すべき問題は何かを述べなければなりませんし。ハッピーエンドと云う枠を外せば、一般的な感覚の人を出せますので。
また、皮肉な終わり方にした方が、短い文章でも強烈な印象を与えることが出来るのも大きな要因でしょう。
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この回答へのお礼

バッドエンドの話のほうが複雑な心理描写や人物の説明がなくても話になるので短い話には向いているんですね。
皮肉的な終わり方だと印象には残ると思うのですが、意外と話の細かな内容というものは忘れるので悪い印象が残ってしまうのかと思ったのですがそうでもないんですね。
回答してくださってありがとうございます。

お礼日時:2008/06/25 01:03

私もショートショートが好きでよく読んでました。


ロアルト・ダールのあなたに似た人等はバッドエンドでなかったと思います。チャーリーとチョコレート工場の作者です。
短い話で印象づけるために最後に落ち込む話が多いのでしょうかね~。
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この回答へのお礼

ショートショートはちょっとした時間に読み終えれるのでいいですよね。
あまり長すぎて途中で読むのをやめてしまうこともないですし。
バッドエンドが多いと言ってもやはり悪い話ばかりではないようなので安心しました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/25 00:58

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