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お世話になります。

電圧をかけることを、印加するってよく言いますよね。
でも印可って書かれているのも目にすることがあります。
辞書(大辞林)で調べると『印加』ってのは載ってなく
『印可』は許可をするようなニュアンスです。
いったいどちらが正しい使い方なのでしょうか?
あるいは『印加』『印可』の違いってなんなのでしょう?

返答お待ちしております。

A 回答 (5件)

>電圧をかけることを、印加するってよく言いますよね。


>でも印可って書かれているのも目にすることがあります。
とありますが、「印加」が電圧をかけることであることを
全く知りません。この言葉は一般的なものなのでしょうか。
どこで、使用され、どんな書物に著されているのか知りた
いです。企業内用語には一般では分からないものがありま
すから。それで、まず
「印可」についてです。
 印=信用、可=許可の意味があり、仏教用語で、師匠の
僧が弟子の悟道の熟達を証明すること。転じて、芸道のゆ
るし。認可。免許。=広辞苑より
 また、允可=聞き届けること。ゆるし。にも使われる。
「印」ですか、残念ながら私の調べた範囲では電気に関
するものはありませんでした。インドラ(因陀羅):印
度の雷の神様しかありませんでした。
 そこで、発想を転換して「インカ」を英語ではと考えま
した。そう、encourage=励ます、促進するのいみです。
「エンカーレッジ」→「エンカ」→「インカ」の変化は
変ですか?
 とか、考えましたが、特殊な用語みたいので補足を
お願いします。

この回答への補足

早速のレス、有難う御座います。

私の質問の文章ですが、文法的な誤りがありました。申し訳ございません。
<電圧をかけることを一般的に”電圧を印加する”というように表現します>と書くべきでした。
決して”印加=電圧をかけること”ではないのですが、そのように意味を捉えられたのは私の国語力のいたらなさでした。

電気設備等の耐電圧試験を行う時に、試供物に加える電圧を印加電圧500ボルトと表現したりします。電気関係の書物であれば大抵使われている言葉と思いますが、例を挙げれば電気学会が出版している『高電圧工学』なんかがありますね

補足日時:2001/02/16 23:26
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最初に回答でもアドバイスでもないことをお断りしておきます。



今まであたりまえのように使ってきた言葉ですけど、確かに辞書で調べてみても掲載されていないんですね。電気関係だけでなく、あるエネルギーを外部から対象に与えることを印加と表記することはよくあることです。例えば圧力などですが、私なりの考えで、まったく何の裏付けもありませんが、印加と書くのが正しいように思えます。それは印は正体のはっきりしている物、またはその証明と言った意味と考え、加は加えることと解釈すると、ある既定の電圧(正体ははっきりしていますよね)を回路に加えると言った意味になり、意味合いとしては納得できるような気がします。

私は技術屋であり、言語などに詳しいわけではありませんので、あくまで想像を逞しくして書いた文章です。ちなみに、私は“印加”を使用しています。

それにしても、私のような仕事をする者にとっては、日常的に使われている言葉が辞書に載っていないというのは驚きです。
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この回答へのお礼

私も他の辞書をいくつか引いてみたのですが、やっぱり載ってません...
でも一字一字の意味を考えるとsailorさんのおっしゃるとおりですね
有難うございました

お礼日時:2001/02/17 20:54

物理屋の siegmund です.



sailor さんと同意見です.
私も日常,電場,磁場,圧力,などに対して「印加」を使っています.
企業内用語ではなくて,広く使われています.
goo で検索したら,9206件もヒットしました.

「印可」は明らかに意味が違うと思います.

sailor さん:
> それにしても、私のような仕事をする者にとっては、
> 日常的に使われている言葉が辞書に載っていないというのは驚きです。

いくつか私も調べてみましたが,載っていませんね~.
載っていないなんて思いもしませんでした.おっしゃるとおり驚きです.
広辞苑などの編集に「広く使われているのに載っていません」と
知らせておいたほうがいいでしょうかね.
次の改訂のとき載るかも知れません.

温度を印加するとはいいませんね.
印加を使うのは,電場,電圧,磁場,圧力,くらいのようです.
場をかけて「ぎゅっ」というような感じが現れています.
英語だと,例えば under strong electric field というように
これらの量には under がよく使われます.
もちろん under じゃなくて in でもいいわけですが(in もよく見ます),
under の方が「ぎゅっ」という感じがします.

角川の大字源を見てみました.
> 旁の方は,人がひざまずいているさま,の意符.
> 偏の方は,手の意符.
> 「イン」の音は,おさえる意(=抑)と関係がある.
> 人を上から抑えて屈服させる意.
> 上からしかと押さえつけることから,ひいて,しるしをつける,
> 「しるし」,さらに印判の意に用いる.

なるほど,印の意味がよくわかりました.
はんこの意味が先なのじゃなくて,押さえつける方がもともとの意味なんですね.
「印刷」も押さえつけて刷るから印刷なんだ.ひとつ利口になった.
場のような量に「印加」が使われるのももっともです.

最初に「印加」を使ったのは誰なんだろう?
あと,中国では「印加」は使うんですかね?
ちょっと前に中国人の物理学者が私のところに来たんですが,惜しいことしました.
この質問の方が先だったら,聞いてみたのに.
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この回答へのお礼

大変、勉強になりました。有難うございます。
中国の方のお話、私も惜しく感じてしまいます。

お礼日時:2001/02/17 20:59

 siegmund さんのおしゃる通りで、専門用語でありながら、かなり一般的にも使用されているようです。

(私の浅学でした。)
 もちろん「印加」が正解ですが
 印加電圧=applied voltage=加えられた電圧
 印加=charge=充電する。課電する。の意味あり
つまり、「印」より「加」の意味が強い言葉です。総合的に「加える」の意味でしょう。「印」は「加」の修飾語と考えた方がよいでしょう。
 「判(印)を押すよう」にですから
1)一定のものを
2)しっかりと(siegmund さんの「ぎゅうと」と同義)
3)押す(押し+加えるで加えるの強調)
 以上のように考えられます。
いつつくられたのか、古くからの漢語か、明治時代に西洋技術文化の流入時に和訳した漢語かは分かりません。 
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この回答へのお礼

最初は些細な疑問だったのですが、詳しい回答を頂いて感謝をしています
有難うございました

お礼日時:2001/02/17 21:12

siegmund です.



先ほどの私の回答,大字源を見てみました,のところは
「印」という漢字に対する大字源の記述です.
書き落としました.
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