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遺伝子組み換え食品への不安は誰しもぬぐいきれないと思います。食べたものは地となり肉となる訳ですから、食品のDNA情報が人間のDNA情報の部品として組み込まれたりするんでしょうか。
質問なのですが、逆に、その食品を食べた人間に影響を与えることを目的に、遺伝子組み換えにより作物を作ることは可能なのでしょうか。
たとえば、食べた人の数代先の子孫を根絶やしにできるとか。

A 回答 (8件)

No.1です。


>「遺伝子の水平伝播」という言葉があり、完全には否定できないようです。
確かに「遺伝子の水平伝播」というものはありますが、ちょっと拡大解釈されている気もします。
レトロウイルスやRNAといったものを介してDNAの書き換えを行うことですが、そもそも食物は体内に取り込まれる場合には消化酵素によって分解されますのでDNAの性質そのままではありません。
また、人間の細胞の数がどれだけあるとお思いですか? また、「遺伝子の水平伝播」があったしても、消化器という外皮系です。
外皮系であれば新陳代謝により速やかに排出される可能性の方が高いです。
また、DNAが組み込まれる場所だって選択性ではありません。
悪意をもって作るのであれば、有害物質を生成するようにした方がよほど効率的です。
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この回答へのお礼

消化されるからこそ危険な気がします。消化されたからといって、原子レベルにまでバラバラになるわけではないですから。
有害物質をばら撒く。一時的な殺傷を目的とするなら、それもいいかもしれません。抹殺するにはそれでは役不足でしょう。

お礼日時:2008/07/22 21:22

数世代先までということはできないでしょうけど、食べるだけで影響を与える食品は作れます。


ただし、DNAに欠損や異常を起こさせる食品は作れても、組み込みを行う食品は無理でしょう。
DNAの組み換えというのは、まず他のDNAを対象の細胞の核に入れる必要があって、これが処理としては難しく、食品から行うのは不可能なのではと思います。
DNAに欠損や異常を起こすていどであれば、化学物質でDNAに異常を与えるものはたくさんありますので、そういった作用を持つ化学物質を体内で作る生物をつくればできますね。
また、酵母に狂牛病のプリオン因子を持たすことに成功したみたいな記事を以前読みました。
狂牛病を起こす細菌が出る可能性があるという注意喚起のための研究だったのですが
こういった研究を応用して狂牛病を起こすことのできる食品を遺伝子組み換えで作るということは可能だと思います。
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今のような遺伝子組み換え食品は何十年も前からあるものでは無いです。


机上論ではどうともいえますが、現実はどうかとなると時間を待たないとわからないです。
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そうですねぇ、水平伝播という言葉は初めて聞きましたが、あり得ないだろうなと思います。


まず、遺伝子を組み込む場合、たとえば、免疫不全症であるADA欠損症の治療に遺伝子治療を行いますが、これは無毒化したウイルスベクターを用いて細胞内にDNAを直接送り込みます。
そうでもしないと、体細胞内のDNAに直接組み込む事は出来ないのです。

他の方もおっしゃっているように、遺伝子組み換え食品について危惧されていることは、人に対しては未知の毒性があるかもしれない点。また、環境的には人工の遺伝子が他の「植物」に伝播してしまうことで生態系になんらかの影響が出るかもしれない点です。

ちなみに放射線については残留という概念はありません。
非常に強い放射線を照射して、対象物が放射能を持つ可能性はありますが。
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この回答へのお礼

何か、遺伝子組み換え食物については、マウスの実験でも異常は見つかっていない、とか、消極的な安全性の話しか聞かないように思います。では、逆に、できるだけ、人間に危険を及ぼすための実験をしているのだろうか、と思った次第です。戦時中に皮肉にも科学が発達するのは、いかに危害を加えてやろうか、と考えて研究するところにもあるのではないでしょうか。
遺伝子組み換え食物が箱入り娘であったら怖いですね。可能性がある限り、不可能ではないと思いますよ。

お礼日時:2008/07/04 07:56

>「遺伝子の水平伝播」という言葉があり、完全には否定できないようです。


そうですけど、人類は現在でさえ60億人以上いるようですが、指先が小麦の枝の人間も、羽の生えた人間も発見されていません(奇形はありますが、それは食品のDNAではないでしょうね…ジャガイモみたいな顔の人がいても、ジャガイモの遺伝子の影響ではないでしょうから。)。
人間などの高等生物については、DNA情報として完全には否定できないだけで、事実上は心配要らないと思います。と言うことで、現時点の科学技術レベルでは意図して開発はできないでしょうね。

私は、遺伝子組み換え食品なんかより、日常生活における化学物質の方が現時点では不安ですし、危険性は高いと思っています。
食べた人の遺伝子に影響を与えるような遺伝子組み換え作物を作るなんて手間をかけるよりも、放射線を浴びさせた食物を食べさせる方が簡単でしょうね。(それは、遺伝子の伝播で障害が現れるのではなく、残留放射線が直接に人体へ影響を及ぼしたと理解するのが正しいと思います。)
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>食品のDNA情報が人間のDNA情報の部品として組み込まれたりするんでしょうか。



ありえません。消化されてから吸収され、そこから血となり肉となるわけですから。

>その食品を食べた人間に影響を与えることを目的に、遺伝子組み換えにより作物を作ることは可能なのでしょうか。

目的の作物が毒を持つように仕掛ければいいと思いますが、そんなことをするくらいならば既存の毒物を食事に混ぜればよいでしょう。本人に気づかれないように少しずつ毒物をとらせて相手に影響を与えることは不可能ではないですよ。
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この回答へのお礼

「遺伝子の水平伝播」という言葉があり、完全には否定できないようです。自然界で、高等生物に影響を与える例がまだ見つかっていなくても、悪意を持って故意に作られたらと思うと恐ろしいです。

お礼日時:2008/07/03 23:10

鶏肉を食べても、人間に羽が生えることはなく、牛肉を食べても、人に角が生えてくることはありません。

と、同様に遺伝子組み換え作物のもつ遺伝情報が人の遺伝情報に直接影響を与えることはありません。
また、人(や生物)が食物から吸収する栄養はたんぱく質とか、アミノ酸といった遺伝子よりも小さい(単純な)ものです。

しかし、遺伝子組み換えを行うことで、その作物に今までなかった科学部質を合成する能力が発生し、それが人に害をあたえる可能性は排除できません。でも、それは通常自然界で発生する突然変異でも起こる可能性はあります。
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この回答へのお礼

「遺伝子の水平伝播」という言葉があり、完全には否定できないようです。自然界で、高等生物に影響を与える例がまだ見つかっていなくても、悪意を持って故意に作られたらと思うと恐ろしいです。

お礼日時:2008/07/03 23:09

DNAが直接組み込まれるということはありません。


問題となるのは、組み換えによる有害となる物質が生成される可能性があることです。
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この回答へのお礼

「遺伝子の水平伝播」という言葉があり、完全には否定できないようです。悪意を持って故意に作られたらと思うと恐ろしいです。

お礼日時:2008/07/03 23:08

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