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全国の下水道普及率は82%、岡山県は55%、ところが岡山県津山市は、なんと32.5%です。
この数字は非常に悪いと思うのですが、皆様のお住まいの地域はどうですか?
なぜ地域によってこうも格差が生まれるのでしょうか?

A 回答 (3件)

まず、ここで書かれている全国の下水道普及率82%は(下水道事業実施市町村数/総市町村数)の数値であり、人口比では平成18年3月末69.3%となるようです。


比較は難しいですが、同じように中国地方の山間部にある都市である三次市は22.2%(同じ時点の津山市は30.9%)です。
県庁所在都市である徳島市で27.8%という例もあります。

地域によって格差があるのは、事業主体が市町村や都道府県だからで、財政力や市街の構造等が影響するためでしょう。
津山市について考えると、32.5%というのは人口比かと思いますが、津山市自体が合併前から農村部を多く含む自治体であり、市街地への人口集中率が低いという特徴があると思います。
下水道整備は、人口集中地区で進める時には普及率が大きく上がりますが、それ以外で進めると事業費をかける割には普及率が大きく上がりません。
人口の大きな都市で普及率が高いところが多いのは、人口集中地区の占める人口の比率が高いことが大きな要因かと思います。

ちなみに居住している茨城県つくば市は人口20万、下水道普及率は75.7%と県内でも普及率が高い部類に入りますが、これは筑波研究学園都市の整備という大事業が行われたことが多分に影響していると思います。
周辺の都市は(周辺農村部との合併の影響もありますが)2割台というところも多いです。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。
全国的に見てもやはりいろいろあるのですね。
田舎だからしょうがないですね・・・

お礼日時:2008/08/08 19:08

簡単な言い方をすると、山間部や小さい集落が多いところは、下水道の施工費が高くなり、普及し難くなります。



各住戸から、処理場まで一定の勾配で下水管を通すのですから、途中に高低差があると、部分的に深い場所が出来て工事費が掛かります。
また、処理場も一定程度の規模が無いと効率がわるくなるので、ある程度の住戸数が必要ですが、1万人規模としても、都市部と比べて集落が分散している地域では、配管延長が長くなってコストが掛かります。

最近は、下水道よりも、各家庭で汚水を処理する浄化槽の方が、環境負荷が少ないとする評価もあります。
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この回答へのお礼

なるほど、そうなんですね。
ありがとうございます。
しかし、田舎は浄化槽の排水に対してネガティブなイメージもあり、
一筋縄ではいかないんです・・・

お礼日時:2008/08/08 19:07

http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/kisha/h18/442.pdf
人口10万人以下の都市は普及率が低いようです。

http://www.city.omuta.lg.jp/kouhou-web/05-03-15/ …
大牟田の下水道の普及率は15年度末で29・1パーセント


人口9万人の津山市は32,5%ですが、人口13万人の大牟田市は30%程度です。まだまだ下水道が普及していない地域は多いです。
人口10万人以下の地域は特に低いようです。
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この回答へのお礼

そうですか、10万人以下は低いのですね。。。
参考になりました。
ありがとうございます!

お礼日時:2008/08/08 19:09

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