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たとえば、食べ物が咀嚼されて胃の中に入ってきたら胃が蠕動運動をし、胃酸を分泌しますよね。
その胃酸の量とか強さってどうやって制御してるんでしょうか?
食べたものの量とか種類とかによって必要な胃酸の量とか強さって違いますよね?
ほどんと胃酸が必要ないようなものを食べても胃酸がでるのでしょうか?(水分の多い果物とか。仮にスイカだけを空腹時に500g食べたとして胃酸は分泌されるの?)

A 回答 (1件)

まず、胃酸の役割ですが、


1、タンパク質の変性 これは消化の一種ですね。
2、殺菌 胃の中には当然口から細菌類が入るわけですから強酸性の塩酸をつかって殺菌します。
3,ペプシンという消化酵素の活性化(ペプシノーゲン→ペプシン)
です。

ですから、基本的にどんな食物であっても胃酸は分泌されます。

胃酸は、胃にある「壁細胞」という細胞から分泌されますが、この調節は主に二通りあります。
まず、視覚や味覚などの感覚刺激が脳に伝わり、そこから迷走神経を介して壁細胞に胃酸の分泌を促します。また迷走神経はガストリンという物質の分泌も促しますがこのガストリンも胃酸の分泌を促進します。

食べ物自体もガストリンの分泌を促進しますので、そのガストリンが壁細胞に作用して胃酸の分泌を促進します。

ちなみに、胃酸が出過ぎると、ガストリンの分泌が低下し、その結果胃酸の分泌が低下します。(負のフィードバック)


次に、
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