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囚人のジレンマと同じような例にはどんなものがありますか?
あまり思いつかないので・・・

A 回答 (1件)

「囚人のジレンマ」で一番わかりやすいのは価格破壊でしょう。

高値安定が囚人同士の協調行動、すなわち「皆が白状しない」状態に相当します。一人が高値安定を裏切って自分だけ安く売って儲けようとし始めると、結局供給者がみんな、それまでの協調行動を捨てて値下げ競争に走らざるを得なくなる、という図式です。

 そこから市場経済を考えれば、株式や債権をはじめ、市場でのモノの価格の暴落や暴騰は大体「囚人のジレンマ」の一種であることがわかります。例えば、今の原油や穀物をはじめとする物価高騰もBRIC's諸国の需要やバイオ燃料向け原料の需要をみんなが密かに期待して、自分だけが儲けようとしたから価格が上昇する、上昇し始めれば更に皆が裏切り合ってどんどん暴騰してゆく、と考えればまさに典型的ですね。

 あとは、例えば日本の電気通信市場でNTTの独占状態だったところに第二電電や日本テレコムを作らせた施策など、1人の囚人、または協調状態にある複数の囚人の「独占」や「協調」状態を崩すことは全て、「囚人のジレンマ」を利用することだと考えれば、いくらでも事例は出てくると思います。
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