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需要曲線は縦軸から横軸に見るか、横軸から縦軸に見るかによって、
二つの読み方ができると聞きました。
それぞれどのような読み方なのか教えてください。
お願いします!

A 回答 (1件)

こんにちは



需要曲線については、ご存知のように縦軸に財・サービスの価格 P を、横軸に財・サービスの需要量 Q を取るのが一般的です。
そして、例えば自家用車(死語でしょうか^^;)の市場を例にとると、自家用車の価格が低下(上昇)するほど、自家用車に対する需要量が増える(減る)というように読みます。
自家用車の価格が低下すれば、自家用車市場全体で見ると、価格が低下する前よりも多くの自家用車を消費者は購入しようとすることの現れです。
需要量 Q を以下のように価格 P の関数として表すのはこのことが理由だと思います。
 Q=D(P)
この式は、需要量 Q が、価格 P を決めると、一意に定まることを表しています。
つまり、経済学では「価格 P →需要量 Q」と読みます。
言い換えると、グラフを縦軸から横軸に読むのです。
この理由は、価格と需要量の間に因果関係があることを想定しているからです。

ところで、よくご存知のように、数学で学ぶ関数では、縦軸と横軸のとり方が逆になり、描いたグラフを横軸から縦軸に読むように教え、わたしたちの頭もこの考え方に馴染みきっていますので、需要曲線は慣れないと読みにくいですよね。
縦軸と横軸の入れ替えを脳内で行うか、実際に紙に需要量の関数として価格を表現し直してからものを考えることになりますよね。

以上、縦軸から横軸に見る場合について、余計なことも交えて長々と説明しましたが、次に横軸から縦軸に見る場合の読み方です。
だいぶ長文になったので、さらっとすませます。

要は、横軸から縦軸に見た場合、購入する量が少ないと、高い価格でも購入したいという欲求が高まるという見方ができます。

以下リンク先も参考にしてください。
http://www.toyokeizai.co.jp/pub/st/in_economics/ …

ご参考まで
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この回答へのお礼

わかりやすく詳しい説明ありがとうございます!
リンク先も参考とさせていただきます。
助かりました!
本当にありがとうございました!

お礼日時:2009/02/14 22:06

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