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こんばんは。

描出話法というのがいまいちピンと来ないのですが、
これは描出話法と言えるのでしょうか?

What had she said? What had he expected? Going home in a taxi
afterward, he pulled her over until her head rested against
his chest.

最初のWhat~?What~?の部分が描出かなと思ったのですが、
これはどうなんですか?
以前から描出についての参考書の説明を読んではいるのですが、
言っていることが分かりにくいというか、イメージ
しにくくて困ってます。

ただ、直接話法でも間接話法でもない、いわば中間話法的
な感じというイメージはあるのですが・・・

分かる方いらっしゃいましたら、教えてください。

A 回答 (2件)

What had she said? What had he expected?



ここの部分が描出話法(自由間接話法、経験話法)になっています。

経験話法はおっしゃる通り間接話法と直接話法の中間的性質を持っているのですが

・he said/asked/thought などの導入部がない。
・時制の一致をする。
・代名詞は間接話法の使い方をする。
・疑問文や感嘆文は直接話法のように書く。

このような特徴があります。質問文の部分を直接話法や間接話法で書くと

He said(thought), "What did she say? What did I expect?"
He asked (himself / someone etc.) what she had said and what he had expected.

例えばこのようになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。描出話法について、一つ
分かった気がします。しっかりと教わったことを
意識しつつ、頑張りますね。

お礼日時:2008/08/12 22:16

○ ご指摘の通り、「What had she said? What had he expected?」の部分は描出話法です。



○ それぞれの話法の特徴を簡単にまとめておきます。

【直接話法】:話し手の言葉をそのまま述べる話法
【間接話法】:話し手の言葉を客観的に述べる話法
【描出話法】:
 小説などで生き生きとした感じを出すために用いられる手法。特に、話し手の発言の内容だけではなく、心の中で思ったことを述べることが多い点が特徴です。

○ 描出話法は、直接話法と間接話法の両方の特徴だけでなく描出話法独自の特徴も持っています。

【直接話法的特徴】:
  ※ 疑問文などの語順がそのままであること
【間接話法的特徴】:
  ※ 動詞が時制の一致を受けること
  ※ 代名詞を客観的に言いかえること
【描出話法的特徴】:
  ※ 伝達動詞とその主語がないこと

○ 描出話法は伝達動詞がない代わりに話し手(または思考している人)の心理を表す文章を伴うことが多いようです。例えば、お尋ねの英文の前には、「He was confused.」や「He sighed.」などのような文章が置かれている可能性があります。

○ 上記のような特徴を持ったものを「自由間接話法」とも呼びます。

○ さらに、時制の一致を受けず代名詞が主観的な形のままで用いられたもの、すなわち間接話法的な特徴を取り去ったものを「自由直接話法」と呼びます。

○ 結局、動詞の時制や代名詞の変化に関係なく、伝達動詞とその主語を取り去ったものを描出話法だと考えて良いのではないかと思います。

【自由間接話法】
  He sighed. What could he do?

【自由直接話法】
  He sighed. What can I do?

○ 後者の自由直接話法の用法の方が日本人には理解しやすいような気がします。

○ お尋ねの英文では、その人の心の中に「What did she say? What did I expect?」という文章があったのだということが想像できればよいのだと思います。

○ ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

丁寧に解説していただき、ありがとうございました。
描出話法だけでなく、それに関連して色々な知識を
つけることができました。
また、見かけましたら宜しくお願いします。

お礼日時:2008/08/12 22:17

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