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1234のような上昇フレーズの時は、次の指で押さえる時に、前の指を離さずに押さえていく(4の段階では4本の指が弦に触れている)ということを知りました。
一方4321のような下降フレーズの時は、指を一本ずつ順番に押さえるやり方と、最初に4本の指全部で押さえて、1本ずつ離していくやり方とそれぞれ存在しているようです。
どちらのやり方を体に覚えさせるのが良いのでしょうか?

宜しくお願いいたしますm(__)m

A 回答 (1件)

いわゆるクロマチックトレーニングと呼ばれる基礎練習での話と思いますが、この下降時の指の扱いについてはどちらが良いか、人によって意見の分かれるところでもあります。

ですので、とりあえずは何を強化したいかでやり方を考えるのが良いと思います。ただ盲目的に方法をなぞるだけでは、場合によってはあまり成果が上がらないこともあり得ます。

指のバタつきを抑えたい場合や握力の強化を意識する場合、各指の分離独立を特に強化したい場合は、小指で押弦する時に一緒にすべての指で弦を押さえるようにする方が効果的でしょう。この時には、セオリー通りに、どの指も目的のポジションのフレットよりの位置を捉えるようにするのが妥当です。すべての指で同時に弦を押さえることで、指のストレッチにも効果があります。また、特に小指や薬指を浮かせる時にも他の指が弦を押さえていると指が跳ね上がりにくくなるはずですし、弦を押さえに行かない空いている指に意識を向けてコントロールするという意味でも、指のバタつきを抑えるのに効果的です。

軽いウォームアップの時や指がまだあまり回らないような時点では、すべての指を一気に動かすことにこだわらず、それぞれ1本の指だけで弦を押さえるようにするのでも良いでしょう。上昇時に指を残すようなトレーニングをしているのであれば、下降時はやや負担を軽くしても良しと見るのも考え方です。ただ、こちらの場合でも指が不用意に大きく跳ね上がったり、特に手のひらの小指側がネックから遠く離れるように手が開いて小指が遠くに飛んでいったりしないよう、指の待機位置についてよく注意して取り組むのが良いでしょう。

いずれにしても、練習方法についてはその目的を意識して取り組むことをお勧めします。クロマチックトレーニングといってもいろいろなやり方があり、方法によって何を強化するのかの主眼が異なることがあります。例えば、上昇時のトレーニング方法についても、一度押さえた指を離さずに押えていくとして、弦移動をする時にすべての指を離す方法もありますし、弦移動をする時にも指を残しておいて、一本ずつ指を動かして移動させる方法もあります。それぞれの練習方法が何を目的としていて、どういったポイントを押さえて取り組むのが良いのか、その内容について考え、よく把握した上で取り組むのが良いでしょう。

参考まで。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
どちらが良いとは一概には言えないのですね。
>指のバタつきを抑えたい
これを今課題の一つとしているので、小指で押弦する時に一緒にすべての指で弦を押さえるようにする方でやってみようと思います。

お礼日時:2008/08/14 11:09

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