プロが教えるわが家の防犯対策術!

私はDTMを始めて一年くらいになる初心者なのですが、DTMをやってきて思ったことがいくつかありました。曲をつくっていて市販のCDと比べると明らかに音圧はもちろんのこと、空間が広いというのでしょうか・・、楽器がひとつひとつちゃんと聞こえます。ミックスはうまくいってもやはりmp3プレイヤーなどに移して聞いてみるとちょっと市販されている曲と大きな差があります。使っている機材やプロの腕で作られているので当たり前だと思うふざけた質問ですいません、(自分がかなり実力不足という点も承知しております)前々からどうやってこういった音を作るのか気になりまして・・・。やはり自宅でやるDTMのとスタジオは違うと思い、ほかの宅録しているプロの方などの音を聞いてみましたところ、なんと市販並でした。私は音圧よりどうしてあんなくっきりとひとつひとつ楽器が聞こえるのか気になりまして、空間?なんか曲の空間が広く感じます。プロの宅録の方の機材の紹介をみせていただくとアウトボードなど多くの機材が見られました。レコーディング講座のHPを見ると一回アウトボードにだす(?)というようなことが書いてあったのですがそれをやると何か変わるのでしょうか?前に専門学校の見学にいって聞いたのですが、ギターなどはアナログを通してとっているから違ってしまう(?)と言われました。それと使っているプラグイン違うとも言われました。

いろいろとごちゃごちゃした文で申し訳ありません。質問をまとめさせていただきます。(上記にはありませんが、さらに気になることも下記に追加させていただきました。ご協力くださいm(__)m)

1、スタジオやプロの宅録している方のはどうしてあんなに楽器がはっきりと聞こえるのでしょうか?(コツや機材についてあれば教えてください)

2、上記の広く感じる空間(?)をつくりだすにはどうしればいいでしょうか?

3、アウトボードとはそもそもどうやって使っているのでしょうか?楽器などから通してオーディオインターフェースにつないでいるのでしょうか?

4、一回アウトボードにだすとはどういうことなのでしょう?

5、プロの方の曲をきいているとピアノなどに距離が感じます。音量を下げたり、リバーブをかけたりしてもなんかすぐそこで弾いているように聞こえます。付属のリバーブを使っているのですが、なんかちょっと違うような感じになってしまいます。コツやアドバイスがあったら教えてください。(ちょっと2の空間の質問と似ているかもしれません・・)

6、バウンスする際に全体の音量レベルはマスターが曲の盛り上がったところで点滅するくらいがいいのでしょうか?

7、ソフトシンセでインストゥルメントトラックを立てた際にステレオになっているのですがスタジオの振り分けはどのようにしたらいいでしょうか?左50 右40のような感じで大丈夫なのでしょうか?一点に固めるとアタックが強くなりすぎるというか・・。皆様はどうしているかお聞きしたいです。(ソフトシンセ内にパンがある場合はそこで振り分けしています。)

初心者ごときが申し訳ありません。聞き手の方が聞きやすい曲の仕上がりにしたく心に留めていたのを質問させていただきました。

主にロック、ポップ、バラード、トランス、エレクトロ、ゲーム系ミュージックを制作しています。

私の使用機材です。

PC:windows
OS:XP
CPU:3.0Hz
メモリ:4GB

DAW:Pro Tools M-Powered
オーディオインターフェース:firewire410 (近々RME FIREFACE 400に変え買います)

ソフトシンセ
Ivory
london solo strings
analog factory
SAMPLETANK 2 L
Addictive Drums

マスタリングはSamplitude 10 Masterで行っています。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

素人録音屋です。


以下、他の方が回答済みで被った内容もあるし、『その場合は、こういう傾向がある』的な一般論な話も多いですが…

>1、スタジオやプロの宅録している方のはどうしてあんなに楽器がはっきりと聞こえるのでしょうか?(コツや機材についてあれば教えてください)

プロエンジニアの録音の場合では、ちゃんとした(ある意味高価な…)マイク、録音機材そして録音環境、さらに録音エンジニアのプロの技術で録音しているからです。
録音環境については、プロ御用達の録音スタジオならもちろんですが、スタジオ外で録る場合でも、事前にかなりの時間と人力(もちろんプロの)を割いて、現場の音響特性とか録音方法の検討をしてから録音を開始するのが普通です。
プロプレイヤーの宅録でも、そこはプロエンジニアの監修も受けた自宅スタジオや自宅機材を設えての録音ですから、アマチュアとはレベルが違いますね。
よく関係雑誌なんかで、プロの方が『素人にも手が出る価格』の機材で「これを使って録音したよ」なんて記事が出る事もありますが、嘘とは言わずとも、アマチュアが同じ機材を買えばホイホイ同レベルで録音できるほど甘くはないですね。

コツといっても、スタジオ環境、録音対象の楽器、使用マイクや機材によって、注意ポイントは千差万別ですから、一言二言で語りきれるような一般的なコツなんてのは無いですねぇ。あったら私が知りたいです(^^ゞ

>2、上記の広く感じる空間(?)をつくりだすにはどうしればいいでしょうか?

これは、方法論の一例としてですが、

ミキシングすべき各パートに対し、あらかじめリバーブその他で「空間感」を作り込んでからミックス作業しても、うまくいかないことが良くあります。
先に、ノーエフェクトの音だけで「(作業開始前の)無音空間のどこにどのパートを置くか」を検討して、ノーエフェクト音だけで「空間構成」を検討して、それから空間の中でパート間の隙間をリバーブ等でどう埋めるか(そして、これが重要だけど『あえてどこに隙間を残すか』)という感覚で作っていくと、音の空間感覚について結構勉強になりますよ。

ミックスが下手な人は、意識的無意識的にかかわらず、「音像空間全体から『隙間無く』音が聞こえてくる」ように作りたがります。特に、音圧をもっと上げたい欲求があると、無い隙間にさらに音を重ねる…いくつもの音が同じ位置から重なって聞こえる…ような方向に走りがちです。
絵画的に言えば、背景を幾重にも幾重にも重ね塗りするような感じです。
そうじゃなくて、絵画的に言えば地肌のキャンパス地も結構見えてるくらいの音の重ね方にした上で、音圧を稼ぐ方が、本来強調したい音を前に出しやすいです。
他の音に足を引っ張られて飛び出せない音を、目立たせようとゴテゴテ飾っても、音が重くなるばかりですっきり前に出てこない…なんて時は、大抵そのような「飾りすぎ、塗りすぎ」な状態になっている事が多いです。

>3、アウトボードとはそもそもどうやって使っているのでしょうか?楽器などから通してオーディオインターフェースにつないでいるのでしょうか?
>4、一回アウトボードにだすとはどういうことなのでしょう?

アウトボードの定義としては、100%正しくはない言い方ですが、ごくごく一般的には「ミキシングコンソールに繋ぐエフェクト機器」と捉えておけば良いかと思います。3.で言われている「楽器とオーディオインターフェースの間に繋ぐエフェクト機器」は、あんまりアウトボードという言い方はしないです。

ミキシングコンソールの種類や構造にもよりますが、アマチュアが扱える価格帯のものだと
・各チャンネルのヘッドアンプの後ろの「チャンネルインサーション」に外部エフェクト機器を接続する時
・チャンネルのAUXバスからAUX SENDに送った信号を外部エフェクト機器に送って、AUX RETURNでミキシングコンソールに戻す時
といった用途で使われる外部エフェクト機器を、総称的に「アウトボード」という場合が多いと思います。(プロ専用機では、もっと複雑な使い方もあったりしますが)

「一回アウトボードに出す」というセリフだけでは、どんなチャンネルワークにどんなアウトボードを使おうとしての話かわからないと、確かな事は言えませんが、「アウトボードに出す」という言い方で、使用機器が前述のアマチュアでも使えるタイプのミキシングコンソールの場合であれば、「AUX SENDから一旦アウトボードに信号を出して、エフェクト後の音をミキシングコンソールに戻す」という作業形態を指す場合がほとんどだと思います。ただ、これにも「WET音だけRETURNに戻す」とか「DRY音とWET音を別々のチャンネルで受け直す」とか、エンジニアの狙いによって(また使用アウトボードの種類によって)非常に沢山のバリエーションがありますので、「アウトボードに出すと言ってます」だけの情報では、何を狙った行為か、どんな効果があるのか…なんてことは、さっぱりわかりようがありません。

>5、プロの方の曲をきいているとピアノなどに距離が感じます。音量を下げたり、リバーブをかけたりしてもなんかすぐそこで弾いているように聞こえます。付属のリバーブを使っているのですが、なんかちょっと違うような感じになってしまいます。コツやアドバイスがあったら教えてください。(ちょっと2の空間の質問と似ているかもしれません・・)

確かに2.とも関連はないでもないですが…
リバーブで距離感が調整できず「近く聞こえるまま」なのは、リバーブばかり調整して元音をそのままにしていれば、基本当たり前です。
それと、距離感は相対的な物なので、ピアノより前に来て欲しい音源が、全然前に来るような音になっていなければ、いつまでたってもピアノの相対距離感は変わらないままという事もあります。

ちょっとこれは乱暴な言い方なんですが、
「音源の高域と低域が(あくまでも程良く)落ちて」
「直接音より間接音成分の方が多めに聞こえて」
「音のアタック感が小さめになって音が遅れ目に聞こえて」
いるほど、音は遠目に聞こえます。
音量が小さくても、アタック感がシャキッとして高域に張りがある音は、「近くの小さい音」として聞こえる事が多いです。
だから、まずはリバーブを使う前に、2.でも回答した「ノーエフェクトでも遠くに聞こえる音」をまず作れないとダメなんです。
EQについては、No.1の方からも説明いただいているところですが、高域だけでなく、元音によっては低域や2~8KHzあたりの「音の輪郭(音源楽器によって違う)」にかかる周波数帯も落としてやる必要があるかもしれません。
また、こうやって「ぼかした音」にすることで、音を遠くする事はできますが、これにさらにリバーブをかける(そのこと自体は、音を遠くして自然な感じにするには有効)時には、
「ぼかす前の音のリバーブ音だけを取りだして使うか」(エフェクト前にアウトボードに出す…というやり方)
「ぼかしてからの音にさらにリバーブを足すか」(エフェクト後にアウトボードに出すやり方)
のどっちを使うかは、状況によっては結構悩み所になります。これは、その音源でいろいろ研究してみないとわかりません。

>6、バウンスする際に全体の音量レベルはマスターが曲の盛り上がったところで点滅するくらいがいいのでしょうか?

これは、そのバウンス作業の目的によります。
その曲のメイン音源にあたる音源(ボーカルとかソロ楽器とか)の作り込み課程で行うバウンスなら、私ならなるべく信号レベルが大きく保てるようにまとめますが、バッキング音で、さほど音量を要しない音源のまとめなら、音量よりも音質優先(効果優先)でまとめるので、メーターギリギリの音量を狙ったりはあまりしませんけどね。

これは、どんな音源を何のためにバウンスしようとしてるのかわかんないと、アドバイスのしようもないです。

>7、ソフトシンセでインストゥルメントトラックを立てた際にステレオになっているのですがスタジオの振り分けはどのようにしたらいいでしょうか?左50 右40のような感じで大丈夫なのでしょうか?一点に固めるとアタックが強くなりすぎるというか・・。皆様はどうしているかお聞きしたいです。(ソフトシンセ内にパンがある場合はそこで振り分けしています。)

私は基本生録派なので、あんまり的を得た答えはできないかもしれませんが、これもインストゥルメントトラックの「造り」によりますねぇ。

インストゥルメントトラックが、例えばオーケストラ仕立てで、音場のバックで左右一杯に展開して欲しい音だったら、極端な話、インストゥルメントトラックのステレオパンは左右一杯に振るのを前提に、インストゥルメントトラックを作り込む時に左右一杯で全体の音場が出来上がるように仕込むべきでしょう。

インストゥルメントトラックが、いくつかの楽音が左右の音場の中で「立ち位置がある程度ハッキリわかる」ような造りなら、その狙った立ち位置になるようにパンの調整をすれば良いと思います。

「振り分けはどのようにしたらいいでしょうか?」ではなくて、「あなたの狙い通りのインストゥルメントトラックの音像感になるように調整して下さい」としか、答えようのない問いだと思います。

以下おまけで…
>マスタリングソフトではマルチバンドコンプを使っています。

マルチバンドコンプは、よっぽど使い方に精通するまでは、
「ミックスダウン後に音圧を上げていくと、多くは特定帯域が耳障りに突出してくるので、その耳障りな帯域だけ押さえつつ全体の音量感をまとめるツール」
と解釈して使った方が良いです。

例えばミックスダウン後の音源を、単純に音量を上げると低域がボン付くとかボーカルの中域が耳障りになるとか…という時に、上げすぎるとやばい音域だけは抑えめにしつつ全体の音圧を上げる…という使い方と割りきるべきですね。
そして、マルチバンドコンプで2帯域以上を抑えめにせざるを得ない時は、それはミキシング自体がバランスが悪い証拠なので、全体をやり直すべきです。1帯域だけ、「しまった、ちょっと出過ぎか…」という場合のみしか、マルチバンドコンプでは対処できないと、今の質問者の方のレベルの時点では、そう思い込んでおかれた方が無難です。
(ここは辛口ですいませんが、ピアノの距離感をコントロールできないレベルでは、マルチバンドコンプはここまでの範囲でしか操れないです。もっとシビアで難しいエフェクトなので…)

>音圧をあげる以前にミックスの時点で音量がないといけない的なことをきいたことがあるので・・。(間違っているかもしれません)

音量が無いといけない…という側面もあるのですが、もっと正確には
「音圧を上げる前に、ミックスの時点で各音源間の音量バランスが適正に調整されていないといけない」
「この音量バランス調整に置いては、バランスが崩れていない事を大前提とした範囲内で、各音源の音量がなるべく大きく保たれている事が望ましい」
ということです。

さきに、ミックスダウンのバランス(音量・音質・距離感)自体が、適正に取れているとこが大事で、このバランスが崩れていると、音圧上げ作業をしたらバランスがもっと崩れて収拾がつかなくなります。
ただ、各パートをあくまで「バランスが取れている範囲内」で、できるだけ大きめにしておく方が、音圧上げ作業は確かに楽なので、それに越した事はない…という話です。

そのほか、さきのピアノの距離感の例でも、音色ではなく音量だけで距離感を作っていると、音量を上げたり音圧を上げたりすると、とたんにピアノの距離感が変わって聞こえるようになってしまいます。
しかし、音量と音色の両方で、バランス良く距離感を仕上げてあれば、音量や音圧が大きくなっても、相対距離感は元のままで保たれます。
そういうこともあるんです。

まぁ、私の方で認識違いがあるかもしれませんが、質問文での情報の範囲では、こんなところが注意ポイントかと思います。
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どちらかというと、昔アマチュアバンドの録音の経験がある感じです。



原因はいろいろあるのでしょうが、
一番は各パートごとのイコライジングが不十分だということじゃないかと。
音源は、単体で聞いたときにいいように「素に近い形」で作られていて、ミックスするときはそれを加工するのが前提になるような気がします。
(ないものを足すよりあるものを削るのが簡単だし)
思い切って周波数を削って、単体だと物足りないくらいのほうが
ミックスしたときに良かったりもするし。
そのあたり、各パートの各周波数を足したり弾いたりしていろいろ引き出しを増やすといいかもしれません。
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アウトボードについては書籍や専門書を読んでもらえればどういったものかわかると思いますが、質問の内容のほとんどはミックスの問題に起因するものですから作業内容を丁寧に見直せば解決していけると思います。

以下は有名なホームページですが、ミキシングやエフェクトについて解説された書籍などもあるのでそれらも参考にされるとよいでしょう。

http://ottotto.com/sound/
http://home.c06.itscom.net/fjt/index.html

2mixにコンプ類をかけて音圧を劇的にあげるようなやり方もあるんですが、バスドラが抜けると音のバランスが急激に変わったりといったことになりやすいです。また質問の1,2,5はそのようなやり方で無理に音圧を上げようとして音が飽和気味になり空間や奥行きを感じさせるリバーブやデイレイの残響成分が聴こえる音の隙間がなくなっているのではないかと推測できます。
まずはマスタートラックにリミッターを入れてピークだけを押さえるぐらいで適当に音圧があるぐらいのミックスを目標とされるのがよいと思います。
あとアウトボードを使ったり高価なI/Fで単純にミックスの問題が解決されて音が良くなるということはないのでその辺りは誤解されないようにしてください。
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質問者の方より音楽作成歴は短く、機材も全然な者なのでもしかしたらとんでもない勘違いを含んでいるかもしれませんが、わかる限りで答えさせていただきます。


申し訳ありませんがすべてにお答えできる知識はありませんし、聞いたり本で読んだりしただけで実際に試したことのない知識もありますがご了承ください。

1.これについては機材のよさ、ミックス、録りなどすべての過程を経た最終的な結果ですので、必ずしも答えはひとつだけではないと思います。
今私が思いついた限りでは
(1.周波数的かぶりが少ない。
(2.オーディオI/Fやエフェクターなど、単純に機材が優れている。
といったところです。
また、シーケンサーで聞いていたときは一つ一つが分離していても、2ミックスにすると途端に周波数的かぶりが気になるときもありました。

4.私はまだアウトボードは持っていないのですが、アウトボード、特にアナログのものだとエフェクトをかけずに通しただけでもサウンドにキャラクターが付くことがあり、それを気に入ってあえて通すだけの人もいるようです。

5.これは結構私も最初はまってしまったことです、
ピアノは結構周波数帯が広く、分厚いです。
ピアノのコードバッキングなんかは素のままだとにごって聞こえてしまうこともあります。
そんなときは低音から中音域あたりをEQで削ってやると軽いCDでよく聴けるようなピアノになります。
↑とまったく別な話になりますが、音像の移動のさせ方はご存知でしょうか。
上下の音像は上=高域、下=低域になります。
上に動かしたい場合は高域をブーストするか低域をカットしてやる。
下はその逆ですね。

6.これは質問前文の音圧がプロみたいにならないという話と関連があることと思いますので、それと関連付けて考えたいと思います。
まず、音圧を上げる際はマスタリングソフトのマキシマイザーを使っているでしょうか?
おそらく使っていると思いますが、このときの話です。
たとえば曲の周波数帯がまんべんなくフラットに出ている場合と中音域が他より高い場合、同じ分マキシマイザーでブーストしたとして、どちらが音圧感のある曲に仕上がるでしょうか?
もちろんフラットな場合です。
中音域が出ているほうは同じ分ブーストされていてもやはり中音を作っているパートが強調されやすく、フラットなほうに比べてまんべんなく迫ってくるようなサウンドにはならないと思います。
私の勘違いなら申し訳ないですが、質問者の方は音量バランスのことはちゃんと考えられているものの、EQに関してはほとんど考えていらっしゃらないのではないでしょうか?
私の体験なのですが、曲のシンセフレーズが個性の強い強烈な音で、リードパートぐらいの音量にするとちょっと耳に痛い音になっていました。
かといって音量を耳に痛くないぐらい下げるとかえって音量感がなくなって迫力に欠けました。
これをどう解決したかといいますと(まあ解決は偶然だったのですが汗)、EQをいじっているとその音の主成分が4kHz前後に集まっていることに気づきました。
もっとも集まっているということはその音の個性を決めている部分だし、いいのかなと思いつつ大きくピーキングでカットしてみると、耳に痛い感じもとれ、いいバランスになりました。
そしてEQで音量が減った分フェーダーを上げてやると、EQ前より自然で他パートにもなじみやすくなったにもかかわらず音圧感はEQ前よりも高くなりました。
わかりやすくすると
EQ前:
低5、中12、高8だったとすると
EQ後:
低9、中12、高11といった感じになり、中音が出ていたところをまんべんなく出るようになり、音全体が迫ってくるような処理になったのだと私は解釈しています。
もっともこの例は音の最も出ている、すなわち一番の個性ポイントをカットしたわけですから、もともとの音からは若干遠のいたのは否めませんし、やる場合もどれだけ元の個性が失われてよいかということを考えてやる必要があると思います。

かなり長くなりましたが、私がお答えできるのはこんなところです。
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も2mixにした際そんな感じがありました。(未だに解決せず)

マスタリングソフトではマルチバンドコンプを使っています。(まだ知識は浅いですが)前に一回、2mixした際に恐らくヴォーカルの波形が飛び出てそこが原因で全然音圧があがらないときがありました。(そのときはT-racksを使っていました)そして、ミックスし直してヴォーカルにかけたゲインをさげたところ飛び出ていた波形が短くなり、音圧上げに成功しました。しかも、いつもと違う、なにか内側からどっとくる音圧に変わったときかなり感動いたしました。全体に影響するとは思いませんでした。これ以降、同じ手を使ってもまったく成功せず・・・。なんか音量があがったというか内側からどっとこないような感じに。あのときの感動はどこへ・・。
音圧をあげる以前にミックスの時点で音量がないといけない的なことをきいたことがあるので・・。(間違っているかもしれません)

ピアノのEQの件、とても参考になりました。試させて頂きます。
すいません、上記のCPU、3.00GHzでした。
初心者の質問に答えていただきありがとうございました。

お礼日時:2008/08/29 21:31

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