アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 僕は、大学一年生で都内の私立大学にて西洋史を専攻している者です。
 僕は西洋史を勉強しているうちにスターリン時代のユダヤ人政策やヴォルガのドイツ人の問題にすごく関心を持ちその分野を専門的に研究したいなあと思いました。
 ロシア史を大学院でも専門的に研究し、野望としては一橋大学の院に行って土肥先生のところでロシア史を研究したいなあと思っています。
 しかし、僕の大学の西洋史のコースでは、西洋史の勉強として専門的に学べる言語にロシア語がありません。(第3外国語であるが…)
僕はフランス語を勉強しています。
 そこで質問があります。
 学部時代からロシア語を独学でやっておくべきなのだろうか。
 大学院でロシア史をやろうとして進むものが、ロシア語を選択していないと不利になるのでしょうか(一橋大学の面接試験では筆記で選んだ第2外国語と別の言語でも研究と必要とあれば問うこともあるとのこと)

A 回答 (7件)

西洋史専攻なら何の言語で1次資料を読んでいますか?歴史なら必ず原典読解はやるでしょう



ロシア史を志す者がロシア語が読めないのは話になりません。

ロシア史なら東大の石井先生、青学の袴田先生、東大名誉教授の和田先生を薦める
    • good
    • 0

ANo.2です。


補足しますね。

>一点は、僕は英米圏の歴史学の進んでいる大学への留学とかも院に行ってからの野望としているのです。留学の時にTOEFLは重要になるって話を聞きましたの。700点の理由をちょっと聞きたいなあと。あと、TOEFLを基準にするべきかTOIECを基準にするべきかということです。

TOIECとTOEFLの違いを簡単に説明しますね。
TOIECは、1979年に日本の通産省(当時)と経団連が米国のETSという機関に要請して作られた試験です。
目的としては、和名が「国際コミュニケーション英語能力テスト」となっている通り、英語を母国語としない人が、どれだけ英語でコミュニケーション出来るかを計るテストです。
そして、通産省と経団連が中心になっていることからも分かるように、ビジネス英語が基礎となっています。
また、世界60カ国で実施されており、1年間で延べ450万人の受験者がいるので、スコアによる序列の信憑性が高いと言われています。
なので、国内企業や大学などの教育機関が採用する時の目安としやすいです。
700点前後というのは、「日常会話が問題なくこなせて、少し位の難しい業務の会話もこなせる程度」の英語力を示すとされています。
細かい点数の目安は、公式ページで確認してみてください。
http://www.toeic.or.jp/square/guide/testnavi/wt/ …

まぁ、つまり700点前後あれば大学院進学の時にかなり有利になりますし、学術書も辞書を引きながら読みこなせるレベルになるので、まずはココを目指すことになります。

TOEFLは、1964年に米国のETSが、米国をはじめとした英語圏の大学や大学院に留学・進学したり研究したいという希望を持ったりしている、英語を母国語としない人の英語能力を測るテストとして始まりました。
つまり、英語圏の教育機関や研究機関が、採用する外国人の英語能力を知るために利用されるテストです。
なので、その内容も学術英語が中心となります。

sibattyさんが、英語圏の大学や大学院への進学を希望されているのであれば、TOEFLの方が良いかもしれません。
※スコアの有効期限は2年間ですので、気をつけてください。

まとめると、TOEICはビジネス英語、TOEFLは学術英語と思えばいいかもしれません。
また、TOEICは国内での進学と就職に強く、TOEFLは英語圏への大学や大学院への進学時に役に立つと思えば良いかと思います。

>二点はロシア語の基礎レベルはどれくらいでしょうか

この点は、ロシア語検定の公式ページで確認したり、問題集を買って確認してみてください。
第二外国語は、やはりマイナーなので客観的に自分の語学力を計るにはこうした検定試験を利用するのが良いと思います。
目標も出来ますので。(ただ、検定用の教材や口座を押し売りする詐欺にはお気をつけください。


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82 …

ロシア語は専門外ですが、少し調べてみました。
結果、「ロシア語検定試験http://www.taibunkyo.com/kentei/kentei.htm」と「ロシア語能力検定公開試験http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/about.html」というのがあるようです。
「ロシア語能力検定公開試験」の方が、検定料が安くメジャーなようですね。

ではでは、参考になれば幸いです。
    • good
    • 0

 博士課程まで進もうと思うならロシア語能力は必携です。

ただし修士だけで終わらせるなら要求されないかもしれません。一橋は分かりませんが、一般的傾向として、各大学とも院生の数を膨らませる必要があるので、試験もかなり緩くなっています。
 最後の一つ、ロシア史で大学の常勤職を得ようなどと考えないこと。そもそも口自体ありません。中高の社会科教師の傍ら(これ自体、かなり狭き門ですが)で続けるのが現実的選択です。
 
    • good
    • 0

西洋史の研究者志望であれば「英語」と「現地語」はしっかり勉強していないと話にならないでしょう。



1. 「英語」
これは、現代の研究者の論文を読み、現代の各国の研究者と口頭と手紙(メール)で意思疎通するのが目的です。

勉強方法としては

「一定量の英文を欠かさず読む」
英語の読み書きの力は、大量の正しい英文を読むことでのみ養われます。長文は、本屋に行ったらたくさん並んでいる「日本語の対訳つきの英語の本」から始めて、順次レベルを上げて行って下さい。
読む本は基本的に好きなものでよいのですが、「タイム」や「ニューズウィーク」の類は、「文章に省略が多く、正則の英文でない」ことが多いのでお勧めしません。

勉強のレベルが上がれば「辞書を引かずに斜め読みできる」ようになりますが、それまでは「辞書を面倒がらずに引く」ことが必要です。安いものでよいので、英語の電子辞書を一個買って、電子辞書が壊れるくらい引きまくって下さい。私は電子辞書がない時代に英語を学びましたが、高校時代から大学時代に、辞書を2冊壊すまで引きまくりました。今は電子辞書という便利なものがありますので有効に使って下さい。

「毎週一本はアメリカかイギリスの洋画を見て(レンタルビデオでOK)、リスニング力を身につける」会話力の基礎はリスニング力です。相手の言っていることを聞き取れなければ何も始まりません。字幕を見ながらで良いですから、英語のセリフを生で聞き取る訓練を欠かさないで下さい。

ことをお勧めします。

現時点での質問者さんの英語力が分からないのですが、「一流私大に一般入試で入った」レベルの英語力があれば、上記の方法で英語力を自然に伸ばしていくことが可能でしょう。英会話学校とかに通うより余程効果的です。

この方法でしたら、英語の学習には大したお金はかかりません。質問者さんのやる気の問題のみです。で、お金はロシア語の学習に投入して下さい。

2. 「現地語」
「僕の大学のカリキュラムでは、週一時間のロシア語初級とそれを取った上で受講できる週一時間のロシア語上級があります。シラバス読んだところ、どちらもロシア語の文法と平易な読み物(アネグドート)を読んでいくというものでした。それぐらいのことだけやって院についていけるのかなあと不安に感じました」

語学の勉強は最初はそのレベルから入っていくわけですが、そのレベルでは当然足りないでしょう。もっともっと高いレベルまでロシア語力をつけないといけないでしょうが、これは独習では不可能です。

ロシア語については、専門の学校に行って、「ダブルスクール」の形で基礎からきちんとした先生に習うべきでしょう。ロシア語を教える語学学校は多くは存在しないと思いますが、東京でしたら例えば

学校法人日ソ学園 東京ロシア語学院
http://www.tokyorus.ac.jp/

があります。
本科の夜間制(2年過程)で、1年に50万ほどかかるようですが、まあそんなもんだろうと思います。ロシア語というのは西洋言語とは全く異なる特殊な言語ですから、生半可なことでは習得できませんよ。学部のうちに、可能な限りロシア語能力を高めるための時間とお金は惜しむべきではありません。

大学院の入試については良く分からないのですが、「英語」と「もう一つの外国語」が出来ればよい、ということではないのでしょうか?
上記のような勉強をすれば、質問者さんは英語とロシア語については相当のレベルに達して大学院入試を迎えられるはずです。
その場合、「大学で第二外国語に何を履修したか」にかかわらず、大学院の入試は、「英語とロシア語」で受験できるのではないでしょうか?
その辺は志望の大学の事務局によく確認されることです。

まあ、ロシア革命以前のロシアではフランス語が貴族の共通語であったそうですから、質問者さんが大学で第二外国語として履修しているフランス語の能力もあるに越したことはないでしょうが、英語とロシア語のほうが優先度は遥かに上だと思います。
    • good
    • 0

語学の構成は


研究テーマによります。

例ロシア・フォーマリズム
本来的文学史中心の視点として、日本では北大の近藤大介氏が、概説しておられるようです。

しかしながら、日本で引用される際、
多くは、ボーフム学派のメディア分析に
起源をもつ「拡大解釈」の枠内にあるコンテクストで
理解されているようです。
src-h.slav.hokudai.ac.jp/coe21/publish/no23/11kondo.pdf

推薦図書
Hansen-Loeve: Der russische Formalismus. Methodologische Rekonstruktion seiner Entwicklung aus dem Prinzip der Verfremdung. Wien 1978

結果 このテーマだけに限って述べれば、
ドイツ語・ロシア語がメイン 英語はあまり情報源になりません。

(冷戦終了前の)
この手の研究は二次文献をたくさん使った60年代流儀の研究が多いので建設的な研究にはならないと思いますが…

ニーズという観点から言うと
「自分テーマ」をあくまで趣味と割り切って専門としない。
冷戦後のロシア経済史(企業・生産再編成等)をメインにして英語・ロシア語・ドイツ語・フランス語の中でどれか一つを完璧にする。

参考まで
    • good
    • 1

大学で西洋史を学び、専門はイタリア史をやりました。


で、院に行く野望を今暖めています。
参考に、ウチの大学の教授から指導された内容を書きます。

西洋史をやる上で、まずマスターする言語は「英語」です。
というのも、歴史学といえども国際的盛んに情報交換するには英語を通じて行われます。
また、現地から資料を呼び寄せるのにも英語でやりとりが出来ます。
例えば、ロシア史だからといってロシアだけでなくドイツの資料館に重要な資料があったりします。
その時、日本語とロシア語しかできなかったら、ドイツから資料を取り寄せられないかもしれません。
でも、英語ができれば、ほぼ通じるので取り寄せることができます。
また、先輩研究者たちも自分の研究を発表するときは、英語で発表したりします。
つまり、学術界で生きていこうと思ったら、英語ができなければ話にならないということです。

その次に、マスターするのが、現地語です。
私の場合はイタリア語、sibattyさんの場合はロシア語になりますね。
これは、やはり外国人より現地人の方が研究が盛んになるからです。
(ただし、朝鮮半島や中央アジアなど、現地より外国の方が研究成果が蓄積されてる地域もある)
現地人向けに書かれた資料なんかも読むことが出来ます。
また、近現代史になれば現地語の資料も増えてきます。
なので、現地語も必修となります。

次に必要なのは、ラテン語・ギリシア語・フランス語・ドイツ語の中から自分の分野に必要な言語を行います。
ラテン語とギリシア語は古代~中世の国際語です。
フランス語とドイツ語は近代~現代の国際語になっていきます。
国際語というのは、その時代や地域に強かった勢力の言語が使われますので、自分の専門の時代や地域によって選択する必要があります。
ロシア近現代史だとドイツ語・フランス語あたりが必要でしょうか。


ということなので、まずは1~2回生の時にこの英語・ロシア語の2言語の基礎をしっかり出来るようにしておきます。
英語ならTOEIC700前後、ロシア語検定なら基礎レベルが目安でしょうか。
仏・独語は、昔の資料を読むためというよりは、現代の研究者の論文を読むためで研究の幅を広げるためですね。
英・米・仏・独が、やはり歴史学の進んだ国ですので。

この回答への補足

すごく参考になりました。今後の勉学のプランに組み入れたいと思います。一口に語学がたくさん必要っていってもいっぺんにできねえよーと思っていました。ただ、2点確認していいでしょうか。
一点は、僕は英米圏の歴史学の進んでいる大学への留学とかも院に行ってからの野望としているのです。留学の時にTOEFLは重要になるって話を聞きましたの。700点の理由をちょっと聞きたいなあと。あと、TOEFLを基準にするべきかTOIECを基準にするべきかということです。
二点はロシア語の基礎レベルはどれくらいでしょうか。僕の大学はロシア語の授業そのものはありますが、初級の授業も上級の授業もロシア語の文法と簡単な小話を読む程度です。僕は今年は取っていませんでした。

補足日時:2008/09/11 23:43
    • good
    • 0

大学で歴史を専攻していた者です。



大学院でロシア史を研究、ということなら大学院に入った時点でロシア語の史料を読めないと話にならないのではないでしょうか。
ということは大学院に入ってからロシア語の勉強を始めるのでは全く間に合いません。
今すぐに始めろ、とはいいませんが学部時代にロシア語の基本はマスターしておくべきです。
質問者様の大学にはロシア語の授業があるようですから、第3外国語として学びましょう。

この回答への補足

 ありがとうございます。僕の大学のカリキュラムでは、週一時間のロシア語初級とそれを取った上で受講できる週一時間のロシア語上級があります。シラバス読んだところ、どちらもロシア語の文法と平易な読み物(アネグドート)を読んでいくというものでした。それぐらいのことだけやって院についていけるのかなあと不安に感じました。学部時代では、院での専門課程に必要でかつマイナー言語(西洋史学のカリキュラムにはない言語のこと)はどのくらいのレベルで習熟するべきなのでしょうか??
 多くの大学の西洋史の学部のカリキュラムって英語と第2外国語をやるというスタイルでその第2外国語も西洋史の勉強に欠かせないフランス語かドイツ語しか事実上選択肢が絞られるわけじゃないですか。その一方で、院生に話を聞くと英仏独語は最低限必須でそれにもう一つ自分の研究する地域の言語が必要って聞いたんです。では、院に入ってからどんくらい言語に割かなきゃいけないんだあって驚きました。

補足日時:2008/09/11 09:57
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!