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二重国籍をもつ人達は、どのように2枚のパスポートを使い分けているのでしょうか?
例えば、私がフランスとイスラエルのパスポート(以下pと省略)所有でイスラエル在住だとしたら以下の手順をふむかと思います。(あくまで例です)

1、イスラエル出国時:イスラエルのpを提示(イスラエル在住の為)
2、日本入国時:イスラエルのpを提示(イスラエル出国時のスタンプがある為)
3、日本出国時:イスラエルのpを提示(入国時のスタンプがある為)
4、イスラエル入国時:イスラエルのpを提示(出国時のスタンプがある為)

◎フランスのパスポートは1~4のどの時点で使用可能なのでしょうか?
どのように実際使用されているものなのでしょうか?

考えるに、単純化するため両方のパスポートは初めて使用すると考えると、

もし、1で使用したら、フランス人と見られると、イスラエルのパスポートも
合わせて提示しないと、イスラエルへの不法入国やオーバーステイかと間違われる感じがします。

もし、2で使用したら、フランスや他国の出国スタンプが確認できないところに、
イスラエルのパスポートも合わせて提示でもしないと、これも妙な感じがします。

もし、3で使用したら、入国した国の入国スタンプが無いと、非常にまずいことになると思います。

もし、4で使用したら、フランス出国のスタンプが無いので偽造パスポートと疑われるような気もします。

実際はどのようなタイミングで使用されているのでしょうか?
勘違いしている点はどこにあるのでしょうか。お教えください。

(なお、上記は例です。二重国籍取得条件等は不問にしてください。入出国スタンプは押印しないとこも多いですが、例では全てするものとしてください。出国時スタンプはあまり他の国の入国時でチェックしないかもしれませんが、私自身された例外的な経験をもっていますので、入管はパスポート参照などで一応できる環境にあるものとしてください。)

A 回答 (6件)

出入国する際にその国のパスポートを持っていた場合、その国のパスポートを利用するのが決まりです。

・・・なので書かれている例で言うと・・・

(1)イスラエル出国時、イスラエルのパスポート使用。
(2)日本入国時、イスラエル/フランスどちらのパスポートでも使用可能。両国とも3ヶ月または90日以内だとビザ免除なので、どちらを使用しても同じですね。
(3)日本出国時、(2)で入国時に使用した国のパスポートで日本を出国。
(4)イスラエル帰国、イスラエルのパスポート使用。

となると思います。

入国審査で詳しくチェックが入った際に「いままでどこの国に居たの?」となってから、イスラエル/フランスのパスポートを提示しても問題ないのではと思います。

実例として・・・豪パスポート&米パスポート保持者が、豪→米→日→豪と旅行した際に使用したパスポートは・・・
(1)豪出国時、豪パスポート使用。
(2)米入国時、米パスポート使用。
(3)米出国時、米パスポート使用。
(4)日入国時、豪パスポート使用。
(5)日出国時、豪パスポート使用。
(6)豪入国時、豪パスポート使用。
これで日本での入出国時に、豪を出てからの数日間どこに居たのか(米に滞在していた期間)を聞かれることはありませんでしたし、豪帰国時にも(2)&(3)の空白期間を質問されることもありませんでした。
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この回答へのお礼

「出入国する際にその国のパスポートを持っていた場合、その国のパスポートを利用するのが決まり」なるほどと思います。とても参考になりました。また、実例も出していただきとてもありがたい限りです。ご回答いただきどうもありがとうございました。

お礼日時:2008/10/05 18:07

イスラエルとフランス国籍の法律は知りませんが、合法的だと仮定するということですね?



重国籍者のパスポート使用の原則。
●入国と出国は同じ国のパスポートで。
●国籍を持つ国の出入国は、その国籍のパスポートで。
●国籍を持っていない国の出入国は、居住する国のパスポートで。
※但し、ビザが免除であるとか取りやすいとかの理由で、別の旅券を使わざるを得ないことはあります。推奨はされませんが、致し方ないところです。

さて、出入国スタンプにこだわっているようですが、合法的である限り気にしなくても結構です。ほとんどチェックされませんが、もちろん、審査官はパスポートの出入国スタンプをチェックし、あなたがどんな渡航履歴を持っているかを知る権利はあります。それはあなたが不審人物かどうかを判断する一材料になるからです。例えばフランス旅券が偽造である可能性も、審査官は視野に入れているのです。そこで合法的な理由が説明できればそれでいいのです。

例えば合法的に別国籍のパスポートを持っているという理由説明です。合法的に重国籍を保持しているならば、それを正直に答えて構いません。ただ、重国籍を容認していようが、何処の国も決して重国籍を奨励はしません。一人一国籍が望ましいのに決まっています。管理しやすいですから。ですから最初から複数のパスポートを提示しようものなら別室送りの上、一方のパスポートを取り上げられたり(もちろん他国の審査官に取り上げられようが再発行は可能です)、目の前で破られたという人もいるらしいです。ですから、あくまで出入国スタンプについて聞かれたらまず言葉で答える、見せろと言われたら見せることです。

前置きが長くなりました。

>◎フランスのパスポートは1~4のどの時点で使用可能なのでしょうか?

使用する必要はありません。あえて言えば、2と3です。2だけ3だけはいけません。必ず2と3セットです。ただし非居住国のパスポートの第三国での使用は差し控えるべきです。日本の場合、両国とも査証免除で90日の観光知人訪問目的ならば可能なのですから、あえてフランスのパスポートを使う理由がありません。

例えば、イスラエルパスポートなら問題なく上陸許可が出たのに、フランスパスポートを提示したがために上陸拒否を受けるということも十分考えられます。出入国スタンプもそうですし、住所や仕事などの質問でもイスラエル在住と言う事がわかるでしょう。それなのにあえてフランスパスポートを使う理由の合理性を入国審査官に納得させられなければ上陸拒否になるでしょう。上陸拒否権は入国審査官にあります。

>もし、1で使用したら

そのとおりです。例えばイスラエル国内で出生したか、イスラエル国内でフランス国籍を取得した場合は、その証明を事前に移民局に提示し、出国許可を得れば可能ではあります。

>もし、2で使用したら

前述の通り、出入国スタンプはまず不問です。もし聞かれたら説明し、見せろと言われればイスラエルパスポートを提示します。聞かれたとしても別に重国籍を咎められているわけではありません。相手は不審人物の疑いを持って聞いているのですから、その疑いを晴らせば済むことです。居住国でないフランスのパスポートを使う合理的理由を審査官に納得させられなかったら上陸拒否されるだけでしょう。

>もし、3で使用したら

もちろんそうです。ですから、2と3は必ず同じパスポートを使います。

>もし、4で使用したら

フランスに限らずどこかの国を出国したという説明ができればいいところですが、居住国であり国籍を持つ国なのですから、必ず自国のパスポートを使わなければなりません。
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この回答へのお礼

「重国籍者のパスポート使用の原則。●国籍を持っていない国の出入国は、居住する国のパスポートで。」、「在住場所と異なると使用の合理的理由が必要」ということですね、とても参考になりました。
「審査官は・・・どんな渡航履歴を持っているかを知る権利はあります」、そういえば私事ですがハワイで米国以外の渡航歴をよく尋ねられました。
旅券が「合法的な理由」が必要、確かに了解です。
ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/10/05 18:52

>◎フランスのパスポートは1~4のどの時点で使用可能なのでしょうか?



出入りは同一旅券を使用することが一般的な条件になります。この場合、1、4の組み合わせ、2、3の組み合わせが相当します。
仏国の旅券を1、4で使うのであれば、イスラエルは仏国民として滞在していることになるので、イスラエルの在留許可が必要となるでしょう。
仏国の旅券を2、3で使うのであれば、別段問題は発生しません。日本に出入国した人は仏国人、というだけです。

>もし、2で使用したら、フランスや他国の出国スタンプが確認できないところに、
>イスラエルのパスポートも合わせて提示でもしないと、これも妙な感じがします。

別に妙じゃありません。妙と考えるのは「全ての国の出入国に単一の旅券を提示しなければならない、何故なら個人は単一の旅券しか有しないから」と思うからです。

>もし、3で使用したら、入国した国の入国スタンプが無いと、非常にまずいことになると思います。

これはまずいですね。入国していない人間の出国ですから不法上陸が疑われます。

>もし、4で使用したら、フランス出国のスタンプが無いので偽造パスポートと疑われるような気もします。

仏国旅券は日本国内の在日仏国領事館でも発給されますから、不思議でも何でもありません。
「仏国人は必ず仏国に居住し、仏国から出国する」、これこそが偏見です。
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この回答へのお礼

「仏国旅券は日本国内の在日仏国領事館でも発給されます」よく考えると確かにそのとおりですね。スタンプ無しの白紙パスポートでも、他国入国時の使用には問題は無いと考えが変わりました。「出入りは同一旅券を使用」、他国出国時にはその国の入国時のスタンプや入国日数の証拠は必要ということですね。
とても参考になりました。ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/10/05 18:22

理屈と現実はズレがあるように思います。



理屈では出国→入国→出国→帰国が一連ととらえるため、同じパスポートであるべきだと机上で考える人(これらは一般人。当局ではない)は考えるのでしょう。

しかし、たとえば日米の2つのパスポートをもっている人はそうでもないようでした。
沖縄系の知り合いが多かったこともあり、戦後アメリカ人と結婚した人の子どもの場合などを聞いてみると、出国と帰国(日本から出るときと、日本へ戻るとき)、入国と出国(アメリカへ入るときとアメリカから出るとき)のどちらかがセットになるような使い方で問題なかったようです。
たしかに、各国はその国における出入国を管理するので、これでいいのかもしれません。誰も世界規模での統一性、連続性は気にしていないのかもしれません。

ただ2007年からJ-VISが導入され、これがUS-VISITとどう連動しているかがわからりません。犯罪情報データベースのみ参照していて、各国の出入国のパスポートの使い分けまでがわかるかどうかもわかりません。
しかし、ダブルパスポートを認める国もいくつかあるため、そういう観点からすれば、ある国への入国と出国、ある国からの出国と帰国、のどちらか同士で同じパスポートであれば、問われないとも考えられます。
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この回答へのお礼

実際のお知り合いの例を出していただきたいへん参考になりました。
J-VISやUS-VISITやそれらの関係も絡むかもしれないとのお話もとても参考になりました。ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/10/05 18:00

パスポートを一回どちらかで使ったら、そのパスポートのまま


本国へ一度戻るまでは別の国籍のパスポートは使えません。
二重国籍者であっても、出国時/入国時に別のパスポートを
使って手続きしようとすると、出入国記録の組み合わせで
ミスマッチが生じます。スタンプを押していなくても機械の
方に通過記録は残るので、不法出入国とみなされる場合があります。

一回本国に帰った後で、また別の旅程として海外渡航する場合は
フランス側のパスポートを使っても構いませんが、とにかく
一度本国から出たら、次に本国へ戻るまでは同じパスポートで
統一することが必要です。

イスラエルの出国時にフランスのパスポートを使った際、
オーバーステイでは?と言われる可能性ですが、パスポートの
申請時に二重国籍で別国籍のパスポートを持っている等の
申告をしておけば、パスポートの備考欄に記載がなされたり、
電子読み取りデータの中に組み込まれたりします。ただ、説明を
てっとり早く済ませるためには、イスラエルのパスポートは
常に持っておいた方がよいでしょう。

日本でもそうですが、パスポートを申請する場所(都道府県別)
によって高機能データ処理ができるパスポートを発行できない
ところもある(海外では日本よりさらに差が激しいでしょう)ので、
次にパスポート更新をした後も、(フランス側をメインで使いたい
のなら)両方手元には置いておく方が安全だと思います。
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この回答へのお礼

「パスポートの申請時に二重国籍で別国籍のパスポートを持っている等の申告をしておけば、パスポートの備考欄に記載がなされたり、電子読み取りデータの中に組み込まれたりします。」そのような便利なシステムがあるのですね勉強になりました。ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/10/05 17:53

 


イスラエル-----日本、この間の移動にフランスのパスポートを使う理由がありません。
だから、フランスのパスポートを見せる人は居ないでしょう。

 
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この回答へのお礼

早々とご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/10/05 17:48

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