アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

最近になって『十二国記』のアニメを見始め、すごくハマり一気に見てしまいました。
そこで気になったのですが、アニメでは『風の海 迷宮の岸』の回で
泰麒(たいき)が驍宗を王に選んでからその後、曖昧に終わってますよね?
成長した泰麒は異世界(十二国記の世界)の記憶が消えて日本へ戻ってきているところでアニメは終わっていますが、
どういう経緯で日本へ戻ったのか小説ではこの続きがあるんでしょうか?

もしご存知の方はその後のあらすじを教えて下さい!!宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

十二国記、私も大好きです。


「黄昏の岸 暁の天」というサブタイトルの小説があります。
これが「風の海~」の続編とも言えるでしょう。
「あらすじ」とあるので一応書きますが、もしネタばれ嫌!とお思いなら、読まなくて大丈夫ですよー。

陽子の側から書かれています。
泰王驍宗が行方不明になり、戴には妖魔が蔓延します。泰麒も驍宗も行方不明、「賊」が侵入し、戴国内は前例のないほど荒れていました。
王師将軍に抜擢されていた劉李斎は「賊」や妖魔に命を襲われながらも満身創痍で慶の金波宮に助けを求めに来ます。

しかし軍を率いて他国に入るのは、それがその国の民を助けるためであっても、「覿面(てきめん)の罪」といって、王が絶対に犯してはならないことの一つです。軍を向かわせようとしていた陽子は、尚隆に止められます。ですから「大使館のようなものをつくろう。そうすれば戴だけでない、どの国が斃(たお)れても、他の国が助けられるかもしれない」と陽子は考えました。
結局選んだ方法は、泰麒を探すということ。陽子は各国に協力を仰ぎ、麒麟やその使令を借り受け、泰麒を探し出しました。

というのが「黄昏~」の話になります。
このお話の中で、十二国とはどういう世界か、天帝とはどういう存在か、といったことにも近づいて行きます。

そしてお尋ねの「どういう経緯」で日本へ戻ったのか、ということですが。
ある時、文州の轍囲(てつい)という場所で乱が勃発します。轍囲は驍宗ゆかりの土地だったので、驍宗は自ら出兵します。しかし轍囲での乱は長引き、心配になった泰麒は自らの使令である汕子と傲濫を向かわせます。
その隙をついた「賊」は泰麒に襲いかかり、泰麒は鳴蝕(めいしょく。麒麟の悲鳴が起こす蝕と言われています。原作では違いますが、アニメ版では六太が蓬山から出奔のときにおこしていました。実際には普通の蝕ほどでないにしろ被害は甚大です)を起こして日本に帰ってしまった。
鳴蝕の際に記憶は失われたそうです。汕子と傲濫は泰麒の側に帰ることができましたが、記憶が失われているためその存在も知られぬまま、二匹(?)のせいで周りの人々が次々と殺されていきます。
これについては新潮社の「魔性の子」として書かれています。(十二国記には含まれません)
「賊」というのは、アニメには出ていない人物ですが、原作ではすでに登場済みの人物です。(妙なところでネタばれ阻止。知りたかったらおっしゃってくださいね)

アニメの記憶が薄いので、わからないところがあればすみません。
読み込んだつもりでしたが、だいぶ記憶が…
原作のほうがとても面白いですよ。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C% …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

返答ありがとうございます。

ご丁寧にURLも載せて頂きありがとうございます。
なるほど…やはり原作では続きがあったんですね!!

アニメでも理解するのがやっとなのに、小説なんて難しそうでちょっと抵抗があったのですが、
原作のほうがとても面白いというfumie0725さんのお言葉に光れ、今度読んでみようと思います。

またアニメの復活を期待して…♪

お礼日時:2008/10/02 20:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!