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文献に、二次元三角格子反強磁性体で「KTB」転移が確認されたと記されています。「KTB」転移がよくわからないのですが、どなたか具体的に教えてください。

A 回答 (2件)

siegmund です.



> 2次相転移とは、この場合反強磁性転移でいいのでしょうか?
う~ん,分類の仕方が違うんですよね.
2次相転移でない反強磁性転移もありますし,
反強磁性転移以外の2次転移もあります.

> 相関距離が発散という意味がよくわからないのですが、どういうことになるのですか?
相関距離の概念は相転移の基本中の基本です.
先に紹介しましたテキストなどで勉強されることをおすすめします.
ここで簡単に説明しきれるものではありません.
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K = Kosterlitz (コスタリッツ)


T = Touless (サウレス)
B = Berezinskii (ベレジンスキー)
の頭文字を取ったものです.
BKT転移,あるいは単にKT転移と呼ばれることもあります.
KT転移が最もポピュラーでしたが,最近はBKTあるいはKTBが
増えてきているような印象を受けます.

普通の2次相転移では相転移温度でのみ相関距離が発散していますが,
KTB転移では転移温度以下ではずっと相関距離が発散しているのが
特徴です.

BKT(KTB)転移,あるいはKT転移で検索すればいっぱい出てきます.
最近の日本語の教科書では,例えば
「相転移・臨界現象の統計物理学」(西森秀稔,培風館)
にまとまった解説があります.

質問内容からして物理系の卒業研究以上の方と思われますので,
まずは上の文献など読まれるのがよろしいかと思います.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。本を参考にしてみます。追加質問になってしまうのですが・・・。
2次相転移とは、この場合反強磁性転移でいいのでしょうか?
相関距離が発散という意味がよくわからないのですが、どういうことになるのですか?
申し訳ないのですが、よろしかったら回答お願いします。

お礼日時:2008/10/08 14:18

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