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いつも山岳テントの設営時、張り綱の一方を石に縛りテント側に自在ループを持っていきそちらで調整しているのですが、最近雑誌のテントの張り方ガイドとしてテント側を固定し、ペグや石に自在ループ側を使って固定するよう説明していました。実際、先日の涸沢でも多くの人がその張り方をしていました。
当然、自在部でテンションを調整すると石と張り綱は大きな輪の一方を踏んづけているだけで強風時などはすぐに外れてしまう為、真似をする気にはなれません。
誤った設営方法に限りなく近い気がするのですが、紹介記事が単にアウトドア雑誌でなくちゃんとした山専門の雑誌だったので気になります。何かメリットがあるのでしょうか? また最近はそれが標準なのでしょうか?

A 回答 (4件)

自分はテント側は張り綱は縛ったまま(無くさない為)畳んでしまうのですが昔からぺグ側をループにしています。


石に直接縛る事はほとんど無く、必要に応じてぺグに縛った張り綱を石で踏んで(挟みこんで)固定してます。(この場合、微妙なテンション調節はしにくい)

最近の標準かどうかは分かりませんが、テント側をループにするという発想自体したことがありませんでした。
ぺグ側が自在ループになっていた方が何かに引っかけるときに楽だとは思います(引っかける物によってループの大きさも変えられるので)。
そうでないと、毎回結び目を作らなくてはならないので面倒ですよね。
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この回答へのお礼

確かにペグだと引っ掛けただけでも、耐えられそうですね。
ただいつも使うのが北アルプスの岩場が中心なのでペグを使うような土の地面に張った事は数える程で、稜線でポールが曲がるような風雨にさらされると相当大きな石でも動いてしまうためテントが飛ばされないように、夜中に時々起こされて何度も張り直すのに苦労します。そんな状況では危ないと思いました。
要は使う場所によって使い分けろってことですかね。

お礼日時:2008/10/15 15:44

私がキャンプを始めた20年ぐらい前から、一般的には、


テント側が固定環
ペグ側が自在環
ですね

あまりこのことに疑問を持っていなかったのですが
自在を動かす際にテント側のはと目や生地をいためてしまうから
トートランピッチで縛るときにやりやすいから
ぐらいしか思いつかないですけど
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど20年前でそちらが主流でしたか。
最近事情が変わったのかなと思ってました。
今、調べたらアライテントのHPの設営方法もそうですね。
必要に駆られて反対にした記憶も無いので、最初から私が間違って覚えたのかもしれませんね。

お礼日時:2008/10/16 10:02

 どちらでも良いような気がしますが・・・


 そもそも私の学生時代は張り綱なんて張ったことがなかったような気が。
 最近のテントは張り綱を取れるようになっていますし付属もしているので、取ったり取らなかったりしています。

 アンカーにした石が動くほどの強風下では、結局石が動いて張り直すのなら、スライダーはどちらでも関係ない、という気がします。
 もっと細かく考えれば、アンカーにした石が動いてしまうくらいなら、張り綱が外れた方が良い、とも思えます。アンカーが動く時は必ずテント側に引き寄せられるような力が掛かっているわけですから、下手にテント側に飛んでこられるくらいなら、スライダーが外れた方がマシでしょう。辛うじて引っかかっていたのが弾けるような飛び方をして、寝ている頭にアンカーにした石が直撃、なんて事故は恥ずかしくて嫌です。

 山岳テントの剛性とか強度って、「飛ぶくらいなら外れた方が良い」とか「テントごと飛ばされるくらいならポールが折れた方が良い」ということもありますから。
 余談ですが台風接近中の北アのテント場で、2人が入ったままのテントが谷に飛ばされる現場を目撃したことがあります。台風接近中ということでペグダウンも念入りにしていたのですがね。
 ちなみにその飛ばされたテントは某人気海外メーカーの恐ろしく耐風性が高い構造を売りにしたモデルでした。その数m近くに張った我々のテント(ダンロップ)はポールが曲がり、ほとんど風にねじ伏せられてしまっていました。で、ハイマツにアンカーを取ってポールを補強しようと決死の覚悟でテント外に出て作業していたのですが、その某テントはこの強風下でもほとんど形すら歪んでおらず、なんて剛性が高いんだと感心して見ていた瞬間にペグが弾け飛んでテントが空中を舞っていったと。
 ポールが曲がる柔なテントで良かったです。

 ま、こんな極端な例でなくても、稜線で本当に強風に吹かれれば握り拳くらいの石なら風で飛びますから、そういう状況で「アンカーにした石から張り綱が外れない」のは却って危険という気はします。
 もちろん半端な強風では外れたり動いたりしないようなアンカーの取り方をするわけですが、その想定を越えた条件に見舞われた時は、アンカーが動いてしまうよりは張り綱が外れた方がずっと安全なように思いますね。

 なので私は「アンカー側にスライダー」派です。No.1さんのようにアンカーとは別に張り綱を石で踏ませるくらいの風対策はすることもありますが、たいして念入りな取り方はしていません。
 また、強風が吹いている時にアンカーが外れたり位置がずれたりしても、いまりマメには直しに行かないですね。完全に出入り口が風下であるときは良いのですが、吹き方によると出入り口を開けた瞬間にテントが風を孕んで飛ばされることもないわけじゃないので。(これも現場を目撃したことがあります)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
近隣のテントが潰れてるのは見た事がありますが、さすがにそれほどの強風には遭遇したことはありませんね。

いつも岩場のサイトでなるべく重い20~30cm程の長細い石に縛り、テント側で張り増して調節しています。
テントはアライのエアライズ1なのですが、特にソロ用だからか横風でフレームがたわむ量が大きくよほど重い石じゃないと風でずれてしまいます。手ごろな長細い石がない場合は風で石の向きが変わるだけで綱がずれて緩んでしまうことが多く、雨だとフライが密着してテント内がぬれて不快なので自在側だと無理と思ってました。
そもそもは石を使うのが例外なんでしょうね。

お礼日時:2008/10/16 10:11

わたしも、いつもテント側 固定環:ペグ側 自在環です。



特にこのことについて決まりはないと思ってますが、要点としては
”テントを確実に強度を保ち固定する”ことだと思います。

通常、ペグを使用する場合にペグ側を自在環にするメリットとして、
・テントのロープを固定する生地を痛めにくい
 ・・・テント側が自在環だと設営中に風などによりテント生地とロープが擦れてしまう
・テント付属のロープの長さによりペグダウン箇所を決めやすい
 ・・・テント付属のロープはテント強度を保つため、長さが決められていると考えています。短すぎてテント脇に張ったんでは、想定する効果が得られませんよね。そこでテントに固定した後に、そのロープ長さをみながらペグダウンします。
・自在金具使用の場合、設営が簡単
 ・・・引っ掛けるだけなのでループ状になっていたほうが、設営しやすい。また、常にテンションがかかっており、ペグのつめ部分よりぬけることはない。
の理由だからだと思います。

ただし、上記はペグ使用が前提で、石や岩、十字ペグなどに固定する場合は、
上記の”テントを確実に強度を保ち固定する”の意のとおり、質問者さまのように自在環をテント側にしなければ、相手側に固定できないので、自在環をテント側にします。

ちなみにトートランヒッチをご使用の場合、わっか側の結び目を間隔をあけて数個つくり、最後は普通どおりの結索をすると、数個つくった結び目に加重が分散して緩みにくくなります。

要は、柔軟に対応することですね。

それよりも、固定側の石が動き、睡眠を阻害されるほうが心配ですが。
(テントが確実に固定されないこと、体力回復が阻害されること)
経験者だと思いますのであまり心配はしませんが、事故など起こすことないようにしてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

いままでペグが刺さるサイト経験が殆ど無く、岩場が多いのでそれが当たり前だと思ってましたが、私の張り方がむしろ例外のようですね。
また通常の方法のほうが、いちいち縛る手間が省けて設営も撤収も便利でしょうね。

ただ私自身はいつもテント本体に取り付けたままの綱を設営の度に反対にしたりするのも面倒なのでこのまま使うのかなと思います。

最近、反対の人をみてこれで良いのかな?という目で見ていましたが、逆にこちらがそう思われていることを自覚しておきます。

お礼日時:2008/10/16 10:24

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