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この二つの文は、日本語として正しいですか。
もし両方正しければ、どのように意味が違いますか。

A 回答 (5件)

その部分だけを切り出してしまうと、正しい、正しくないという議論はできなくなってしまう、と思います。


足りない部分を補ってみると、

私は、(褒める理由)したことで、弟を褒めてやりました。
私は、試験の合格したことで、弟を褒めてやりました。

私は、(褒められる行為)を、弟に褒めてやりました。
私は、試験に合格したことを、弟に褒めてやりました。

つまり、意味は同じです。
でも、どちらを目的語に持ってくるかによって、"私"の気持ちの中では、上の例では「弟はよく努力した」と思っており、下の例では「試験に合格したのは立派だ」と思っているのだと考えられます。

日ごろ、成績の良くなかった弟が、試験に合格した。
合格は無理だろうと思っていた兄は、それに驚き、
どうしてだか理解できないけれど(あるいは理由は何であれ)、合格したことを弟に褒めた
か、
合格するまで努力を重ねた弟を認めて、弟を褒めた
の違いがある、と思います。
明確に意識はしていないけれども、そのときの"私"の「心の中の眼」が"褒められるべき理由"を見ていたか、"褒められるべき弟"を見ていたかの違いが、言葉に現れてくると思います。

ですから、
A:「私は昨日、弟を褒めてやりました。」
B:「どうしてですか?」
A:「弟は、科挙に合格したのです。」
B:「弟さんは優秀なのですね。」
という会話はありえますが、普通は
A:「私は昨日、弟に褒めてやりました。」
という言い方はしません。単純に『を』を『に』と言い間違えたか、あるいは意識的に目的語を省くことで、相手にその理由(目的語)を尋ねるように仕向けています。BはAの言葉に目的語がないという不自然さのために、その理由を尋ねることになります。
A:「私は昨日、弟に褒めてやりました。」
B:「え?どういうことですか?」
A:「弟は、科挙に合格したのです。」
B:「弟さんは優秀なのですね。」
のようになります。でも、普通なら
A:「昨日、弟が科挙に合格しました。」
B:「それは良かったですね。」
A:「私は、弟を褒めてやりました。」
になるでしょう。
ここで「私は、弟に褒めてやりました。」というのは不自然ですが、実際の会話では聞き流されてしまうでしょう。ただし、書き残す場合、活字にする場合には『を』に直すでしょう。
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 どちらの日本語も間違いではないと考えます。

ただ、十分かというと、荘でもないのかもしれません。
「弟を誉めてやりました。」と「弟に誉めてやりました」では誉める対象に違いが生まれると言うことでしょう。

何かの行為を弟がしたとして、そしてその行為が賞賛に値するとして……

弟を誉めるのは、その行為をした弟が人間的にすばらしい、つまり弟と言う人間を誉める場合。
弟に誉めてやるのは、その行為、「君がやったことはすばらしいことだよ」というやった行為を「弟に誉めてやりました」と言う場合でしょう。

科挙に合格したことで弟を誉めてやりました。(すばらしい弟です)
科挙に合格したことを弟に誉めてやりました。(科挙に合格したことはすばらしいことです)
と言うことではないでしょうか。
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途中が必要ないので省略しますが



「(私は)弟をほめた」→○。弟をほめたのは私です。

「弟にほめた」→×。弟にほめられたならば文章として成り立ちます。その場合「(私は)弟にほめられた」

No.1の補足に「弟にほめてやりました」の意味は「弟にほめられました」 として理解してもいいですか?とありますが「弟にほめてやりました」との表現がおかしいのでイコールとはいえないです。本来伝えたいこととは反対でしょうから。
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格助詞は難しいので間違ってるかもしれませんが……。


説明のため主語を補います。

「私は弟『を』ほめてやりました」
「私は弟『に』ほめてやりました」

この場合、文の骨格は「私はほめる」であるので、「弟」が何の役割を果たすかといえば「ほめる」の目的格となるでしょう。その観点で格助詞「を・に」の用法を考えてみますと、

を:働きかけの対象(ex. 本を読む)
があるのでしっくりきますね。

ただ問題なのは、
に:到達点としての対象(ex. 人に親切にする)
を後者が正しいという根拠にしていいかどうかです。同じ対象という意味を持っていても「働きかける」と「到達点」ではどのような差異が生まれるのでしょうか。

そもそも格助詞の根源的意味を確認してみます。すると、
を:動詞文に対して用いる。
に:主に「点」を示す場合や形容詞文などに用いる。
のようなことが伺えるので、「動詞の目的格」である「弟」に格助詞「に」をつけるのは不適ではないかと思われます。
ただし格助詞「に」の用法は広いので、思いもよらぬところで「意味は通るよ!」と言われるかもしれませんが、一般的なレベルでは「なんか変だよそれ」になっちゃうと思います。ややこしいですねw
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前者はそのまんま


「弟」「を」「ほめた」
になりますが、後者は
「弟」「に」「ほめて」(を)「やった(あげた)」
となるように思いますが、どうでしょうか。
単純に考えただけです。

この回答への補足

2番目の「弟にほめてやりました」の意味は
「弟にほめられました」(自分が弟にほめられる=弟が自分をほめる)
として理解してもいいですか

同じ質問がsnowizeさんにもききたいですけど、よろしくお願いします。

補足日時:2008/10/18 09:58
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