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はじめまして。
嫌気性細菌は酸素を嫌うと言いますが、実際にはどれぐらいの酸素分圧まで耐えられるのでしょうか。特に破傷風菌などは、酸素が1%でもあればいけないのでしょうか。また偏性と通性がありますが、後者の場合、どれぐらいの酸素分圧で活動を活発化させるのでしょうか。もしよろしければ教えてください。
ではこれで失礼させていただきます。

A 回答 (3件)

基本的に酸素濃度20%を基準として嫌気性と好気性の区別をします。


酸素濃度が20%を超えると全く発育しなくなるボツリヌスなどの菌を偏性嫌気性菌、酸素濃度が21%以上ないと増殖することができない菌を好気性菌、どちらの条件でも大丈夫なものを通性嫌気性菌に分類しますネ。
別に酸素に対する抵抗力を持つようになった耐気性嫌気性菌という分類もありますが、MRSAやO-157のように酸素濃度が高くても増殖可能なものについては好気性に分類することもあります。
各細菌類の活動活性化のための酸素分圧については、個別に調べるしかないでしょうネ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
おかげで嫌気性と好気性の区別する条件がわかりました。
耐気性嫌気性菌というのも知りました。
また何かあればよろしくお願いします。

お礼日時:2001/02/25 11:25

直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「イネ根圏の窒素固定菌遺伝子の解析と改良強化」
このページの参照文献で39には関連情報の記載はないでしょうか・・・?
「嫌気培養法」

ご参考まで。

参考URL:http://a-yo.ch.a.u-tokyo.ac.jp/1998/taikai/ab/uo … http://www.gifu-u.ac.jp/~kuni/Grsin.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「イネ根圏……」も参考にさせていただきました。
お礼が遅れて申し訳ございませんでした。

お礼日時:2001/03/12 20:22

 嫌気性細菌は発酵によって無酸素でエネルギーを得られる種類の細菌で、さらに1)呼吸系も持ち酸素存在下呼吸によってエネルギーを得て生存できるもの(通性嫌気性菌)、2)呼吸系はないが活性酸素分解酵素を持ち酸素存在下でも生存できるもの(耐気性菌)、3)なにもないもの(偏性嫌気性菌)に分けられます。



 破傷風菌は偏性嫌気性菌です。破傷風菌を育てたことはないですが、他の偏性嫌気性菌を育てた経験では、嫌気性指示薬の変色点から判断して、酸素が 0.5% を越えていると育ちませんでした。普通は 0.1% 以下にして育てます。もちろん培地に溶存酸素があれば雰囲気の酸素をいくら減らしても育ちません。破傷風菌も同様ではないでしょうか。私のはちょっと甘くても育つらしいので、破傷風菌はひょっとするともっとシビアかもしれませんが。

 最適濃度はちょっとわからないです。検査室の人に聞くのが一番いいのですけどね、、、
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
0.1%以下にして育てるというのは、調べていてわかったのですが、どれぐらいまで耐えられるかというのが、わからなくて。今回、回答していただき、0.5%という数字を知りました。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/02/25 11:28

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