天使と悪魔選手権

自分自身の相談ではないのですが…。

今年で30歳になった元彼が、お芝居の道にいます。
かなりの狭き門をくぐって得た、ずっとなりたかった職業なんだそうです。
時々事務所さんからお仕事を頂いているみたいですが、生活のほとんどをアルバイトでまかなっているところを見ると、あまり成立はしていない様です。

地方に住んでいる彼のお父様が、彼が小学生の時に医療ミスで歩けなくなり、耳もほとんど聞こえなくなってしまいました。
最近ではアルツハイマーが進んでいるのか、家族の事がわからない時もあり、その病状は進む一方…。
さらに妹さんが精神的に病んでいて、何度も入退院を繰り返しています。
何年も前から、親戚中に「東京で自由な事ばかりしている放蕩息子だ」と陰口をたたかれているそうです。

彼自身もそれをわかっていて、本当なら実家に帰って母親の手助けをするのが正しいんだろうと言っています。
しかし、やっと掴んだ夢を辞める事もできず、相当悩んでいるみたいです。

今週末に彼に会う機会があります。
久々に会うので、間違いなくこの話題が上がるでしょう。
彼になんとかアドバイスができればと思うのですが、皆様のご意見を賜りたく書かせていただきました。

ちなみに、私はもう彼に恋愛感情はありません。(彼も無いと思います)
どうぞ、よろしくお願い致します。

A 回答 (15件中1~10件)

確かに最終的に決断をするのは彼自身ではありますが、


私は質問者様のように別れてもなお、真剣に彼の幸せを考える元カノが
居る彼は、きっと人間的に、とても魅力のある人であろうと推察いたします。

んー、私は続けるべきだと思うなぁ~。
>業界最大手の事務所に所属し、検索すれば写真画像が出てきたり、
>時々TVで名前を見かけたりします。
>ちらほらとメディアに出るくらいの大きな賞も受賞しています。
>所属の際に、物凄い低い確率で合格したと言うのもあるのでしょう。

世の中「これが、やりたい!」って思うことすら見つけられずに
なんとなく就職し、なんとなく毎日を送っている人も多いわけで、
彼の悩みは、ある意味、贅沢な悩みとも受け取れます。
私も俳優さんで30歳なら、ぜーんぜん若いほうだと思います。
若い時に、ちょっとチヤホヤされて、いつの間にか消えていく芸能人なんて掃いて捨てるほど居ますよね?
それに若い時に、ほんのちょっと運が良くて、小さな成功?を手に入れるなんてのは、そう難しいことでは無いと思います。
人気のあるドラマなど主演は若い人でも、それを支えているのは、
脇を固めている実力派の俳優さんたちの存在があればこそ・・・
だったりしますね。
問題は、それを持続させていくことが出来るかどうか。
「継続は力なり」続けるには絶え間ない努力が必要ですよね?
いわゆる成功した・・・と言われる事業家さんや、身を置く世界で上の方に居る人たちは、失敗を失敗と思わず、成功するまで諦めないから
成功するのだとか・・・。

例えば・・・森光子さんが主演したのは、「放浪記」が初めてで42歳だったとか。
「家政婦は見た」シリーズで一躍、有名になった市原悦子さんも若い時から、やっていたとはいえ、この役に出会ったのは42歳だそうです。
あと藤田まことさんなども、若い頃1度お笑いで売れてたみたいですが「中村主水」役に出逢わなかったら、今の自分は無い、とおっしゃっておられたのをTVで見たことあります。つまり、その後の主演ドラマとかも無かったって事ですよね?
他にも、ある程度の年齢で脇役で、いい味だして人気が出た俳優さんなんて沢山いますよね?
北村一輝さんなども、10代で芝居の勉強を始め、それこそ5~6年やっても芽が出ず、数年間、海外を放浪後、活動を再開したようですが、
私が認識しだしたのなど5年前くらいから?
彼は、今30代後半みたいなので、売れ出した・・と言えるのは、30代半ば頃からなのではないかな?いい俳優さんだと思います。

>ただ、事務所のカラーが彼の芝居の仕方や概念にあまりあっていない>様な気は勝手にしています。
この辺り、質問者様が助言できますね。
世の中、大手だから必ずしも良いとは限りません。
それだけ所属してる人も多く、競争も激しいとか、気にかけられない、とかも、ありえますし、彼の持ち味に合う作品を多く手掛けていそうな事務所をリサーチし、移る、などの対策もとれるハズです。

>むしろ、有名になる事に興味は無いそうです
これも考えが甘い、とも受け取れます。
今、現在、彼は自分自身も、経済面で芝居ひとつに打ち込めない状況だから、バイトと掛け持ちしてるんですよね?
しかも経済的に困窮している家族が背景に存在しているわけです。
まず、売れないことには、話にならないのでは?
売れれば、ギャラがUPし、周囲に、いい監督や脚本家、プロデュサーなどが集まり、いい作品に出逢う確率も高いでしょうし、
稼げれば、父親の介護なども安心して施設やヘルパーさんに委託でき、
お母さんも楽になり、一挙に解決なわけです。
超売れっ子になれば、お手伝いさんも雇えますね?
作品の選り好みなんて、それこそ売れてからでいいってもんじゃないでしょうか?

私は、舞台って劇団四季くらいしか行かないんですが、
TVドラマなどで、ある程度の年齢で脇役でも、いい役をやってる、とか存在感とか感じる人で、なんかよく知らない人だし、見かけないけど、
舞台をメインに活躍している人なのかな?と思う事あります。
舞台俳優やコンサートとかって、TVと違い、客側が主体性を持って、チケットの予約取ったり、高いお金を払わなければ、成り立たないですよね?
活躍の場も限られるから、顔や名前は、そんなに有名じゃなかったりもします。だから、彼の志は理解できますが、経済面で現実と折り合いをつけて考えることは大事でしょう。
劇場で自分の名前で客を呼べる人は、ホンモノの芸能人だと思います。舞台を大事に考えるベテランさん多いみたいですし。

最近のTV番組は、くだらないものが多いし、いい脚本家が居ないのか、
安易に漫画をドラマ化→映画化・・・みたいなの多いですよね?
漫画を馬鹿にしてるわけじゃないですよ。それなりのリサーチをしなければ描けない漫画もあるわけで、単に娯楽作品としてなら、楽しめますが「これ漫画が原作じゃないかなぁ?」と思うと、だいたい当たってます。
倉本聡さんとか、向田邦子さんとか、精神性がオトナな人間に見たい!と思わせる脚本家が減ってるというのは残念な現実です。
現実的な地に足のついた生活の中で、人間が日々、遭遇する歓び、悲しみ、挫折や再生、それらを描けるのがホンモノの脚本家なのだと思います。胸にずっしり響くとか、気付きを与えてくれる作品はTVには少ないと思います。
しかしながらTVで売れるのが、芸能人としては一番、手っ取り早いわけですよね?
劇場等は首都圏に集中してるし、地方でも県庁所在地あたりでしか、
生では見られない・・・・のが今の日本の文化?なわけです。
本人に、そう実力が無くても原作がいいとか、プロデュサーの手腕がいいとかで作品が当たれば、道が開けるし、30にもなれば、その辺りに目配りするような貪欲さは、必要なんではないでしょうかね?
若い時、大根役者でも周囲に磨かれて、いい役者さんになっていく人もいますよね?

私は、売れてる芸能人で高いギャラは貰ってるであろうけど、じゃあ、そんなに騒ぐほどの仕事か?と言うと、あくまで娯楽や、感動を与えることの出来る仕事ではあるけど、あってもなくても人間の命に関わる仕事じゃなし、誰も困るわけでもなく、そんなに高い収入を得る価値がある仕事なのか?とも感じる事もあります。
吉永小百合さんなど、CM契約1本で7千万なのだとか・・・。

個人的には、今の日本なら医療現場の人たちのギャランティを上げてあげたいです。
過疎地なら兎も角、都会の病院が潰れ、少子化問題とか言いながら、この文明社会で、たかが出産ごときで(生命の根源という意味です)たらいまわしにされ、死んでいく人間のいる時代に、知能指数の低い人間が、恥ずかしげも無く、TVに出て売れている、生活できている社会には、いびつさを感じています。
でも、その道を志すなら、売れなきゃ始まらない、ってコトです。

仮に彼が夢を諦めて地元に戻ったとしましょう。
親は、自然の摂理に従えば、彼より先に死んでいくわけです。
親が死んだ後、自分の夢を諦めてしまった彼に何が残るでしょう。
妹さん・・・・ですか、
私見ですが、団塊ジュニア以降の若い人は精神的に弱いとか、無気力な人が多いな、と感じています。
これは数年間、仕事で面倒みた後輩たちを見て驚いたり、それがゆえに教えてgooなどで調べてみたりし、あまりにも、くだらないことで鬱々と悩んでたり、中学生レベルの質問を30代でしていたり、というのを見て、感じたことです。
五体満足に生まれながら、無差別殺人とかする若者なども、
世の中が悪いとか僻んで甘えた考えには辟易します。
世の中が悪いと思うなら、少しでも自分が変えていく努力をすれば良いだけです。幼稚だなぁと思います。
昔より若者の犯罪が減ってる・・・なんて、したり顔で述べる人が居ますが、それこそ昔は、生活苦から犯罪に走るとか、個人的に恨みがあって・・・とかの犯罪だったと思うし、
五体満足で食べるにも困らない人間が、家族を殺したり、無関係な人間を殺したり・・・というのは、やはり現代の問題で、
根底には「甘え」「依存心」があり、自立できてないんだと思います。

妹さんも、いい歳したオトナなわけですよね?
精神的にも経済的にも自立できないのであれば、その努力が出来ないのであれば、野垂れ死にしても致し方ないかと思います。
まぁ、彼がそこまで割り切れるか?ですが。
世の中、弱肉強食なわけで、他者に依存しなければ生きていけないのであれば、それなりの末路を辿るしか無いわけですね。
自然界に生きる動物を見てれば、一目瞭然でしょう。
冷たいと思われるでしょうか?
しかしながら、私は裏打ちされる真理も知っていて、こう思っているつもりです。
「働かざる者、喰うべからず」です。
売れっ子の芸能人だって、楽ばかり、好きな仕事だけしてるわけじゃないです。
サラリーマンじゃありえない時間帯まで仕事したり、明け方に起きて
どうでもいいような仕事する事だってあるわけです。
継続し続けることによって、数年に1度、面白い!と思える作品、人に感動を与える作品に出逢えるのだと思います。
継続し続ける為に、どうでもいいようなドラマに出たり、どうでもいいようなバラエティ番組にも自覚していて、出るのだと思います。
忘れられずに仕事の依頼がある、ってことだけでも、
きっと感謝を感じることの出来る人間なのだと思います。
であればこそ、継続していけるのでしょう。

>放蕩息子と言われる
ヒマな人間ほど、よく見ずに言いたいコト言うものです。
じゃあ、その人たちが彼の人生に責任とってくれるのでしょうか?
「否」ですよね?
現実的に彼らが何か、彼の家族に援助すらもしてないと思います。
お金とかじゃないですよ。ほんのちょっとした事でも彼の家族の為に
何か具体的な言動を示したのか?という意味です。
やっていないハズです。こういう人間は。

今の年齢と状況で、すっぱり諦める決断が出来ないくらいなら、
(だって、父親も妹も今になって病んだわけじゃなく、昔からなんですよね?気になるなら、もっと早い段階で、安定を選んでるハズ。
俳優としての30は若いけど、一般人なら社会で信用を得、家庭を持ってても、おかしくない年齢では、あるので)
私は質問者様に、彼に大成するべくの方向で助言して欲しいですね。
彼が今ひとつ、頭が抜きん出ることが出来ないのは、
貪欲さの欠如じゃないでしょうか?
貪欲さがあれば、私が上記している点など、とっくに気付いてるハズです。
そうそう、北村一輝さんなどは、アメリカの有名な監督さんが日本に滞在し、仕事していると知って、「使ってくれ」と直談判に赴き、
脚本を書き換えさせる事に成功し、役を貰えたのだとか・・・。
小さな成功を積み重ねてきたのだと思います。
まだ彼も主役クラスじゃないではないし、主役級だけが必ずしも良いとも思いませんけどね。

この回答への補足

御回答頂いた皆様にご報告です。

先週末に彼に会う予定でしたが、急な出演依頼があったそうでキャンセルになってしましました。
会う機会が無期限延期になってしまったので、orz 引き続き、この質問を受け付け中とさせていただきます。

頂いたご意見は、大切に自分の中で吟味したいと思います。
ありがとうございます。

補足日時:2008/10/27 12:25
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>彼の持ち味に合う作品を多く手掛けていそうな事務所を
>リサーチし、移る、などの対策もとれるハズです。
それが簡単にできたら良いのですけど…。
この世界、実は○○賞を受賞した、○○事務所に所属経験がある、といった経歴はあまり意味がありません。
一応、素人さんではないんですね、へぇ~。…くらいです。
事務所を辞める=せっかく拾ってやったのに他に行くんだ。あっそ。じゃあバイバイ~…という事なのです。
既に代表作を何本も出しているならともかく、辞める(移る)のは、ゼロから再出発するという事にもなり、「自分から進んでそうしなよ」とは言えません。
(他社からの引き抜きがあれば話は別ですが)

>作品の選り好みなんて、それこそ売れてからで
>いいってもんじゃないでしょうか?
すみません。語弊がありました。
「有名になる事に興味がない」というのは、ヒーローレッド的な主役ばかりを演じて、ちやほやされる事に興味が無いという意味です。
(選り好みはしないので、もちろんそういった役も振られればやってきましたよ)
知名度は無くても、何だかんだ毎日見掛けるよね…という存在になりたいのだそうです。
売れなくては始まらない事は彼も分かっています。
売れるにもいろいろな形があると言う事です。

>「働かざる者、喰うべからず」
この考えもアリだと思いますが、彼は家族に限ってはそうじゃないみたいです。

>彼の家族の為に何か具体的な言動を示したのか?
どうなんでしょう…。
私が聞いているのは、父方母方の双方から?金銭的に多少の援助があるという事と、時々面倒を見に来てくれている…くらいでしょうか。
最近は、話し合って専門の施設に預ける事を決めたとか…。

>貪欲さがあれば、私が上記している点など、
>とっくに気付いてるハズです。
そうなんです。気づいているんです。多分。
でも、デビュー当初に見られた直談判っぷりは最近見られない気もします…。
そういった方向で何かもっと貪欲になれないものかと、大成するべくの方向で助言してみます。

お礼日時:2008/10/27 12:25

芝居の道で30才で芽が出てないのは珍しくありませんよ。


芝居で生活できないのもあたりまえです。
その世界の人として格別劣っているわけではなく、
今後の見込みについてはニュートラルです。
また、彼が芝居を辞めて実家に帰ったところで
妹の病気は治らないし
父の介護は母によって足りているし、
まさか彼に実家で介護に専念しろという話では
ないでしょう。地元で働くのだからほとんど介護は
できません。

そもそも、
芝居に生きている男が他人から何を言われても
意志はぜんぜんゆるぎませんよ。
彼の方から話題を出して相談する場合は
家族の事情と無関係に芝居への情熱が薄れているのであって、
それは他人に相談することではありません。
「あなたの意志だけで決まることです。
人に決めてもらおうとするのは卑怯なことで、
だまって自分だけで考えなさい」
と言えばよいでしょう。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>父の介護は母によって足りているし、
それが、全然足りていないのが現状なんです。
妹さんはちょっと目を離すとすぐにシャレにならないくらいの自傷行為、わめく、暴れるといった事をしだすので、一緒にいられる間は目が離せない。
(妹さんも多少のお仕事はしているそうなのですが、その間は仕事場の仲間が見ている事もあり、おとなしいそうです)

お父様はいつの間にかいなくなる事もしばしばな様でその度に仕事場から呼び出され捜索&説教。
家に帰れば家事と介護が待っていて、お母様自身の時間は皆無なのではないでしょうか…。

>まさか彼に実家で介護に専念しろという話ではないでしょう
もちろん、地元で就職するといった意味です。
しかし、金銭面で落ち着けばヘルパーさんを雇えるし、万が一の時に駆けつける事もできます。
片道何時間もかかる東京でアルバイトをしているよりは、はるかに家族は助かるでしょう。

基本的には芝居を生業として行く事に揺るぎは無い様ですが、多分、芝居への情熱が薄れているわけではありません。
まだ付き合ってる時、
「どうして俺だけこんな目に…って思う事もあるよ。俺がやりたい事をやればやるほど、家族が不幸になっていく気がして…。悔しいよ」
と、壁を叩きながら泣いていた事がありました。

彼の中で、「どちらか」ではなく、「どちらも」なのです。
そのストレスを解消してあげたいというのが当面の私の悩みなので、結局自分で考えなさいといった事は言いたくないのです。

お礼日時:2008/10/27 11:43

もう一度失礼します。


お礼を拝見しまして、少し腑に落ちなかったものですから再度投稿しました。
「彼にも読むように進めてみたい」とのコメントですが、失礼ですがご自分が読んだ上での感想でしょうか?
「生まれいづる悩み」は有名な文学小説ですが、人生相談などの回答として読むにはちょっと長すぎるとは思いましたのでそのようにお断りしましたが、、、、、。
この小説を読む事をお進めしたいのは彼ではなく、むしろ貴女だったのですが?
他人の人生や一生を決める進路に関わる事は重要な意味を持ちます。
私はなにか無駄な事をしてしまったようですが、彼も貴女も納得出来るような解決策が見つかると良いですね。
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この回答へのお礼

度々、ありがとうございます。

そうだったのですか。
それは失礼致しました。

自身の仕事の関係もあり、一度に読むことが難しそうでしたので、取り急ぎのお返事とさせていただきました。
私はこの作品を存知あげませんので、彼にも参考になるものなのかと単純に思っただけです。

現在、少しずつではありますが読み進めております。
無駄な事などではありませんよ。
投稿いただいたお気持ちは、本当にありがたかったです。

お礼日時:2008/10/25 19:00

夢が現実として動き始めたところで、中途半端な気持ちで諦めては、今後の彼の人生にマイナスになると思います。


かといって家族を見捨てればそれもそれで後悔することになるでしょう。

どっちかをすっぱり切るという判断でなしに、両方に対して、なんとか頑張るという選択肢はないのでしょうか。

なぜ彼は実家に帰らなければならないんでしょう?
問題点を整理してみてはどうでしょうか。
そして、その問題点は彼が実家に帰る以外の方法で
解決することはできないのか
そのあたりを彼とゆっくり考えてみてあげては。

今どちらかを切れないなら、両方に対してできることからやってみて、どうしようもなくなってから決めるというのもありかもしれません。
選びきれずに中途半端になってしまうこともあるかもしれませんが。

でも仕事に、あるいは家族に、できるだけのことを必死でやったという達成感があれば、次のステージに踏み出せると思います。

ま、彼が決めることなんで、あまり積極的に提案はしなくていいかと思います。ただでさえ悩んでるときに、人からあれこれ言われると、ますます追い詰められてしまいますので。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>なぜ彼は実家に帰らなければならないんでしょう?
まず第一に、金銭面の問題だと思います。
お父様の介護費、妹さんの入院費、昔の裁判費のローン、生活費、これらの全てをお母様の収入のみでまかなえるはずがありません。(じゃあ実際どうしているのか詳細は知りませんが…)
普通だったら、長男で成人している彼が足りない分をまかなうべきなのでしょう。
しかし、芸能のお仕事は突然飛び込んでくる事がある為、時間に自由がきかなくなる就職は難しいです。
父親の面倒を見る=お金が必要。
一人暮らしでバイトをしているよりも、芝居を辞めて就職した方が収入は安定します。

第二に、お母様の長年の疲労がピークを迎えそうなんだそうです。
病人二人を抱え、お仕事を続けるストレスや疲労は生半可ではないのでしょう。
彼が就職するにしろしないにしろ、地元にいれば家族が万が一の時にすぐ駆け付けられます。
帰郷すれば、その安心感と介護の重労働さを母親と分割できるのに…と言っていました。

>その問題点は彼が実家に帰る以外の方法で
>解決することはできないのか
そうですよね。何か良い案があればいいのですが…。
今度会った時にコレを題材にしてみます。

>どうしようもなくなってから決めるというのもありかもしれません。
最近のお父様の病状が悪化&お母様のストレス疲労の限界から、家族会議の結果、ついに施設にお世話になる事にほぼ決まったそうです。
100%予算オーバーな為、彼のアルバイト代から一部を仕送りするらしいのですが、それもいつまで持つのか…。
「どうしようもなくなっているレベル」としては結構な状態なので、考え時なんだと思います。

>仕事に、あるいは家族に、できるだけのことを必死でやったという達成感があれば、次のステージに踏み出せると思います。
おっしゃる通りだと思います。
私の好きな歌に「辞めるのと諦めるのとでは次の道が変わってくる」という歌詞がありますが…彼には「辞めて」ほしいのです。
…もちろん何も問題無く続けられるのであれば一番いいのですけれど。

お礼日時:2008/10/23 17:31

相談に対するアドバイスをするときの一般的な注意事項として書きます。



お悩み相談とは、実は自分の中で回答が決まっていることが多いのです。
あとは他人に背中を押してほしいだけというのがあります。

現時点(質問の文中を読む限り)では、彼は辞めたくないのです。
となれば、できるアドバイスは「せっかく掴んだ自分の夢じゃないの」
という感じになります。

ただ、会話の中で「実は夢には見切りをつけ、田舎に帰ろうと思っている」
という考えに傾いている場合もないではありません。

要は、彼の心の声は彼自体には聞こえていないので、
会話をしながら、その声を探り出す。という態度が非常に大切です。

そうすれば、質問者さんが「あーしなさい」「こうしたほうがいい」
などと言わずとも、彼の中で進むべき道が見つかるでしょう。

「何がいいか」は「その行為に対して責任を取る人が決めるべきである」。
ということが原則にあるということも忘れるべきではないでしょうね。

ちなみに私は男性なので、この手の相談事をされたら、
非常に無責任な態度で「お前の夢はそんなにやすっぽいのか」
「自分が納得いくまで行け」「親兄弟など踏みつけにしろ」
「親族の言うことなど他人のたわごとだ」と一方的に決めつけます。
「あいつのいうことは一理あるけど、ちょっと極論」というのが
判るように。。案外、極論も突き詰めると、客観的に物事がみれたりするからですが。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>要は、彼の心の声は彼自体には聞こえていないので、
>会話をしながら、その声を探り出す。という態度が非常に大切です。
なるほど…そうですね。その通りだと思いました。

>「親兄弟など踏みつけにしろ」
実は、これに近いセリフは言った事があります(^^;)
私自身が彼と同じ世界出身なので、俗に言う?親の死に目に会えないというのが良くわかるからです。
残酷な世界ですね、ホントに。

今冷静に「彼の心の声」を思い返してみたのですが、彼は両親の世話を直接見るべきかというよりも、就職し安定した収入を得て、その傍ら両親の面倒を見るべきかどうかを悩んでいたのかもしれません。
つまりは「辞めたくない」が大前提で。
まぁ、就職=辞める事になるので、同じと言えば同じなのですが…。

>極論も突き詰めると、客観的に物事がみれたりする
そうですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/10/23 16:59

No.4です。


お礼文ありがとうございました。

まず、先の回答文中、いくつか失礼な発言がありましたことお詫び申し上げます。

質問文から、第三者という立場から客観的な意見を寄稿させて頂きましたので、ご容赦ください。


お礼文、末尾の

〉納得して…

のくだりですが、彼がお芝居を漠然と夢として捉えているのであれば難しいのではないですかね。
お芝居に対して明確な目標なりゴールみたいなものがあれば、自分の中で線引きして、納得もできるのでしょうが…
お芝居の世界のことは全く無知で上手く表現できませんが、
バンドをやる者が、
メジャーデビューとか武道館でライブとか…

取り留めない文章になりましたこと、悲観的な回答になりましたこと、重ね重ねお許し下さい。
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この回答へのお礼

いえいえ!とんでもないです!!わざわざありがとうございます。
失礼だなんて思っておりませんので、お気になさらないでくださいね。

彼は、俳優を漠然とした夢と捉えているわけではないようです。
現実的な「職業」だと思っています。
脚光を浴びていなくても、職業として成り立っている人は沢山いる。
「大きな役を得る」等の考えよりも、「地道でいいから、芝居一本で食べていけるようになりたい」というのが目標らしく、ここまでやったから終わりにする!という明確な区切りはなかなか付けにくそうです…。
(むしろ、有名になる事に興味は無いそうです)

ちなみに、現在はメジャーデビューしたのと同等の扱いですね。
業界最大手の事務所に所属し、検索すれば写真画像が出てきたり、時々TVで名前を見かけたりします。
ちらほらとメディアに出るくらいの大きな賞も受賞しています。

所属の際に、物凄い低い確率で合格したと言うのもあるのでしょう。
せっかくここまで来たのに…という思いが強いのかもしれません。

はあ…自分で書いていて「しかしタチ悪いなぁ…」なんて乗りツッコミ?してしまいました…orz

お礼日時:2008/10/23 14:48

友達として付き合うのなら、その話題が出た時点で、


「その話題はやめない?私じゃ力になれないから」
と言えば済む話ではありませんか?

そういうことは市役所や介護問題専門の期間に相談すべきことです。
まあ、おそらくは彼のお母さんが既になさっているでしょうけど。

あなたが彼と人生を共にしない決意をしたのなら首をつっこまない方がいいと思いますよ。

どっちにしても、彼にできることは、後悔しないところまで、俳優として行けるところまでとりあえず頑張ってみることしかない。

人生について一緒に悩んだって何も生まれないでしょ。解決策もないんだし。
彼のグチを聞いてあげるの?それで彼は気持ちが楽になるかもしれないけど、聞かされたあなたは暗くなるんじゃありませんか?

友達なら、自分にできる方法で、彼が心配事を忘れるくらい一緒になって今を楽しめば?
そういう明るい方法で元気づけてあげる方が良いと思います。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

なるほど、そういったスタンスでの励まし方もありますよね。
ただ彼の性格が、飲んで騒いで忘れてイエ~イ☆…といったモノではなく、何でも理論的に考え、「答え」を求める人なんです。
この人に相談しても解決しないと判断されれば、最初から話題に出ないでしょう。(今週末に会っても、その可能性はありますしね)
何かしら「答え」を求めて話してくるからこそ、はぐらかす事はしたくありません。

ただの愚痴として話されるのであれば、それはそれでドンと来いだし、私自身が暗くなろうが、その人の前で明るくふるまえれば(相手に「悪いことしたなぁ」と思わせなければ)構いません。

>後悔しないところまで、俳優として行けるところまでとりあえず頑張ってみることしかない
結局のところそうなんですよね。
彼がどうしたいか聞けるだけ聞いて、後悔しないように生きろよと言ってみようと思います。

お礼日時:2008/10/23 14:20

現代版「生まれいづる悩み」でしょうか。


豊かになった現代にもこのような悩みを持つ若者がいるのですね。
回答としては少し長いものになりますが、是非、次の小説をお読みください。
既出の回答にもありましたが、この有島武郎の小説の最後の章にもご質問者の参考にすべき答えがあるかもしれません。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000025/files/1111_ …
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

彼にも読むように勧めてみたいと思います。

お礼日時:2008/10/23 13:37

M1を作った島田紳助さんが「辞めさせるきっかけを作ってあげようと思って」と言ってました。

あれは、芸人歴10年以内の人が出られるシステムですよね。M1に出ても残れない、M1に出られない年齢の人はもう諦めたほうがいいってことで。
私なら「何かしらの区切りをつけて、そこまでの期間は家族を気にせずがんばってみたら?」と言います。
アイフルのCMでくーちゃんと出演した清水章吾さんは中年期になってから、売れましたよね。いつになったら、諦めるのか、自分で決めなきゃ、後でどちらにせよ後悔されると思います。
お父様は医療ミスであれば、治療費は病院が払っていらっしゃるんですよね?ならば、生活は不安定にしても、治療費は心配ないのでしょうし、親不孝をしても夢を貫くか、夢より家族を大事に思うか・・・周りで言えることは「期限決めてみたら?」くらいですね。彼は家族の面倒は見ていなけれど、1人暮らしをして自分の面倒はみれているわけですよね?そう思うと、彼には夢を選べる権利はあると思います。実家にいてニート状態で夢を追う人はどうかと思いますが、自分で生活しているなら、いいのかな?とも。
私が彼のお母さんなら、助けてもらいたい気持ちがあっても、夢をかなえてほしいと思う気持ちもあると思います。親戚は、放蕩息子と思っていても、ご両親はそう思っていないかもしれません。むしろ、好きな人生を安心して歩ませられない原因が自分達にあれば、そこを悲しんでいるのかもしれません。
ただ、最悪のことを想定しておく必要はあるかもしれませんね。将来が不安になって、ご家族が無理心中とか・・・、そういうことが起きて一生後悔するのが怖ければ、戻ったほうがいいし、戻ったことによって、家族に夢を諦めさせられたと思って恨む可能性があるなら、突き進めばいいし。相談者様は、相談者様が思うリスクを伝えて、どれを選ぶかは、あなたで、どれを選んでも後悔しないで・・・って言うくらいでしょうね。。。
人に決められたことでは、後から歪みが出ると思います。彼自信が決断しないと。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

M1の成り立ちは私も聞いた事があります。
諦めるために…というのは非常に共感できます。
清水章吾さんの様な例もあるからこそ、なかなか辞められないのかもしれませんけど…。

医療ミスに関しては、相手が大学病院だった事もあってか?裁判で負けてしまい、ほとんど治療費は出なかったと聞いています。
さらに妹さんの入退院が、さらに家計を圧迫しているみたいです。
御実家がどうやりくりしているのか具体的に聞いた事はありませんが、お母様の収入でほとんど何とかしているのではないでしょうか。

>好きな人生を安心して歩ませられない原因が自分達にあれば、そこを悲しんでいるのかもしれません。
まさに、そんな感じみたいです。
彼曰く、今すぐ帰って来いとはならなくとも、状況や態度を見れば言いたい事は分かっている…だそうです。

>相談者様が思うリスクを伝えて、どれを選ぶかは、あなたで、どれを選んでも後悔しないで
そうですね…。そう伝えてみます。
もちろん、彼自身の人生ですから、最終的には彼が決める事です。

お礼日時:2008/10/23 13:36

確かに難しい問題ですね。


一生懸命に頑張っているのだから、夢を実現させてあげたい気持ちになりますよね。

でも、世の中には夢を実現できる人なんて、ホンの一握りだけなんですよ。
殆どの人が、様々な事情で、志半ばで夢を諦めているのです。

では、彼についてはどうすれば良いのでしょうか?
夢か家族かの選択は難しいですよね。
それならば、期限を切るしかありません。
彼が自分の母親とキチンと話をして、その結果で3年後なのか5年後になるのか判りませんが、決められた期間内で役者として家族を支えられない時は、夢を諦めるしかありません。

彼は、役者になる事は辞められますが、家族である事は辞められません。
母親が、「まだまだ、帰ってくるな!男なら行ける所まで行って見ろ!」との考え方ならまた違った選択肢もあります。
そうでなくて、母親が「戻ってきて欲しい」と願っているのであれば、戻るべきだと思います。

父親・母親・妹を全て犠牲にしてまで、役者になって、彼はその後にどうするのでしょうか?

質問者さんも、「こうしたら!」とアドバイスするのではなくて、『こんな考え方もあるけれど、最後に選ぶのは貴方次第だね!」としておいたほうが良いですよ。
彼女でもないのですから、彼の家族や彼の夢にあまり介入しない方がお互いの為だと思います。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>役者になる事は辞められますが、家族である事は辞められません。
ごもっともだと思います。
ただ、役者をやめる事が彼にとって耐えがたい事なら、私も心から辞めなさいよと言えません。

お母様は「やりたいだけやっておいで」と言ってくれているそうですが、家計の事を考えると、一刻も早く帰ってきてほしがっているのは目に見えてわかるみたいです。

>『こんな考え方もあるけれど、最後に選ぶのは貴方次第だね!」
もちろん、そう伝えるつもりです。
結局どうするかは彼のみぞ知る…ですから。

お礼日時:2008/10/23 13:21

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