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 私は、現在大学3回生の男子学生(文系)です。いよいよ就職活動も始まり、合同説明会や業界セミナーに参加しているのですが、最近になって海運業であったり、物流業にとても強い関心を抱きました。しかし、現在新聞やテレビ等で報じられる金融危機を受けて、こういった業界はとても厳しい状況にあるようです。これまでこれといって業界を絞らずに就職活動を行ってきた私にとって、今回の発見(こういった業界への関心)はとても嬉しかったのです。海や空といった広大なフィールドで自分も仕事をしてみたいと思っています。
 ただ、私は一流大学の学生ではありませんし、このような業界で役立つような資格も何も持っていません。TOEICについても600点を少し超えるくらいのものです。そんな私でもこの仕事に就くことができるのでしょうか?
 日本は海に囲まれた国であるため、このような業種が先細りになっていくということはないと思うのです。私が不安なのはただ、”今”就職できるのかどうかということです。例えば「採用を「若干名」というように減らしてしまう」ということであったり、「これから10年は相当厳しい業界になる」というようなことであったり、そういうことはないのでしょうか?
 根っからの心配性なものですから、どなたかに意見を聞くことができればとても有難いです。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。

別の業界の採用担当です。

>ただ、私は一流大学の学生ではありませんし、このような業界で役立つような資格も何も持っていません。
>TOEICについても600点を少し超えるくらいのものです。そんな私でもこの仕事に就くことができるのでしょうか?

出来ますよ。入ってから勉強して通関士の資格でも取ってください。
TOEIC600点でしたら基礎はありますし、伸びる素養はあると思います。
大事なのはリスニング能力です。

>日本は海に囲まれた国であるため、このような業種が先細りになっていくということはないと思うのです。私が不安なのはただ、”今”就職できるのかどうかということです。
>例えば「採用を「若干名」というように減らしてしまう」ということであったり、「これから10年は相当厳しい業界になる」というようなことであったり、そういうことはないのでしょうか?

会社によるでしょうね。
最近の金融危機の影響は海運業に限りませんし、どこの会社も団塊の世代が
毎年定年を迎えていき人手不足ですから採用の目はありますよ。

ただ当然のことながら日本郵船、商船三井あたりの大手は超人気企業ですから選抜倍率はかなり高いですよ。
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この回答へのお礼

 回答有難うございました。とても参考になりました。TOEICについては今後も受験して、なんとか良いスコアを出せるよう頑張っていきます。まだまだ私はどの業界についても研究が甘いと思うので、今後就職活動を進めていく上で精一杯情報収集をしていきます。本当に有難うございました。

お礼日時:2008/11/11 22:11

海運ですか ・・・ 実に夢がありますね。



私の友人に海運会社に勤務する者がいますが、何度か海外駐在を経験しています。 大手の場合は、ほとんどの社員は海外に出る機会があるはずです。

その意味でも TOEIC は最低700点はクリアーしたいものです。 私の友人は900点超だったと思います。 帰国子女も多いので、この程度の高得点は当り前の世界になっているように思います。

外国航路の場合は、例え荷主が日本の企業でも傭船契約は全て英文の書式を用います。 特に裏面約款などは小さな文字でビッシリと書かれていますので、慣れないと気が遠くなると思います。

この辺は入社してから研修期間に教えられると思いますので、そんなに事前に専門知識を身に付ける必要は無いですが、少なくとも英語が得意になるくらい勉強して下さい。

外航の仕事をするのに英語が不得手だとか、国際電話に出られないとかだと、残念ながら仕事になりません。

おっしゃるように日本は海に囲まれていますので、海運という業種はこれからも存在し続けると思います。 いくら情報化社会になったとしても、実際の物流が行なわれないと意味が無いからです。

また物流の変化に伴って船型や乗組員構成などが変わったとしても、海運業としては永遠に存続するでしょうね。

昔は石炭専用船や在来貨物船が主流になっていたのに、今ではLPG専用船やコンテナー船が大きなシェアになっているのが、その表れだと思います。

ただ、難点としては、世界経済の動向に極めて大きく影響される業界だという事です。 この夏までは中国経済の発展に伴って世界中の輸送量が急激に増加し、「船腹の取合い」 という状況になっていました。 海上運賃もそれに伴ってウナギ上りの状態がここ数年続きました。

そのため、この春の大手船社の決算では史上空前の利益を上げた企業が続出したわけです。 無論、燃料費の高騰に手を焼いてはいましたが、運賃のアップ率をそれを補って余りあるものでしたし、また 「燃料サーチャージ」 という手法で、ある程度は荷主に負担させていましたので、それほど大打撃にはなっていないはずです。

しかし、北京オリンピックの閉幕後、中国の経済発展の動きが徐々に緩やかになってきました。 そのため海上輸送貨物の量も減少傾向にあり、今度は 「荷物の取合い」 が始まったようです。

しかも米国発の金融危機の煽りで実体経済にも悪影響が出ていますし、もしかすると、世界の海運業にとって、また悪夢のような 「海運不況」 が訪れるかも知れません。

他の業種と違って、海運業は自分で新しいビジネスを生み出すチャンスに恵まれる機会が少ない業種のように感じます。 例えば、ある場所で新しい産業が生まれ、他の地域とをつなく役目が必要になって、初めて海運業の登場となるわけです。

何も無い荒野に自分のリスクで貨物の集結地を建設して、「さあ、物流の拠点を作りましたので、皆さん、貨物をどんどん発注して下さい!」 とは言えないわけです。

あくまでも産業界の変動に伴って物流の拠点が選択されるわけで、決して船社が自分勝手に先走ってリードするわけにはいきません。 この辺が 「海運は受け身」 と言われる所以かなと感じています。

あと、大手船社でも陸上勤務、特に営業職の社員は少ないです。 従って、毎年の採用人数を見ても、多くても20~30名程度でしょう。 銀行や流通業のように数千人という事はありません。 それと、お酒は強い方でしょうか? 結構、接待が多いようですよ。 1滴も飲めないと、ちょっとシンドイかなと感じます。

長々と感じた事を述べましたが、参考になれば幸いです。 また、質問があればコメントして下さい。 友人がいますので、聞いてみます。
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この回答へのお礼

 ご丁寧な回答、本当に有難うございました。とても参考になりました。Sea-Breezeさんのおっしゃるとおり、まだまだ私には英語力は足りないということ、海運業や社会情勢に対する知識が絶対的に不足していることを痛感しました。今後業界研究として研究を進めていくほか、また疑問点が出てきた際にお話を聞かせていただけると助かります。今回は本当に有難うございました。

お礼日時:2008/11/11 22:06

2番の Sea Breeze です。



言い忘れましたが、来年の採用人数については、今年同様か、または若干の減少になる船社が多いようです。

また、大幅削減とか採用無しのような極端な調整は、ここ数年の内は無いだろうというのが私の友人の観測でした。

ただ、海運界全体のトレンドとしては、景気の低下に伴って右肩下がりになるのは必至のように感じられます。 アメリカや中国が急に元の成長率を取戻すような状態になれば話は変わりますが、今後どうでしょうね。

従って、海運業を希望されるのなら、ここ2~3年の内に勝負するのが良いと思います。

海運業は裾野が広い業種ですから、仮に最初に入社した会社に合わなくても、再就職の口は多いです。 優秀な営業マンはいつでも欲しがっていますよ。
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