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あなたが支持する哲学者は誰ですか?
支持する理由などもお願いします。

哲学入門?超初心者なのですが・・・(最近、アホなりに漠然と考えます)
初めに読むべきだ!みたいな、おすすめの書籍などありましたら、教えて頂けるととても嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

ゴータマ・シッダッタ・お釈迦様の哲学ですかね。



これほどに論理的で道徳的で理性的な反証を受け入れる姿勢を持った科学的な思考法、実践法を説くものを他に知りません。

しかも難解な言葉は少なく解りやすく語られています。

大乗しか知らなかったので、初めて初期仏教の大元のブッダの言葉と言われるものに衝撃を覚えました。

ここまでがっちりと簡単な言葉で理性的に構築されたものが有ることに。

ダンマパダの解説書「一日一話・一日一悟」
サンガ出版の「仏法」やスマナサーラ長老の書籍。

まずはココからはじめて見ては如何でしょう。

あらゆるものの概念の穴が矛盾が見えるようになると思いますよ。
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たくさん、書ききれないので、「骨のある」人間、としておきます。


NHK高校講座の倫理を聞いてみてください。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_rinri/
「論語」「孟子」「老子」。
哲学者ではありませんが、好きな人間に、前田慶次郎がいます。
ジャンプコミック「花の慶次・・・雲のかなたに」全18巻をお読みください。直江兼続もでてきますよ。
哲学者ではないけれど、志位和夫さん。
http://www.jcp.or.jp/movie/news_mov/20080830/ind …
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>支持する哲学者



ハイデガー...
「存在と時間」を読んで、衝撃をうけ、生きる信念をつかみました。
中公クラシックスは、最新の研究を結実させた、名著です。だが、いきなり読むのは、えらく大変か?と思います。

私は、ヤスパース「実存開明」「形而上学」の後、「存在と時間」を熟読し、数ヶ月かかりました。ウンウンうなったが、驚くべき記述が次々と現れ、人生観が一変しました。


生まれたままの、欲望に駆られて生きる人間→『現存在』(現にあるがままの姿)
自己にめざめ、自己実現する人→『実存』(あるべき人、真に存在すべき人の姿)

現存在は、事物だけの世界の内に存在し、他人を、道具として扱って、欲望に駆られ、「いつか自分が死ぬ」ことから目をそらし、ごまかして生きる。
現存在の時間は、過去→現在→未来、と流れ、時間に流されて、今・今の欲望を満たすために、現存在は生きる。


そんな空虚さを、実存は知って「いつか自分は死ぬ」と自覚し、ならば『有限な人生で、何をなすか?』と生きる意味に覚醒する。
実存の、時間性。それは、到来(未来)→既在(過去)→現前(現在)だ。
到来する未来に、私はどうあるべきか → 既にある過去により、どんな私となったか → では現在、私は何をなすべきか

この、現存在→実存、時間性への覚醒は、個人の超越です。ここに個人の生きる意味があり、超越した人は、永遠に人々の心に生きる。
民族は、歴史性に覚醒したとき、文化の伝統を築き、民族の生命は、永遠に歴史に生きる。


こう見ると、ハイデガーの『実存』とは、サルトルの「実存は本質に先立つ」と、まるで異なる。全然ちがった思想なのに、

キルケゴール→ニーチェ→ヤスパース→ハイデガー、この『実存哲学』に、
なぜ、サルトルが混在するのか?大きな疑問を、私はずっと持っていました。

だが、高校の倫理では、数件出版の教科書が手元にありますが、
サルトルに、距離を置いた記述がされており、少し安心しています。


>おすすめの書籍
岩波新書「実存主義」松浪信三郎
著者は、昭和30年代に一世を風靡した、サルトル全集の翻訳者だ。日本にサルトルを紹介した人である。94頁に、こんな記述がある。

ハイデガー「存在と時間」について、
サルトルは「この書の十分な理解から出発して自己の思索を展開し、それを『存在と無』によって結実させた。」

ハイデガー「存在と時間」の邦訳について
「翻訳だけで十分に理解できるという人があったら、それこそ異常な読解力のもちぬしといわなければなるまい。」

松浪氏のこの書は、サルトルに25%程が割かれる(1章でのウエイトも高い)が、哲学者たちの主張を、コンパクトかつ格調たかく紹介する。
サルトルについても、前述したハイデガーとの相違を、念頭に置けば、
きわめて明快な、充実した記述で、今あまり読まれないサルトルを理解するには、
これ一冊で十分では?と思わせる書物です。

二十世紀の哲学、それは、実存哲学・構造主義。まずこれを初めに読まれたら、と思います。そして日本人が名訳を手にできた今「存在と時間」を開かれたら、と思います。一生をかけて、理解する価値のある書物です。
構造主義は、私はバルトに心酔しています。
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伊坂幸太郎さんですね。

『オーデュポンの祈り』には、哲学を感じます。ミステリー小説を越えて、哲学書の趣があるとわたしは思います。『重力ピエロ』もいいです。

で、哲学入門の書物ならば、『ソフィーの世界』が良いと思います。哲学の流れが、小中学生にも分かるように書いてあります。
ぜひ・・・・
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私は、哲学の専門家でも何でもないのですが。


高校の時、「西 周」を知って、支持するというより尊敬しました。

最初名前を見た時、失礼ながら、中国の方?と思ったのです。当時、森鴎外の作品が好きで、鴎外の事を調べていて、御叔父である西 周氏の存在を知り、鴎外そっちのけで調べて、西 周氏に感銘を受け、素晴らしいと思いました。

現在、日用語として使われてる、主観、客観、理性、知覚、総合、感覚、分解、帰納、などは、西 周氏が訳語として世に送りだしたものです。また、哲学という言葉を世に送り出したのも、西 周氏です。
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