プロが教えるわが家の防犯対策術!

煮込み料理をよくすることから厚手のホウロウ鍋か無水鍋の購入を考えています。
(ちなみにホウロウ鍋ですとブリコのボンヌファムが第一候補です)
鍋の素材、調理法の違いなどは調べたのですが、
同じ料理をした場合、味や風味にどんな差がでるのかを教えていただければと思います。
またそれぞれの鍋の向き不向きの料理があれば教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

母譲りの無水鍋と、ルクルーゼを持っています。


素材を調べられたとのことですが、おそらく無水鍋はアルミかアルミメインで、ブリコやルクルーゼはほうろうの中の素材は鉄であると思います。
大きな違いは、鉄をほうろう加工したほうろう鍋のほうが、蓋を閉めて煮込んでいるとき、中がより高い温度になっているかと思います。
鉄は熱伝導が悪いですし、さらにほうろう加工が拍車をかけるように保温性を上げて、ひとたび熱くなる(熱くなるまではアルミよりずっと時間がかかりますが)と外気の影響を受け難く鍋全体が熱いかたまりのような状態になるのです。
ですので、実際に実験をしたわけではないのですが、野菜をくたくたのとろける寸前のような煮込みをつくりたければ、ブリコの方が早くその状態になると思います。

ちなみにほうろうと言っても中がアルミのものもあります。
高い温度で調理できるというのは、おっしゃているブリコなど、中の素材が鉄のものの話です。

でも実際にたとえば肉じゃがを作ったりすると、どちらも私の舌では区別できないくらい遜色なくおいしくできます。
得意分野も似ていると思います。
しいて言うと、ほうろう鍋は純粋な無水調理はできないかも知れないです。
調理中に万が一水分が完全に乾ききると、鍋は空焚き状態になってしまいます。
ほうろうは空焚き厳禁なので、やらないほうが無難だと思います。
それから、逆にアルミ鍋は酸に弱いので、トマト煮込み、酢を使った料理、フルーツ煮込み(ジャムなど)はやらないほうが無難です。

私は、ルクルーゼを買うまではほぼ毎日無水鍋を使っていました。
でもルクルーゼを買ってからは、無水鍋をほとんど使わなくなってしまいました。
大きな理由は多分、ルクルーゼのルックスが気に入ってしまって、いつもキッチンに出しておきたくなってしまったからだと思います。
両者は得意分野が似ていて、無水調理を除けば鋳物ほうろう鍋の方が若干守備範囲が広いので、ほとんどルクルーゼ一台でなんでもできてしまうというのもあります。
(私は無水調理は実はあまりやらず、たまにやるときは小型のビタクラフトでやってしまうので、無水鍋ならではの出番がなくなってしまいました。)

つらつらと書いてしまって、わかりにくかったらすみません。
少しでもご参考になれば幸いです。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

丁寧なご説明をいただき、ありがとうございます!
そしてお礼が遅くなってすみません。

私も無水調理にこだわりたいわけではないので、
守備範囲の広さで考えると厚手のホウロウ鍋で購入を決めようと思います。

とても参考になりました。
ありがとうございます。

少し脱せんですが、お母様から譲られたお鍋というのはとても素敵ですね。そうやって大切に使われていることに感激しました。

それでは失礼します。

お礼日時:2009/02/03 11:18

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!