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最近よく見かける論調で「日本円が売り浴びせられる」というものです。

ゼロ金利政策以降、銀行が国債を買い集めていましたが、銀行に余力がなくなってきたので個人向け国債なるものまで発行して政府は金集めに奔走しています。

近い将来日本円の大暴落はあると思いますか?

A 回答 (2件)

 産業空洞化が進んだとはいえ、GDPに関してはアジアの中で日本は突出しています。

また、まがりなりにも社会資本や生産手段、国民の中にある生産に対する基礎的な技術力や勤勉な国民性はまだまだ温存されていると考えます。それらの状況の中で為替レートが一気に動いたら、世界の総生産に占める日本の価値生産の総量の関係から見ても、その影響は国内にとどまらず中国や他のアジア諸国の技術型の輸出産業に深刻な影響を与えるでしょう。

 また今の円高基調が定着したのは、少なくともプラザ合意からで、そのときの経済の視点から見たときの国際政治状況があまり変わっていないと思われているのかもしれません。為替レートなど国際経済情勢を決定する重要なパラメーターが大きく変わることになれば、それこそ世界恐慌のトリガーを引きかねない事態に陥るのではないでしょうか。

 短期的に見ればイラク情勢を控えた今、さらなる不確定要素を抱え込みたくないとの共通した思惑が形成されているのではないかという気がします。その思惑が為替市場を支えているのだとしたら当面大きな動きはないという予想はしていますが、当たっているかどうかは自信がありません。

この回答への補足

チリと同格の国債を国民にオススメする国が長持ちするとは思えないのです。外貨預金の比率を70%まで増やしましたがそれでもな~んか心配です。

イラク情勢はすでに織り込み済みのようですから大きく影響しないと思うのですが、日本の国債依存度の高まり、借金の高まりがこの国を「売り」に走らせるような気がしてなりません。

債権大国が国内債務で潰れるという皮肉には陥って欲しくないものです。

補足日時:2003/02/11 18:47
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大暴落する前に税金があがるかもしれませんね。


でも、そんなに極端な事態には、ならないと予測します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
金融機関がアメリカに買い叩かれる寸前で持ちこたえたのでよかったですね。ハードランディングによって膿を出すのもいいですが、やはりそれはアメリカの思惑通りになってしまいますものね。

増税は近い将来に実施されそうですね。

お礼日時:2003/02/11 18:46

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