プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

はじめまして。 シンビジュームについて質問させてください。

洋ランはまるで知識がなく、放置しっぱなしの状態でした。
今春植え替えを行ったところ、根腐れを起こしており
ダメになった根を落とすと、1~2cmしか残らなくなってしまいました。
洋ラン用の土に植えなおしてみたものの、軽石の上に乗せただけ
という感じです。
気休めにメネデールを撒いてみましたが、どうにか救済できないかと思って
質問させていただきました。
カリを多めに与えるとか、発根剤を塗ってみるとかした方が良いでしょうか?
アドバイスありましたらよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

そういう場合は、軽石に植え込むよりも湿った水ゴケで根をくるんで、素焼き鉢あたりに植え込んだ方が良いでしょう。

(鉢底石は不要。底付近は少しばかり空洞状にする。)
水ゴケは使う前に水に浸しておき、十分水を含ませ、軽く絞ってから使います。
十分に根をくるみ、鉢に設置し、更に湿った水ゴケを追加しつつ、指や割り箸などで軽く突つきながら、少し固めになるようにして植えつけます。(要は水ゴケを詰め込む。)

今はあまり水を吸えない状態ですから、日光に当てるのは避けて少し明るめの日陰で管理しましょう。(屋外です。)
水遣りは普通にやってかまわないです。今頃でしたら毎日、初夏から秋の彼岸までは朝夕2回です。また葉の表裏、鉢周辺にも水をかけて潤いと空中湿度を高め、また夜温を下げます。(液肥が葉にかかってもかまいません。)
鉢内の通気性が保たれていれば、シンビジュームは水を遣り過ぎても根腐れすることはありません。根腐れは本来、根の呼吸障害(酸素不足)に基づくものです。シンビジュームは元々は水の好きな植物です。
水ゴケはカラカラに乾くと水をはじく性質があります。そういう場合は水を張ったバケツなどに、5分~10分ぐらい鉢ごと浸けます。水ゴケが十分湿ったのを確認して引き上げれば良いでしょう。

過湿になり過ぎず、鉢内の通気を良くして、発根及び根の成長を促します。
人為的な処置は控え、しばらくは自然の成り行きにまかせるようにします。メネデールも絶対的な効果のあるものではありません。補助的なものとしてとらえましょう。
肥料もまず3週間ぐらいは控えます。最初に与える肥料は緩効性の肥料(発酵済み油粕主体の玉肥などを推奨。)を1~2個の置き肥か、極薄の液肥(濃縮液肥ならば2000倍希釈。ストレート液肥ならば2倍に希釈。)を週1回与えます。(カリの多い「微粉ハイポネックス」の1000倍希釈の液肥もお勧めです。)
6月、7月は一番成長いちじるしい時期ですから、併用してみましょう。梅雨が明ければ元に戻します。
秋の気配を感じるようになれば、水ゴケが湿った状態で、根の発育を確認してみましょう。
根の本数が増えて、長さが10~15cmぐらいは伸びていれば、本植えできます。シンビジュームの土で正式に植え込みましょう。(元肥としてマグァンプKの大粒を大匙2杯ぐらい用土に混入することをお勧めします。)
いずれにせよ、来年の花はあきらめねばなりません。再来年の花(春先~春)に期待しましょう。再来年の春(花後、あるいは花の途中)にまた植え替えてやりましょう。

参考URL:http://www.hyponex.co.jp/catalog/index.html

この回答への補足

6~7年放置してしまい鉢からはみ出る程茂っています。
根が90%ほどなくなり、新芽が見受けられません。
大ピンチな状況だと素人目にも解りますが、幸い葉が青々と瑞々しく
株元はしっかりと締まってバルブもいっぱいあります。
出来るだけの事をして、この株の生命力に期待しようと思います。
ありがとうございました。

補足日時:2009/04/18 10:28
    • good
    • 2
この回答へのお礼

Hoojanoさま
とても詳しく解りやすくお教えいただき、感謝しています。

なるほど、水ゴケを使うのですね。早速購入してきて、植え直そうと思います。既に与えてしまったシンビ用の肥料は取り除き、来月落ち着いた頃置肥しよう思います。
水が好きなシンビなのに、窒息するまで水浸しにしていたとは反省しきりです。

いろんなサイトを訪問して調べましたが、健康な株の管理法は載っているものの、トラブルの対応に関してはあまり情報がなく悩むばかりでした。
大変ためになるお話をありがとうございました。

お礼日時:2009/04/18 10:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!