プロが教えるわが家の防犯対策術!

生体通販で購入したベタが仮死状態で届き、エロモナスを発症していました。
その時の状況と詳しい経緯はこちらです↓お手数ですがご参照ください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4798290.html

当時は全く泳げない状態だったのですが、その後、泳ぐための体力だけは戻りました。
引き続き治療を続けていますが、依然病気は持ったままです。
今のところ食欲と体力はあるようで、水流に向かって泳いだり、水槽に近づけば近くに寄ってきます。
2cm程度の水深で息をするのがやっと…という状態でしたが現在は水深15cmで暮らしています。

餌は治療が長期化しそうだったので途中で1回だけ薬餌を与えましたが、基本的には切っています。
食欲はココアを一口食べさせるときに確かめました。
又、小さなサジ(インスタントコーヒーを混ぜる棒のようなもの)を直接突かせて
ココアを食べさせていたので、試しに空のサジを水中に入れたら突いてきました。

現在の状況と治療開始後の経緯は以下の通りです。
・治療開始から丸一ヶ月が経ちました。
・薬は観パラDを規定量使用。水温は23~24℃をキープ。フィルターは無し。
・腹部は徐々に徐々に膨れ続けています。
・本やネットの写真で見るような全身松かさではなく腹部周辺のみです。
・換水は3分の1~半分を4~5日に一回行っていました。
・排便が少ないです。記憶にあるだけで5回程度だったと思います。
・時々底のほうでじっとしたり、水面近くでじっとしています。

・3月末、ココア浴を試しましたが排便無し。2日で打ち切りました。
・4月頭、ココア浴の打ち切りと同時に全換水。
・その際、うっかり温度を25℃にしてしまったためか腹部以外も立鱗気味に。
・水温を23℃に下げ鱗は元通り(治ったのではなく腹部のみ立鱗の状態)に。
・翌日、右のエラが赤みを帯び目が白濁。一週間後、左のエラもやや赤くなりました。
・先月ただ膨らんでいるという感じだった腹部は丸くパンパンになってしまいました。
・ポップアイは片目だけ引っ込む日も時々ありますが、両目が落ち着くことはありません。
・今月に入ってからココアを一口二口食べさせてみましたが排泄はありません。
・本日、再び全換水しました。・観パラDによる規定量の薬浴+塩水浴です。
・背中周辺の鱗も立ちそうな気がします。尾のほうは大丈夫そうです。


質問は以下の通りです。
■調べたところエロモナス菌が活発になる水温は26℃前後と聞いたので、
 以前頂いた回答に『水温は25~26℃』とありましたが怖くて上げられず、
 現在も23℃~24℃で生活させておりますが、悩んでいます。
 薬の吸収は26℃前後がいいそうですが、ここは水温を上げるべきでしょうか?

■又、エロモナス症を治した人の発言の中には『30℃で治療した』『最高で32℃』等、
 割と高めの水温で治した方も居るようでした。菌の活動力が弱まるのでしょうか?
 水質の悪化も心配ですし、現在の水温が23℃であるため、水温を30℃近くまで上げるためには
 菌が活発になるという26℃前後のエリアを無事に突破する必要があります。
 「30℃前後で治療した」という方が、その水温を選んだのはどういう理由でしょうか?
 
■治療経験者の方がいらっしゃいましたら、治療時の水温と、結果を教えてください。
 又、この病気を治療する際の水温に関する知識、ございましたら教えてください。
 どんな些細なことでも構いません。

■飼育方法を記したサイトの松かさ症状の項目を見ると時々
 『ウロコを指で押してやり、中の水を出す』等と書かれておりますが、
 これはベタのような小さな魚にも出来ることでしょうか?
 又、可能な場合、どうやるのでしょう?無理に捕まえて良いものですか…?
 腹部を圧迫したら破裂しやしないかと想像して不安になります。

■エラが赤くなってしまったのは悪化の証拠だと思いますが、
 これもエロモナス菌によるものという解釈で良いのでしょうか?

■薬は引き続き観パラDが良いでしょうか?それとも切り替えてみたほうが良いのでしょうか?
 (他にはグリーンFゴールドリキッド、エルバージュを所持しています。)

■食欲と体力があるうちに薬餌療法を試してみるべきでしょうか?
 排泄がほとんど無いので、体内の内容物を増やすことに不安がありますが、
 薬浴は体表の菌にしか効かないと知り、悩んでおります。
 行っても良い場合は条件(排泄が見られたら、等)と、ご自身が実行した作り方を教えてください。

■その他、今後の治療方法について、何かございましたら是非教えてください。

長文でごめんなさい。よろしく御願い致します。

A 回答 (2件)

体力が心配ですね。


なんとか進行だけは抑えながら治療は中断して体力回復に注力した方が良いように思います。
その状態だと、どんな菌にでも感染してしまいます。負担の少ない薬に薬浴させ消化の良いエサを与えましょう。
(メチレンブルー + グリーンFゴールドとかは効果はほどほどですが、負担は少ないと思います)

体力が付いたら、温度は上げて良いと思います。逆に不安があれば絶対に上げるべきではないと思います。それでとどめを刺すことになりかねないので。
長期化したしつこい場合には抗生物質や抗菌剤の経口投与がもっとも効果があると思います。
粉状にしたエサに練り込みます。
ミノマイシンやホスホマイシンがかなり効果ありました。致命的な結果も経験上はないです。体内の必要な菌も殺すので、念のためビフィズス菌系の整腸剤も混ぜてやっていますが、これの効果は不明です。(いいフンが出やすい気はします)

エサを混ぜるにせよ、体力維持のためにせよ、エサをやるときは水質に気をつけてください。
濾過が薬で死んでいるはずなので、水が臭くなったら交換が基本だと思います。
水温をしっかり合わせて徐々に、少しでも刺激の少ないように。
それでも水替えは負担でしょうから、できれば40リットルくらい入る入れ物があるといいみたいです。(大きなゴミ箱や衣装ケースを使うときがあります。深すぎるといけませんが…)

休ませる(or体力を付ける)時は粘液保護(特にエラ?)にアクアセイフが良いようです。
薬と一緒に使うと吸収を阻害するという事ですが、休ませているときと経口投与の場合は無関係ですから。

状態を推測すると、早めに経口投与できればと思います。

フンの方は、ヒマシ油という話を聞いたことはありますが、私は試したことがないので…。

参考まで。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。
本日も状態に変化は無く、一応は泳いでおり、食欲もあるようです。
体力回復する方向にシフトチェンジしてみようと思います。

ミノマイシンとホスホマイシンについて薬局で聞いてみたら
薬局では手に入らない医薬品なのですね。ひとまず整腸剤のみ買ってきました。
はそれらの薬を使用する病気になって病院から処方箋を貰う以外の
合法的な方法だと個人輸入しか残らないのでしょうか…。
商品の到着までに日数がかかりそうですが個人輸入をしてみようと思っています。
手に入った場合、餌に混ぜる分量はどのように算出したら良いのでしょうか?
決まりごとがございましたらご教示頂けますと幸いです。

ヒマシ油についても調べ始めました。こんな方法があったんですね。
成功した方とまったく効果が無かった方といらっしゃるようですので、
もう少しよく調べてみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/22 15:43

 お困りですね。

仕事の都合上、魚の病気を診断しています。ほとんどが海産魚(養殖魚)ですが、まれに淡水魚を診断します。ただし、家業として生産や養殖されている方のアユ、コイ、キンギョが主な指導対象で、個人の愛好家の方からはほとんど診断依頼はありません。したがって、農林水産省 畜水産安全管理課の定めた薬品、魚種についてのみ指導していますので、そちらのケースにベストな回答を持ち合わせていませんが参考までにお読みください。
 先の淡水魚でも、エロモナス・ハイドロフィラが検出されます。菌はシャーレの寒天培地の上で純分離し、ペットショップで販売しているハイドロフィラ用の薬と同等の試薬を浸み込ませた丸い濾紙(ディスクといいます)がいくつか販売されています。これをシャーレに載せて、ディスク周辺に菌が繁殖しないかを観察します。その結果、市販薬ではディスク周辺まで菌が繁殖したり、わずか周辺に菌が生えない程度で効きが悪いですね。耐性菌も出やすそうです。先日テストしたところ、市販薬ではない、フロロフェニコールという抗生物質が効きました。小さなシャーレだったせいか、まったく菌が生えませんでした。おそらく、チアンフェニコール、クロラムフェニコールも効くはずです。実際、鯉ではクロラムフェニコールでの治療例があります。

http://www.echigo.ne.jp/~koi/b1/ks301.htm
 
ハイドロフィラは、おそらく体表にいますので、薬を餌に練りこんで与えるよりも、薬浴の方が実用的だし手軽だと思います。さてここからが重要です。観賞魚でも抗生物質を使う場合は、犬猫病院に行かれて、獣医の指示書をもらってください。薬浴ならクロラムフェニコール(純度98%以上)が販売されていますので、

http://www.sigma-aldrich.co.jp/cgi-bin/protocol/ …

これが使えるか獣医に相談し、OKなら指示書を出してもらうのです。獣医さんは、魚の病気の知識に乏しいですから、先のHPをコピーして犬猫病院に行ってご相談ください。ちなみに、ハイドロフィラに効きそうな水産用医薬品は、餌に練りこんで与えるものしか市販されていません。
 私も現在、市販の薬が効かないと、ハイドロフィラ駆除で悩まれている観賞鯉の愛好家の方に先のようなアドバイスをしている最中でして、獣医師の免許を持ち合わせていないため、監督官庁の指導以外の方法(守備範囲以外の仕事)で、違法行為にならぬようなんとか対応するのは初めてのことで、ここまでしかお答えできません。ごめんなさい。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい大変申し訳ございませんでした。
その後、魚が死んでしまい、落胆しており、
こちらへの対応を失念しておりました。

専門的なご説明、有難うございます。
アクア系のホームページや雑誌では見かけない情報で、
大変参考になりました。

できることなら魚には健康で居て欲しいと願いますが、
次にこのようなことが起きてしまった場合には
生かしたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/04 18:01

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