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金魚水槽を一度塩浴したいのですが、タニシが同居しています。
タニシ及び塩浴に悪影響はでますでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

No.1です。


> (1)病状が回復し塩浴治療を終了させたい場合ですが
> 塩が入ってる治療中の水槽をそのまま使っても問題ありませんか?
> 水変え等により徐々に塩分濃度を軽減した方が
> 生体の負担にならないと思うのですが、
・正解。
塩水浴完了後は、魚に負担を掛けないように、2~3日間隔で50%程度の水替えを集中的に行います。
集中換水は、4回ほど実施すれば、0.5%の塩水は0.06%程度に希釈されるため、淡水化完了です。

> (2)少し調べていますとバクテリアは塩水では死滅する為
> 生物濾過が機能しないと記述が多いのですが、
> 海水魚飼育の水槽にもバクテリアは生存します。
> 塩水で死滅する事には矛盾があると思うのですが何か理由はあるのでしょうか?

・淡水性のバクテリアや原生動物と、海水性のバクテリアや原生動物は別種類です。

例えば白点病の場合。
淡水魚の白点病は「イクチオフチリウス」
海水魚の白点病は「クリプトカリオンイリタンス」
と、全く別の生物です。
バクテリアも淡水と海水では種類が異なります。

なぜ、0.5%塩水浴に効果があるのか、淡水魚の場合で説明します。
先に結果を述べると「浸透圧」によるモノです。
濃い液体と薄い液体を浸透膜で隔てると、薄い液体の水が濃い液体側へ移動し、濃い液体を薄めようと働く力です。
http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/sikiso …

全ての生物の体細胞内には塩分があります。
この塩分濃度は「細菌類や原生動物0.3%~0.35%」「エビや魚などの高等生物0.9%」です。

白点病(0.35%)が発生した魚(0.9%)を0.5%塩水浴させた場合。
白点病虫の細胞内(0.35%)から水分が、浸透圧により水槽水(0.5%)へ移動します。
その結果、白点病虫は脱水し死亡します。
魚の塩分濃度は0.9%あるため、0.5%塩水浴の場合、脱水する事はありません。
当然ながら、塩分濃度1%以上の塩水浴では、魚も脱水し死亡します。

***
実際は、、、
白点病虫も塩耐性を持つように変位するため、活動は停止するが即白点病が治ることは希です。
塩水は淡水に比べ浮力が変わるため、魚は転覆病を発症しやすくなります。
淡水に比べ浸透圧の違いにより、魚体に流入する水の量が減少するため、長期の塩水浴は魚の代謝が減少し、内蔵などに異常をきたします。

この回答への補足

お世話になります。

毎回貴重なコメント有難うございます。
ご親切に説明頂き非常にわかりやすいです。
大変勉強になります。感謝しています。

初期白点病でしたので、塩浴0.4%塩浴しましたら翌日には
白点が消滅していましたが完全に死滅しておらず体内及びに水槽内に
潜在されてると考えるべきでしょうか?
このまま1週間をリミットに数日継続したほうがよろしいでしょうか?

あと塩浴は1週間を目安にして下さいとよく記述をみますが、
上記の代謝減少によるや内臓負担によるものでしょうか?
他に理由等ありますでしょうか?

よろしくお願いします。

補足日時:2010/08/02 13:21
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No.1です。


> 初期白点病でしたので、塩浴0.4%塩浴しましたら翌日には
> 白点が消滅していましたが完全に死滅しておらず体内及びに水槽内に
> 潜在されてると考えるべきでしょうか?
> このまま1週間をリミットに数日継続したほうがよろしいでしょうか?
・魚体が綺麗になっても5日間ほど続けた方が良い。
魚体に寄生するために、浮遊する白点病の寿命が5日間。
魚体が綺麗になって、5日間経過しても再発しなければ、マズ一安心です。

> あと塩浴は1週間を目安にして下さいとよく記述をみますが、
> 上記の代謝減少によるや内臓負担によるものでしょうか?
> 他に理由等ありますでしょうか?
・白点病以外のエロモナス菌やカラムナリス菌による疾患の場合、薬浴の基準期間は1週間です。
薬浴と同時に塩水浴も行う場合は「塩浴は1週間を目安にして下さい」となります。
ただ、塩水浴だけで「1週間を目安」というのは少し乱暴というか意味不明です。

塩水浴の基準
・0.5%標準塩水浴、2週間程度まで。
・0.8%高濃度塩水浴、24時間~48時間まで(魚を良く観察しながら)
0.8%高濃度塩水浴は、特にカラムナリス菌に効果的ですが、魚体への負担も大きい治療方法です。
カラムナリス菌によりエラ腐れ病など、短時間で死亡する危険な病状の場合のみ0.8%塩水浴を実施します。
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この回答へのお礼

お世話になります。
塩浴のみの場合は2週間まで大丈夫なんですね。
5日を基準にもう少し様子を見ます。
有難うございました。

お礼日時:2010/08/02 16:22

日本の「タニシ」ならば、嵐や台風の時には海水を被る海岸部の小川や池でも姿を見るくらいですから、一時的な塩水浴(0.5%)程度ならば問題ありません。


ただし、長期の塩水飼育は出来ないようです。

> タニシ及び塩浴に悪影響はでますでしょうか?
・それは、もちろん、悪影響はたくさんあります。

塩は、溶存酸素量を減少させます。
酸素が溶けにくくなります。
夏場の高水温は特に、溶存酸素量が減少する時期でもあり、酸欠の対策を十分に行う必要があります。

塩は、濾過バクテリアを一時的に不活性化します。
猛毒のアンモニア、亜硝酸の濃度が高まる危険性があります。

塩は、水草の成長を阻害します。
高水温時期の場合、枯らすこともあります。

この回答への補足

お世話になります。

治療目的の塩浴なのに、違う原因での危険性も沢山あるのですね。

(1)病状が回復し塩浴治療を終了させたい場合ですが
塩が入ってる治療中の水槽をそのまま使っても問題ありませんか?
水変え等により徐々に塩分濃度を軽減した方が
生体の負担にならないと思うのですが、
完全にリセットし、水を100%入れ替えた方がよいのでしょうか?

(2)少し調べていますとバクテリアは塩水では死滅する為
生物濾過が機能しないと記述が多いのですが、
海水魚飼育の水槽にもバクテリアは生存します。
塩水で死滅する事には矛盾があると思うのですが何か理由はあるのでしょうか?

よろしくお願いします。 
どうも有難うございます。

補足日時:2010/08/02 02:58
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