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先日、車好きな従兄弟と日本車とドイツ車について話していました。

すると、彼が「ドイツ車は日本車よりも加速が良さそうに思うかもしれんけど、中、低速のトルクは日本車の方が大きいねんで。だから日本車の方が加速はええねんで」と言いました。
ほかにも「ドイツ車のサスは日本車のやつよりも硬いから高速での乗り心地は断然いい」などと言っていました。どちらも本当なのかどうかはわかりません。

さて、ここから本題なのですが、日本車がドイツ車よりも優れている点、また劣っている点を教えてください。お願いします。

A 回答 (5件)

まず日本とドイツでは道路環境も国民性も違います。


環境意識の高いドイツ人は(歴史的な面もあるとは思いますが)同じ車に長く乗ります。
日本は逆に、モデルチェンジを繰り返すことによって需要を喚起しながら高性能社を開発してきた経緯があります。
以前ホンダの社長は車は長持ちすると売れない、5年10万キロ持てばいいみたいな発言をして問題になったことがあります。

道路事情に関して、日本のそれは米国に近いと思います。
最高速度が低く渋滞が多く、合流車線が短い。
従って低中速の加速は良い方が乗りやすく、また日本人はちょっとアクセルを踏むとグッと加速する車=加速の良い車だと認識するそうで、アクセスを少し踏むとスロットルバルブがガバッと開くように出来ています。
なのでそこから踏み足しても余りパワーは上がらないわけです。
足回りにしても、日本人はふかふかなサスペンションを乗り心地が良いと認識するのだそうです。
だからコーナリングやブレーキ性能よりも、ふわふわ感重視だそうです。

欧州車の場合は平均走行速度が速いので高速での耐久性や放熱性にも注意が払われています。
もしも日本の高速道路の制限速度が100km/hでなかったら、もっと大きくて重いエンジンが必要になるはずだと言われています。
平均速度が高いので高速での安定性やサスペンション、高速からのブレーキ性能、高速でのワイパー性能も要求されます。
BENZでもBMWでも200km/hの走行でワイパーが浮き上がらないのは立派だと思いました。

従来は日本の車には様々な電子装備が満載でした。
4WSなどの技術も登場しては廃れていきました。
しかし今、電子技術は欧州からやってきます。
バルブトロニックもBMWが開発し、国内メーカが真似しました。
何となく日本の自動車業界は元気がないのです。

日本の車は日本の環境、そして日本人に合っています。
欧州でポルシェやフェラーリが作られる土壌と、ミニバンが道路を埋め尽くす日本では自動車を取り巻く環境が違うと思います。
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日本車が優れている点…メンテナンスにずぼらでも故障しない点。


日本車が劣っている点…日本での日常使用であれば、特になし。強いて言うなら、外車であるというステータス性というか、オーラが弱いです。レクサスLSなんて、実際の乗り心地も装備(実用上の使い勝手)もベンツのSクラスと同等もしくは優れているのじゃないかと思います。でも、ベンツのような強力なオーラが出ていないです。あと、20年もすればオーラが出てくるかもしれないですけど…。

実際は、日本車もドイツ車もいろいろあります。クラウンとポロを比べれば、クラウンが圧倒的に長距離でも楽でしょうし…。
サスが硬けりゃ高速の乗り心地がいい!っていうのであれば、ベンツSクラスはエアサスなんて実装ないはずですよね。ですので、サスが硬いから高速での乗り心地がいい!というのは大嘘です。

最終的には、好き嫌いやナショナリズムで結論が出る部分だと思います。
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この回答へのお礼

みなさん、ありがとうございました。
結論からいえば、日本車もドイツ車もお互いに長所があり、甲乙はつけられないということですね。
それぞれの環境に合わせて作られているので、特性が違ってくるのには納得です。

お礼日時:2009/05/09 13:15

見た目は同じ車の形ですが、基本的なポリシーが違います。

日本車は家電品と同じレベルに対して、ドイツ車はやはり精密機械という感じが強くします。またドイツ車が走る・止まるといった基本的な部分に最も金をかけている一方、日本車は見た目や過剰装備に金をかけている印象が強いです。
最も違うのがシートでしょう。ドイツ車が長時間座っていても疲れにくい造りなのに、日本車は映画館のイスに近いです。2時間も座っていると尻が痛くなります。これはベーシックカーで比較すればよくわかります。やはり椅子に座る文化の歴史の違いなのでしょうね。
さらにボディの強さも実際に乗ってみると、安心感が違いますよ。センターピラーの太さは国産車の倍くらいあって、座った瞬間に包まれ感があります。
最新技術やコストパフォーマンスで日本の方が上かも知れませんが、コダワリという点ではクラフトマンシップとかマイスター精神が生き残っているドイツの物作りには勝てないと思います。だから日本車より割高でも世界中で安定して売れているのではないでしょうか?
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この議論は「永遠のテーマ」と言うべき議題で、日本車党は「使い易さ」や「燃費」を挙げるでしょうし、ドイツ車党(主にベンツ等)は「高速安定性」や「パワー」などを挙げるでしょうし、何処まで言っても平行線の様な気がします。

フェラーリも言うまでもなく「良い車」ですが、消耗品の耐久性が桁一つ違いで、寿命が早く来る訳ですし、二千万以上で売れるのですから、「良い車」が出来て当たり前の様な気もします。日本車もドイツ車も「一長一短」じゃないでしょうか。「甲乙」付けられませんよね。後は好み次第じゃないですか…。
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 ドイツは、日本と比較してアウトバーンのような、日本では通常あり得ないスピードレンジを常用します。

このため伝統的にシャシにお金がかかっています。
 日本車について言うと、90年代入ってから、技術もあがりシャシも向上していく中で、高性能スポーツカーなどは、日本国内の開発拠点・生産工場に隣接のテストコースでは、その性能の為の高速領域の評価が出来ないため、ドイツのニュルブリンクサーキットなどでテストを行うようになりました。すると、一般車においてもこうしたテストコースの重要性が認識され、ニュルに似せたテストコースを国内に新設することになります。これ以降、ドイツ車と同じ高速領域に耐えうるシャシ、タイヤが販売されることになります。(タイヤもミシュランやピレリには国内メーカーはこの当時はまだ劣っていた)

 90年代末、2000年以降は、日本車はドイツ車と遜色ないレベルになっています。ただ、その使用環境上、ドイツ車は高速でのスタビリティ(操縦安定性)を重視し、言って見れば矢のように走る乗り味が好まれ、街乗り領域ではハンドリングはダルです。又、日本における(ここが重要!)日本車は、街乗りが多く、きびきびしたハンドリングが好まれます。

 それと特にBMWやベンツと言った車の場合は、ブレーキやサスペンションなど、お金が贅沢にかかっています。同じドイツ車でも大衆車は日本車とほぼ同じレベルに近い掛けかたですが・・。お金を贅沢に掛けるのは、このような高速速度を重視したためです。当然販売価格も高くなります。日本における日本車は速度120KM程度を目安に、値段と低速領域の快適性(40~60kmの乗り心地や音や振動)に重点を置いています。

 品質に関しては言うまでもないでしょう、日本車が一番です。本題で言うと、近年の日本車はドイツ車と遜色なく、日本車はその販売国に合わせたきめの細かいセッテングをしています。ドイツ車はそうした事をしていません。ドイツで販売している日本車はドイツ向けに味付けられています。それと価格です。日本における日本車で200KMの速度を常用するために今よりも同じ車が数十万高くなってもかまいませんか?? 確かに90年後半までは、少なくとも90年代初めはドイツ車と日本車はシャシをはじめ明らかに優劣がありました。現在に至っては、結局のところ、実のところ優劣ではなく、このあたりの違いのレベルにすぎません。
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