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この株価水準では、多くの会社が決算期を乗りきれないだろう・・・という話が
ありますが、具体的にどういった事が起こるのでしょうか?

1、決算時には含み損を損失処理するから当期利益が悪化する。
2、減損処理しない含み損は何割だかを自己資本から差し引くから
 自己資本比率を低下させる。

これくらいしか考え付きません。決算成績が悪ければ融資が受けられず倒産
とかあるのでしょうか?
銀行なら自己資本比率が低下すると国有化という話もあるようですが、どうなの
でしょう。

経済については素人につき分かりやすく教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちわ。


先日はおっしゃるように、質問者の方に迷惑を掛けてすみませんでした。(議論は嫌いではないので何か良い方法があればきちんと申し上げたいのですが。)

さて、ご質問に的確にお答えすると言うには大変難しいことではないかと思います。政府が政策を見誤っている感が強いですが、エコノミストとてよく見誤っているのを目にします。専門家を自認する方でも先が読めていないと申しますか、読めないのです。

自分の考えられる所としては、株価の含み損が拡大すれば銀行は不良債権処理が進まなくなり、さらに貸し渋り、貸しはがし、手数料の値上げに走ります。業績が悪くなくとも貸しはがしに遭い潰れている会社もありますから、ますますもって不良債権も増加し、さらに貸し渋り・貸しはがしが増えると言う悪循環になっていくと思われます。
証券界も売買が活発にならないとコミッション稼げませんので、なんだかんだ言っても相場頼みです。EBなどで食いつないだものの、顧客が償還時にやっと正体に気づきトラブルが多いと聞きます。食いつなぐ商品が無いとやはり潰れかねません。
生保業界も多額の不良債権を抱えておりますし、最大手のニッセイでも含み益がなくなりました。大手生保は潰させないとする金融庁が次に打つ手は予定利率の破綻前の引下げしか残っていません。金融庁が昨年末にアクチュアリー経験者を募っていたのは記憶に新しい所で、どこぞの金融機関の資産査定のためでしょう。やはり5月位には・・・。
損保業界は不良債権も少なく、株式投資の割合も少ないので株価の影響は受けにくいとは思います。しかしながら、昨今の株安原因イラク問題が直接関係しないとも限りません。旅行保険等は戦争・テロ免責としていますが、再保険マーケットが危険増大で引受が難航しています。自社で大きなリスクを抱えざるを得ない懸念があります。直接的なテロ被害があれば大成火災のように破綻に追い込まれないとは言えないと思います。
 書いてて何ですが、明るい材料が見えないのが寂しい気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。なかなか回答がないので正直諦めかけておりました。
また、先日は大人げないまねをしてしまい、大変失礼致しました。
売られたなんとかは結構買ってしまう性格なもので(保険を除く)。

>株価の含み損が拡大すれば銀行は不良債権処理が進まなくなり、・・・
>・・・悪循環になっていくと思われます。

素人の私にも納得できる回答です。
銀行、証券、保険といういわゆる機関投資家には世の中の資金の流れをスムーズに
する役割が求められていると考えますが、自らが株安の影響でボロボロ。人で言えば
狭心症状態で資金が必要な会社に流れず、多臓器不全になっているとでも例えれば
良さそうですね。

本当に明るい材料が見えてこないのは残念です。心筋梗塞にならないことを祈ります。
(こんな例えをしたら医学の専門家は怒るだろうな)

また何かありましたら、是非よろしくお願いします。

お礼日時:2003/03/18 23:41

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