プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ホラーやオカルト的な事件が起きるが、超常的要素はなくて論理的解決がはかられるというような内容のミステリは何があるでしょうか?
こういう系統の作品では京極堂シリーズというのが有名ですけど、自分には合いませんでした。
これ以外では何があるでしょうか?

また、多くのミステリでは被害者も容疑者もある程度限定された範囲での犯人当てという展開になりますが、
逆に容疑者の絞り込みがまったくされず犯人の動機や目的などは不明、被害者も様々な人間である、というような作品はないでしょうか?
単に犯人候補が多いということでなく、容疑者が誰なのか自体が謎、犯行の様態も不明、
むしろ本当に殺人事件なのかどうかすら闇の中というような作品です。
かつ、サスペンスやホラーではなく、ミステリとして様々な推理が展開される作品です。
ゆえに、オカルトやSFになったり秘密結社やテロ組織のようなものがオチになるのは困りますw

A 回答 (5件)

真っ先に浮かんだのが、横溝正史の金田一シリーズですが、


「ホラーやオカルト的」なものは結末知ってる物が多いですよね^^;
『悪魔の手毬唄』や『獄門島』です。

西澤保彦の『人格転移の殺人』は、人格の入れ替わる装置のある
施設で殺人事件が起こります。
容疑者が誰なのか自体が謎、犯行の様態も不明などの、
おっしゃる条件には最も近いような気がします。
ただ、「超常現象がオチ」ではないものの、
「超常現象が前提」であることが許容できるなら、ですが。
超常現象は起こりますが、それにはルールが設定されていて、
事件は論理的に解決されます。
Wikipediaの紹介を借りれば、
【SF的設定を導入した世界で論理的に謎を解く<SF新本格ミステリー>】
です^^

他に『七回死んだ男』や『ナイフが町に降ってくる』など、
この作家の作品はこういうものが多いです。
中には違う作品もあるので、神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ
というのを選べば全て同じジャンルになるのですが、
個人的にはどうもキャラクターが合わなかったので、
上記の作品を挙げさせて頂きました。
一番好きなのは『七回死んだ男』です。

既読でしたら申し訳ないですが、
思いついたものを紹介させていただきました。
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海外の作品でも良いでしょうか?


 
なら、【パッド・マガー】の作品をお薦めします。
ただ、古い作品ばかりなので、絶版しているので、
古本屋か在庫を抱えられる大きな本屋でないと
手に入りません。

『被害者を捜せ』(出版社/著者からの内容紹介)
第二次大戦下、異境の地にいる海兵隊員の唯一の愉しみは、
故国からの新聞や雑誌を廻し読みすることだった。
そんなある日、新聞で、ぼくの勤めていた〈家善協〉で
ぼくのボスが殺人を犯したのを知った。
でも、記事がちぎれているので被害者がわからない。
そこで、ぼくの話をもとに戦友仲間で
被害者捜しをすることになった……。
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こんにちは。


●山口正也氏の『ミステリ-ズ』…講談社
9話からなるオムニバス形式の本です。
貴方の希望にとても合っていると思うのですが。
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栗本薫「ぼくらの時代」


1番目の事件は番組放送中のスタジオの内
2番目の事件は番組放送中のスタジオの外
そのため1番目の容疑者は、2番目の容疑外(※容疑者はいます。)
二つの事件の被害者は親友で、仲のいいもう一人が行方不明にと続きます。
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都筑道夫氏のなめくじ長屋シリーズにそういうタイプの話もあったように記憶していますが・・・・

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