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かもめのジョナサンとは

どんなお話ですか。
ジョナサン会議って、たとえたりする人が周囲にいます。
意味不明です。

A 回答 (3件)

「ジョナサン会議」というのは、


ファミレスの「ジョナサン」で食事をしながらやる会議のことではないでしょうか?

一方、リチャード・バックの著した「かもめのジョナサン」ですが、
和訳は、薄い単行本として新潮文庫から出ていますので、
容易にお読みになれると思います。

主人公のカモメは他のカモメとは全く異なった考え方を持っています。
他のカモメは、毎日エサをとり、仲間と騒ぐことで時間を費やしています。
ごく普通にカモメとして「生きながらえている」のが一般のカモメです。

ところがジョナサンは、飛行訓練が大好きであり、日常的に猛練習をしています。
極限のスピードを出したり、逆にヘリのようにスローで海面で滞空したり、
キリモミ式で落ちたり、海底深く潜ったり・・・、ずいぶんハイレベルなカモメです。
野球でいえば、イチローみたな個人主義者・求道者・超越者というイメージです。

ジョナサンにとっての「生きる意味」とは、挑戦し、学び、発見することであり、
毎日同じようにエサをとってのんきに暮らすことではないと考えています。
したがって、同じ群れの仲間たちの生き方に否定的です。

あるときジョナサンは、カモメの会議で(ファミレスじゃなかったかも!?)、
自分が発見した「生きる意味」を仲間に伝えようとします。
しかし、仲間は彼のことを、変なヤツ、ひねくれ者、反対者、危険分子とみなし、
群れから追放することを決め、島流しにしてしまいます。

ところが、ジョナサンは島でも、一人でさらに訓練を続けていきます。
あるとき、奇跡のようなことが起こります。
天から二羽のカモメの使者が降りてきて、彼に別の世界に誘いました。
そこの世界に行くと、ジョナサンは驚きます。
自分よりもはるかに凄いカモメが何羽もおり、飛行訓練をしているのです。
念じることで瞬間移動できる超能力を持ったカモメもいます。
そのカモメや「精神は肉体を超える」なんてことを言っています。
ジョナサンはそこの世界で修業を積み、やがてトップクラスに上り詰めます。

その世界に辿りつき自己実現を果たしたジョナサンだったのですが、
あるとき、今のところを去り、自分を追放した元の群れに戻ろうと決心します。
そして、元の群れに近づいていくと、やはり彼は拒否されます。
それでもくじけず、営業活動?布教活動?を続けると、
徐々に若いカモメが弟子としてついてくるようになります。
昔の自分のようなカモメが、やっぱり群れにいたのです。
(今度は、ジョナサンが「天からの使者」になっています)
ジョナサン率いる飛行訓練学校は盛況になっていきます。

・・・そんな話です。(私独自の脚色があったかもしれませんがご勘弁ください)

お金や安心を得るために、個性を封印し、
社会や世の常識に合わせて生きることに疑問を持つ人には受ける話です。
また、大勢とは考えや生き方が異なる人に自信や夢を与えるものでもあります。

悪く解釈すれば、反体制的な意味合いがあり、宗教的な臭いも感じられ、
特に日本人にはあまり受け入れやすい話ではないかもしれません。

しかし、所詮寓話です。この話独自の美点を我が物にすればいいのでしょう。
このストーリが教えてくれるのは、
「夢」「信念」「決心」「冒険」「挑戦」「忍耐」「向上」「達成」「奨励」「継承」などです。
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URLに解説があります。


お読みください。

参考URL:http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1945/story. …
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