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音大は楽しいところですか?
また、入学もしくは卒業して良かったなと思いますか?
それとも、普通の大学に行っていたほうが良かったな、と思いますか(思いましたか?)。

ご回答、よろしくお願いします。(具体的であると、ありがたいです。)

A 回答 (3件)

こんにちわ。


「音楽は楽しむものだから音大は楽しい」というのは違っていると思います。
音楽も専門となると、厳しいし、奥が深く、常に壁の連続です。
どうしたら響きを変えられるか、ピアノなら、どういうタッチで、どういう腕の角度で、どういう姿勢で弾くのか、自分のオリジナリティとは何か‥など自分の音楽を自分で確立していかなければなりません。
音大に行くということは、音楽を専門として学ぶので、単なる「音楽が好き」「趣味」などといった軽いものとは、思考力の次元が違います。
音楽も学問なので、決して楽しいだけではありません。むしろ楽しむことは大学時代にはあまりできず、自分の能力や技術アップや音楽理論、洋書の研究書などの講読で勉強などに一生懸命にならなければならず、音楽を楽しめるのは、大学時代ではなく、卒業後、どうするかによります。そのまま音楽を専門として突き進めたい人は、その後も自己との闘いです。
大学とは趣味ではなく「専門」なので、そういう意味では音大も普通の大学も変わりはありません。
私は音大時代は語学との闘いでした。英語はもちろん、ドイツ語、フランス語を文法からやって、ヨーロッパの分厚い洋書を読んで勉強してしゃべれるようにして、さらにピアノもやらなければならず、一般教養もある(国語、倫理、生物学など)ので、遊んでいる暇はほとんどないに等しかったです。
休憩時間さえもピアノの練習に費やしました。
音大に入るにはそれなりの覚悟が必要です。普通大学以上に厳しく、専門的で、楽しいなんて気持ちはどこかに吹き飛んでしまいます。
これが正直な感想です。
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この回答へのお礼

貴重な体験談、ありがとうごさいました!!とても興味深く拝読させて頂きました。

お礼日時:2009/07/22 08:17

音大卒です。



音大、楽しかったですよ。私は大学進学の進路変更がギリギリでしたが、音大へ行きたいという気持ちが強かったため、卒業認定に必要最低限の単位以外の講義も取っていました。
勿論専門科目ですので、ただ楽しいだけではなく、課題をこなさなければならない(和声や対位法など、毎回宿題が出ます)とか、練習もただ趣味で習っている程度では追いつかない、レッスンでの先生の要求も厳しいです。でもそれは自分で選んだ道でもあるので、厳しいからといって弱音は吐けませんでした。高い学費を親に払ってもらっていたからというのもありますけどね。

私は高校が普通科でしたので、一般大学に進学した友人も多いです。就職に関してだけは、音大じゃなかったほうがよかったかなとも思いますが、今自分が大学で勉強したことを土台にピアノを教えるという仕事が出来ているということを考えると「大学で勉強したことを生かして仕事が出来るなんて幸せよ」と知人の方に言われたこともあり、後悔はしていません。

この回答への補足

なるほど、そうですか、辛いこともあったけど、結果的には良かったとお思い、な訳ですね。
ご回答ありがとうごさいました!!

補足日時:2009/07/22 19:57
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私にとって学校は楽しいところではなかったです。

なぜなら肌に合わなかったから。肌が合う人にとってはとても楽しいようです。
音大に行けてよかったと思うことは、すばらしい先生にたくさん出会えて、いい授業やレッスンを受けられたこと。横のつながり縦のつながりがあるので、卒業してからも演奏活動や仕事につながる人間関係が豊富にできること。音楽の情報が入ってきやすい事など、です。
普通の学校に行っていたらもう少し楽しい青春時代がおくれたかな~と思うことは今でもありますが、結局は音大に行けたことはとても幸運だったと思うし親に感謝しています。
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この回答へのお礼

そうですかぁ。興味深く拝読させて頂きました!ご回答、ありがとうごさいました!

お礼日時:2009/07/17 15:08

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