プロが教えるわが家の防犯対策術!

コードについて勉強しているものです。
勉強中、コードには「トゥーファイブ(IIの音を基準に構成する和音)」がでてきました。

それで、トゥーファーブ化されたコードの性質(役割)について教えていただきたいのですが、
トゥーファイブとなったコードの役割はあくまで、基本的に「ドミナント」(トニックに導く役割のコード)となるのでしょうか?

主に性質的にどういった場面で使用されて活躍するものなのでしょうか?

A 回答 (2件)

ドミナント出現!の前兆になるというのがツーの主な役割です。


そのためセカンダリードミナントの前兆としても、4度下のコードをツーと同じマイナーコードにすることもあります。
たとえばCからFに移調するさいに、
C→Dm→Gm→C7→F→C→Dm→C・・・

このときGmの段階ですでにFに移動しているのですが、
Cの流れを引き継いでFに行くという具合になっています。
こういうまどろっこしいものにも有効なのですが、そもそもコード理論では4度進行を強進行と呼ばわって、力強い響きとして扱われています。
そこで、サブドミナントであるFにとって変わってDmにすることで、ドミナントの前兆としての機能性が確立されたという具合です。
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この回答へのお礼

ご回答くださり、ありがとうございます。

>ドミナント出現!の前兆になるというのがツーの主な役割です。
ありがとうございます。
となると・・・セカンダリードミナントが来たら、次はドミナントー!っということですよね?

>そのためセカンダリードミナントの前兆としても、4度下のコードをツーと同じマイナーコードにすることもあります。
4度下はここでは――
Gmのことでしょうか?
(4度下がFなのか、Gなのかで分らなくなってしまいました(--;)


>そもそもコード理論では4度進行を強進行と呼ばわって、力強い響きとして扱われています。

コード
 C→Dm→Gm→C7→F→C→Dm→C・・・

役割
 トニック → トゥーファイブ → ドミナント → サブドミナント → サブドミナント → トニック

ディグリーネーム
 I → II → V → I → IV → I → II → I

切り分けてみてようやくわかったのですが、
トーファイブ化したものの次は必ずドミナントが来る・・・のでしょうか?

その「前兆」というのが
 トーファイブの後(直後)には必ずドミナントが来るのか
 トーファイブの後(直後)→ ドミナント以外でもOK → ドミナント
 
 という場合があるのかがわかっていなくって(汗)
 (理解が悪くすみません、どうも私にとって苦手な部分みたいでして。汗)


>サブドミナントであるFにとって変わってDmにすることで、ドミナントの前兆としての機能性が確立されたという具合です。

「4度進行を強進行と呼ばわって、力強い響きとして扱われています。」ということは・・・

力強すぎる → 柔らかくする(一度Dmにする) → ドミナントに運ぶ道を作ってあげる といった感じなのでしょうか?(間違ってたらすみませんです。)



>コード理論では4度進行を強進行
Cの4度進行は、Fで合っていますでしょうか?
(というのも、Cの4度進行がFになるのか、Gになるのかがわからずにおりまして汗)

お礼日時:2009/08/10 01:35

レスのレス


話がややこしくなっていますね。
ようは IIm→V7 の部分がトゥーファイブと呼ばれるゆえんです。
セカンダリードミナントというのは、目的のコードに力強く飛んでいくための手法にすぎず、最終的なドミナントをVと目標した場合、
VIm→II7→V7
6~2の区間はトゥーファイブモーション、2~5の動きはセカンダリードミナントモーション。というわけです。
CからFに移動するのはまさしく強進行であり、Fの次にDm移動してからG7に移動する場合にやはりトゥーファイブに向かい、お約束の一つにトゥーファイブワン(IIm→V7→I)があります。

コード進行の分析はまず
C→Dm→Gm→C7→F→C→Dm→C・・・
ときたら、
C=トニック→Dm=サブドミナント(代理)→Gm=Fキーからつれてきたサブの代理→C7=同じくFから拉致してきたドミナントコード→F=トニックにしてもともとの調でサブドミナントだった人。→C=いまやドミナントコード→Dm=VIm→C=V
この間に3番目のGm~C7の間で25になっていて、C7~Fが単純なドミナント終止となっており、終わると同時に新しい調のスタートになっているというわけです。

この辺の話は 5度圏 を見ながら転調の、特に関係調と見比べつつ、メジャーキーでもその辺の別のキーから音を借りる場合があるという概念をしっかり覚えることが必要です。
また、Cメジャーキーにおける、Cの役割からBm-7の役割に至るまで(サブドミナントの代理とかトニックの代理とか)をすぐに判別する力も必要です。
特に転調をすると、IとかVIとかであらわすときに混乱してしまうので・・・。

あと、実際に鳴らしてみてその響きを実感することや、実際の曲作りで実践していかないと極めるのは困難です。
小難しい理論書ではありますが、行き詰ったらまたドレミの並び方から読み直していくことで、消化できない問題を解決するヒントを得られます。

私が見たところ、まだ理論が喉のあたりでつっかえておられる様子。
あわてずによくかんで、少しずつ飲み込んで、消化、吸収していくといいでしょう。
またこの手の話になると、いろんな呼び方が出るので、リットーミュージック出版の「音楽用語辞典」を持っておくといいでしょう。

特にBなど、ドイツ語では「ベー」と発音し、おなじみのドレミでいうところのシ♭を表す言葉で、ただのシはドイツ語ではHと表記します。なにはともあれ理論は理解できたものからバンバン実践して次に移動していくのが重要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません。

あれから引き続いて読んでいったところ、
少しずつわかってきました。

ただ、今の私では全部の理解にはもう時間がかかりでそうです(^^;
じっくり理解していきたいと思います。

お礼日時:2009/08/19 16:25

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