なぜ直接には説かなかったのでしょう?
(α)の見解: バラモンないしウパニシャドの思想を改めさせるための開拓者として立ったから 直接には説かなかったが それはしかるべく後世において説かれるように用意はしておいた。
それは 仏性をそのまま出すと ヱ゛ーダにおける《アートマン(我)》と紛らわしくなるからだ。
(β)の見解: 《仏性ないし如来蔵》は ブッダの説ではない。
(γ):その他(?)
* もし(β)の見解を採る場合 ではブッダはいったい何を言おうとしているのでしょう? つまり潜在的な能力が普遍的にあるかないか分からないけれども いわゆる《さとり》を目指すということなのでしょうか?
* ブッダにかんしては 何もちっとも分かっていないのではないでしょうか? 活かすべきものがあるとすれば 大いに明らかにして共有の財産としたいと思います。なければ はっきりと無いとやはり明らかにすべきだと考えます。どうでしょう?
No.2
- 回答日時:
おはようございます。
さて、繭の方に回答をしている段階で閉じられてしまい、言葉が消えてしましました(笑)
でも、今後の質問にも関連していくことでしょうから、気にはしていませんが。。。
で、私は「(γ):その他」です。
>>>ロジェ=ポル・ドロワ「虚無の信仰」、p.283
無神論を公然と唱えられるのを目にしたばかりのヨーロッパ、それ以来汎神論をめぐる華々しい議論がわきおこったヨーロッパにおいて、聖書の神の概念に相当する観念を完全に欠いた宗教の発見は、かかる信仰は神を否定するという結論に行き着くほかはなかった。
<<<
あらゆる物事には、(その人自身の立ち位置による)後付の解釈・見解がつきまといます。
ブッダにしても何にしても、その思想について(後付の解釈)「見解」を立てるということができても、そのことによって「はっきりとした」有無について「明らかにできる・できない」とは無関係でしょう。
形而上的思惟をきっぱりとしりぞけた(ごく初期の)仏教徒(おそらくブッダも含まれる)に対して、「しりぞけたから【無】だ」ということ自体が無意味でしょうし、「《仏性》は後日説かれるように用意していた」とか「《仏性ないし如来蔵》はブッダの説ではない」とかは、(ブッダにとっては)論外だと思われます。
このことは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E6%80%A7
での「宗派による見解の違い」も関与することでしょう。
>>>ロジェ=ポル・ドロワ「虚無の信仰」, p.9
仏教の「我」(アートマン、霊魂あるいは「自己」)は、指示対象をもたない術語である。我(アートマン)にかんして、いかなる問いを発しても、沈黙しか返ってこないのは、問いそのものが成り立たないからだ。たとえば、霊魂が死すべきものか不死なのかを問うことは、「霊魂」ということばがいかなる実体も指さない以上、子どもの産めない女性に、息子が丈夫なのか病気なのかを問うようなものだ。あるいは、毛など生えていない亀の体毛が硬いか柔らかいかを問うに等しい。
---
注:この言いまわしは、紀元5世紀頃のインドの(中略)「ヴァスバンドゥ」のものである(同、p.295)
<<<
《仏性》を求めるひとにおいてのみ、ブッダの向こう側に《仏性》という概念が想定されうる(見解が生じる)のでしょう。。。
。。。と、(無論)かくいう言説にしても、見解の域を脱していないのは承知しています。
この回答への補足
じねんさん またまた ひどいではないですか。おはようございます。はいいけれども
★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
で、私は「(γ):その他」です。
・・・
《仏性》を求めるひとにおいてのみ、ブッダの向こう側に《仏性》という概念が想定されうる(見解が生じる)のでしょう。。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ で じねんさんは どういうご見解ですか? ブッダはそこにどのようにかかわっていると見るのか? この問いです。
★☆ 《向こう側》も《〈仏性〉という概念》というのも
☆ ともにはっきりしない概念ですが そのように《想定されうるのでしょう》とじねんさんが見るとき ブッダはどこに位置しているのか? これです。
そのように想定されうるように生前に説いていたのか?(≒α) あるいは ブッダはそのような後世の解釈にはかかわらないというのか?(≒γ) かかわらないどころかブッダの説とは無縁であるのか?(=β)
もし(γ)であるのなら 《後世においては ひとがそれぞれブッダの言説集やその研究解釈集を 自由に解釈する》という見方ですか? それで じねんさんは どういう内容になりますか? あなたは想定しているのですか? どうですか? そういう問いです。
その推論や理由説明をうかがってわたしも勉強していきたいという趣旨になります。
だめだめ じねんさん――ご投稿はありがたいけれど―― これまでの堂々めぐりぢゃ だめだよ。
今回は 見解ではなく 見解の予告にしか過ぎません。それもよく言った場合です。
★ >>>ロジェ=ポル・ドロワ「虚無の信仰」,
☆ こんなものにうつつを抜かしていたんぢゃ 百年待ってもだめだと観念しかけます。
▲ 仏教の「我」(アートマン、霊魂あるいは「自己」)
☆ どこをほじくればこんな間抜けな発言が出てくるのか。
☆☆ (α)・・・それは 仏性をそのまま出すと ヱ゛ーダにおける《アートマン(我)》と紛らわしくなるからだ。
じねんさん 目を覚ましなさい。《仏性》が
★ 形而上的思惟
☆ だとでも思っているのですか? 自然本性(記憶や知解や意志の行為能力)が 《形而上的思惟》でしかないとでも思っているのですか? いったい何を学んできたのですか?
【Q:《我れ》はある?ない? どちらですか(仏教)】
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3454478.html
これでも読んで出直してください。
* 【繭】も【無明 / マーガンディヤー】も 二週間以上経ちました。それらを締めたのは ふつうの行ないとしての判断であるでしょう。
* あなたについてはふざけておられず まじめに投稿なさっていると受け取っていますが その結果(効果)は ひどいものですよ。質問に相い対して 撞木をきちんと持って鐘を撞くようにしてください。
* それとも わたしのこのような質問で仏性を取り上げるのは
★ 《仏性》を求めるひとにおいてのみ、
☆ の範囲に入らないとおっしゃるのでしょうか? それならそうと明らかにすべきでしょう。よほど自説に自信がないと取るしかありませんが。というよりも 哲学思想にかかわって鎖国政策をとるという自己矛盾であり自殺政策です。
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