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理学部2回生の者です。

今、
・古典力学(上)(下)(原書第3版):吉岡書店
・古典力学問題のとき方:吉岡書店
を使って解析力学を勉強しています。

これらの本はとても詳しく、また様々な事が書かれていて良いのですが、それ故に全部を習得しようとするとなかなか前にすすみません。
演習問題も全てやっていては進みません。

これから先、相対論・量子力学・統計力学…と勉強を進めていくつもりなのですが、この古典力学の本の内容程度は全て理解しておく必要があるのでしょうか?

A 回答 (1件)

私は、君の場合は一通り読むことをお奨めする。



確かに、必要あるかないか、という意味では、初めて勉強するときには必ずしも必要とは言えないと思う。
例えば、量子力学を知らない段階で、ハミルトニアン形式についての理解は必要とは思えない。古典力学だけではハミルトニアン形式が重要だという意味が分かりにくいはずである。

しかし、それでも将来理論物理学を志すのであれば、ゴールドスタインの本は一通り学んでおいた方が良いだろう。どうせ、ほとんどのことは後で必要になることなのだから。それに、理論物理の方法に慣れるという意味でも、やり通すことに意義はある。
2回生ならばまだ時間は十分にある。なかなか進まないからと焦らず、腰を据えて読み進めておけば、将来きっと良かったと思えるのではないだろうか。

なお、私は解析力学はランダウ=リフシッツの「力学 (増訂第3版) 」(東京図書)で勉強した。こちらは薄手で、内容もコンパクトにまとまっている。先を急ぐなら、こちらに乗り換えるのも1つの手である。
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