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学校では、下記のように、カギカッコの文の終止に句点を付けるように習いましたよね?

例)彼は、「このままじゃいけない。」と言った。

でも小説などを見ていると、下記のような書き方が多いのに、疑問を感じます。

例)彼は、「このままじゃいけない」と言った。

つまり、カギカッコの文の終止に、句点がないのです。
学校では確かに、「カギカッコの文の終止では、句点を付ける。」と習ったのに……。

これだと、“終止から終止まで”が短い文章では、見栄えが変になってしまうと思います(下記)。

例)「どうもありがとう。さようなら」

それではなぜ、カギカッコの文の終止に、句点を付けない書き方が、一般的になったのでしょうか?
推測でもいいので、教えてください!

A 回答 (7件)

こんばんは。



> でも小説などを見ていると、下記のような書き方が多いのに、疑問を感じます。
>
> 例)彼は、「このままじゃいけない」と言った。
>
> ~中略
>
> それではなぜ、カギカッコの文の終止に、句点を付けない書き方が、一般的になったのでしょうか?

新聞社や出版社などが表記の基準としている『記者ハンドブック 共同通信社』という本があるのですが、そこには、句点「。」のつけ方の指針として次のように書かれています。
------------------
句点「。」
1.句点は文の終わりに付ける。
2.かっこでくくった文については次のようにする。

(1)段落全体を構成する場合は付けない。

〈例〉「これ以上は話し合っても無駄だ」
     突然の打ち切り宣言だった。

(2)段落の最後にある場合は付けない。

〈例〉…会長は頭を下げた。「責任を取りたい」

(3)直前に主語などの語句がある場合は、段落の最後にあるときでも、「と述べた」などの述語が省略されているので句点を付ける。

〈例〉男性はひと言「知りませんでした」。
    それきり口をつぐんだ。
------------------

一般的というのが、ご質問にもあるように小説などプロの作家の間で広まったことを指すのなら、おそらくその理由の一つとしては、『記者ハンドブック』の上記の例示が挙げられると思います。

文章を書くたびに表記方法が違っては読者にいい影響を与えないという考えから、物書きといわれる人たちは、何らかの表記の基準を作ろうとしているはずです。その指針となるのが上記の本になるわけです。

つまり、この本を手本としている物書きの人も多いと聞きますので、質問者様が目にされる出版物や印刷物の多くが、『記者ハンドブック』に倣って書かれた可能性が高いといえるのではないのかと思います。広まった一つの要因としては、十分考えられるのではないでしょうか。

しかし、私が見る限りですが、ネット上の掲示板などでは、今のところ、カッコ内の文末に「。」を付けている人の方がやや多いような気がいたします。

しかし、「なぜカッコ内の最後に「。」を付けないと決めたのか?」ということに関しては、私にもちょっと想像がつきません。申し訳ありません^^;

> これだと、“終止から終止まで”が短い文章では、見栄えが変になってしまうと思います(下記)。
>
> 例)「どうもありがとう。さようなら」

おっしゃるとおり、この場合は私も少しアンバランスのような気がいたします^^;
実際の用例を引いてまいりました。文が長くなると違和感もやや解消されるみたいですね^^

> 2009年9月8日21時48分 朝日新聞
>
>  8日朝から政策責任者間で断続的に続いた連立協議は、同日夜、幹事長レベルに格上げされ、民主党の岡田克也幹事長、社民党の重野安正幹事長、国民新党の亀井静香代表らが国会内で会談した。岡田氏は会談後、「1、2点を除いて合意できたが、社民党が党に持ち帰らないと最終的には決められないということだった。それをお待ちすることになった」と語った。
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(続きです)



http://oshiete1.goo.ne.jp/qa459428.html
> 昔、新聞社が文字数を確保するために句点を抜いたそうです。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/07/22/6 …
> 出版界が「。」をつけないのは
>
> 「本当はつけない」
>
> という文章を生業としている稼業の矜持か意地か。ともかく、漢文の登場が「。」の用法に1つの結論を与えてくれました。

http://kikonissi.seesaa.net/article/123030102.html
> どうやら、文科省では句点を付けることを推奨しているらしい。
> ですから、初等教育の作文もそうするように教育しているはずです。
> 当然、私なんかも、そんな風に教育されたわけですから、今でもそうしているわけです。
>
> 一方で、出版社などでは、句点を付けない方が一般的です。
> 理由は諸説見られましたが、一番信用できそうなものを取り上げますと、句点を打たなくても、分の終わりが解るからだそうです。
> その他の理由は、禁則処理や字数制限が在るため、文字量を減らす目的がある。今ほど、出版技術が良くなかった時代の手抜き。
> どれにせよ、出版社や新聞社の都合ですね。
> さて、理由はどうあれ。小説を発行するのは出版社ですから、一般的に小説のカギ括弧の最後に句点を打たなく成るのが一般的なのは仕方のないことと思われます。
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こんにちは。

No.3です。

以下の疑問についてですが、過去の質疑応答でいくつかの意見が出ていましたので、ご参考までに引用いたします。他にも意見が出ていますので、クリックしてご覧になってください。

> しかし、「なぜカッコ内の最後に「。」を付けないと決めたのか?」ということに関しては、私にもちょっと想像がつきません。申し訳ありません^^;

私は、句点を省略するのには、そうしなければならない何かの必要性があったはずだと考えていますので、下記引用の上から一つ目、二つ目の説が有力ではないかと思います。

http://oshiete.coneco.net/kotaeru.php3?q=1512052
> > カギ括弧内の文の最後の句点がないのは何故?
>
>
> 文芸書や新聞に「……。」の少ないワケ。
> 昔は植字工(文選工)が活字を拾って原版を作っていました。そうすると、統計的に足りない活字がでてきます。それで最後の句点を省略して不足する活字に対処したのだと思います。もちろん、植字作業の速さも関係しますけれど。
> 新聞の場合はゲラ刷り校正を早く終えなければならないので、最後の句点を省略したとの見方ができます。
>
>
>
>
> 又聞きの話なので正しいのかどうかわからないのですが、個人的に信憑性があると思った説をご紹介します。
>
> 印刷物を作る際、「禁則処理」をする際に句点と閉じかっこが連続していると文字間の調整などが面倒なので、出版社や新聞社で句点省略が公式ルールとなり、それが文章を書く際のメジャーなルールになったというのです。
>
> 「禁則処理」については参考URLでどうぞ。
>
>
>
>
> 機能論的にいうと、「 」のなかの最後の文は。がついていなくても「ここでおしまい」というのがはっきりわかる(」があるから)ので、不要だ、という発想によるものです。
>
> ~中略~
>
>  ただし文部省の御推奨は最後の文にも。をうつやりかたで(小学校の書取りのときにたぶんそう教えられるはず。国語の教科書に載っている文章もこのスタイルです)、役所の指導を重んじるか、文壇の風潮を重視するかが人によって違います。 。」だと見た目にうるさい、という意見はまだ多いようですし、

(分割になります)
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句点を付けるか付けないか、またカッコの中に付けるか外に付けるかに関する絶対的な基準はないはずです。

その証拠に、英語の学術論文を書くときに、アメリカの雑誌では
"This is a book".
とかくことに統一されておりますが、ヨーロッパの雑誌では、
"This is a book."
で統一されております。コンマに関しても同じで、
アメリカ式は、
This is the so-called "super operator", and it is...

ヨーロッパ式では
This is the so-called "super operator," and it is...

と書くのが習慣です。人間の美的センスは多分に習慣に支配されていますから、慣れてしまうと一方を自然と感じ、他方に違和感を感じるようになってきます。
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 素人です。

でも生まれも育ちも日本語できており、日本語文章は生活の中で不可欠です。
 
 “句点”と、〆の“」”括弧はどちらも文字以外の記号です。
 そしてどちらも〆の記号です。
 ですから、続いて記載されると、少しくどさ、まだるっこさを感じてきました。
 個人的には大抵は、“」”の前の“句点”は付けたくないので、記入しないで参りました。
 しかしどうしても付けた方がいいような場合(気分と言うのか、直観というのか)、つけるだけにしてまいりました。
 言語は生活であり、生態ですので、定義や規範定立も一定の融通でいくより仕方ないと存じております。
 でも、付けても、付けなくても、どちらも素直に読んで通っていくことはあまりないようです。
 新聞などはその点は練れていると存じます。
 それを見習いながら、慣れていくより仕方ないと存じます。
 参考です。
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本来句読点は無かったのです


誰もが読み書きするようになってから間違うことがないように付けるようになったのです
付けなくても明らかなときはなくてもかまいません
古典や表彰状に句読点はないでしょう
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句点が無くても語句の終わりであることが明確であるからでしょうか。

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