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友人のご主人が亡くなったとき、遺骨が2つあって、一つを
お墓に埋葬。1つをお寺に預けるといってました。
実家では、位牌が2つで、一つをお寺に預けてあるといっています。
実家は真言宗です。街中なのでお寺に墓地納骨堂はありません。
どちらが一般的なのでしょうか
また必ず、遺骨なり位牌なりを2つにして、お寺に預ける物なのでしょうか?
私は嫁いで居ますが、主人は次男なので、将来墓仏壇を用意しないといけないのですが、親元は両方遠方なので、お寺もまだ決まっていません。将来の参考に教えてください。
信仰心も無いので、仏式にするかどうかもわかりません

A 回答 (5件)

坊さんです。


宗派によっても地方によっても異なり、どれも一般的でもありそうでも無くもあります。
遺骨を2つまたは3つに分け、自分のお墓のほか、本家や菩提寺、本山などに納骨する地域は多数あります。仏教的にはお釈迦様も各地に分骨されていますし、日本の仏教の宗祖・高僧方も多くは分骨されていますので、分骨自体は仏教的には奨励されこそすることなので良くあることです。地域によっては喉仏だけ仏壇にしばらく安置する地域もあります。
位牌に関しては、位牌を用いる宗派で、寺院に位牌堂のある場合には自宅の仏壇以外に必ず寺院にも位牌(塗位牌)を納めます(曹洞宗、臨済宗、黄檗宗など禅宗系では多いと思います。)。別の方がお答えの野位牌や白木の位牌の処分とは別の話です。
一般的なのが何かを求めてもあなたの家の答えにはなりません。ご主人様の属する宗派と所属する寺院のしきたりに従うのが答えになります。
合掌
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この回答へのお礼

お坊様に回答いただき簡潔でよくわかりました。
多分大阪のお寺は街中で墓地がないので、位牌堂になっているのかもしれません。
来月の法事の時に、聞いておきたいと思っています。
これは私の実家の事で、単に疑問だったことなので。
主人の実家も、お兄さん達は宗派について、私達の自由にしたら良いといってくれると思うのです。
又私達自身のときは、息子がしてくれることなのでまかせたいとおもっています。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 13:26

No.2です。


どちらも一般的な風習です。

分骨は、
各宗派で「本山納骨」を受け付けているので、浄土真宗だけのならわしではありません。

位牌は、
四十九日までの白木位牌は内位牌(自宅用)と野位牌(お墓用)2つ作るそうです。
野位牌は昔、野辺送りして土葬した上に置いて、誰のお墓かわかるようにしたもので、
朽ちるまで墓地に置いておく(火葬になってからは作らないところもある)。
内位牌は仮の位牌で、四十九日の法要でお坊様に魂を漆塗の本位牌に移して貰い、
空になった内位牌はお寺に持って帰ってお炊き上げして貰うそうです。
本位牌の他に寺位牌を作ってお布施と一緒に納め、お寺で朝晩お経を上げて貰うそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8D%E7%89%8C
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。
二つの位牌のことは、祖父が岡山でなくなったとき、もともとの岡山のおてらさんが、位牌を持って帰ったということを聞いています。
両親は、大阪に住んで居ましたので、あらたに近くのお寺を
お願いして、祖母の時は大阪のお寺にお願いしたはずです。
もしくは両方からきていたかと。
で大阪のお寺さんも位牌を持っていたとか・・
今仏壇にあるのは祖母と祖父の両方を書いた位牌1つです。
それぞれの位牌は、お寺にあるときいています。
それがよくわからないのです。
来月祖母の33回忌があるので、聞いてみようと思っています。
ありがとうございました

お礼日時:2009/09/25 13:16

 地域によって、また宗派や同じ宗派でも寺院によって風習や習慣が異なりますので一般的と言われても、どれが正しいという明確な答えはないご質問ですね。



 お骨ですが、関西では小さな本骨と中くらいの胴骨と二つのお骨箱を準備します。関東ではもっと大きな全骨ひとつです。
 関西の納骨ですが、よく言われるのはのど仏をおさめた本骨をお寺か本山に預け、胴骨のほうを家のお墓に納骨します。ですがすべての家がそうしているわけではなく、初めから分骨はしないからとひとつだけのお骨箱に収骨をする家もありますし、習慣通りにお骨箱は二つにしたけれど両方ともまとめてお墓に納骨する(関西ではお骨箱ごと納骨するのではなく納骨用の袋で納骨する)家もあります。

 位牌のほうですが、葬儀のときには白木の仮位牌を用います。満中陰の忌明けの法要のあとに塗りの本位牌に変わります。浄土真宗では本位牌は用いず、過去帳や法名軸になります。この法要のあとに白木の位牌はお寺がもって帰ることはよくあることです。この位牌をお寺がどうしているのかはわかりませんけど。。。お寺によっては本位牌を二つ用意しなさいというところもあります。
 また京都のお寺は白木の位牌も二つ用います。ひとつは普通の大きさの物であり、もうひとつは影位牌といって少し小さめの位牌です。この影位牌は火葬のときに一緒に火葬することが多々あります。大阪にはこのような習慣はありません。お隣の府なのにまったく習慣が違うんです。
 ですのでどれも「一般的」なんですね。

 さて質問者さま宅の将来のことですが、まだまだ先のこと。あわてて何か行動にでる必要はまったくないでしょう。
 本来ならば、「分家」の立場の質問者さま一家に何かご不幸があった場合、「本家」である実家(ご主人の親であり代がわりした長男であるお兄様宅)の菩提寺がどんなに遠方であろうともそこに連絡をして葬儀やご法要の依頼をします。お寺の事情で遠方であることを理由にお願いできなければ、菩提寺からお近くのお寺を紹介してもらうことです。それも不可能であれば、近くのお寺をご自分で探すか葬儀社で紹介をしてもらいます。戒名や法名は菩提寺がお付けになります。これが基本ですね。
 ですが最近は菩提寺といってもあまりお付き合いがあるわけではないので、宗派だけ確認をしてお近くのお寺にお願いするという方もありますね。またご自分たちは宗教心などまったくない、家族や親族の了解がある、などの理由で無宗教でというケースもあります。
 質問者さまがどの年代のお方かはわかりませんが、これから先の葬儀のありかたも変化している可能性もあります。別にその時代の流行などに流されることでもないのですがね。

 ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

丁寧な回答を、ありがとうございます。
地域によっても、宗派によっても色々あるのですね。
主人の実家は西本願寺派だと聞いています。
ただ私達は、信心してないので、墓仏壇はいらないね・・・と話し合っているのですが、これはまあ子ども達がしてくれることなので
どの様にしてくれるのか・・・
ありがとうございました

お礼日時:2009/09/25 13:07

もしかしたらお寺から本山に納骨するのではないでしょうか?



浄土真宗ですが、分骨して本山(西本願寺)に納骨するならわしがあります。
お墓のない方、管理する後継者が居ない方は、本山に遺骨を全部納骨します。
集合墓ですが、寺院墓地より格安で、後で寄付金や年間管理費がかかりません。
ご開祖の側で懇ろに供養されていれば、頻繁にお参りできなくても安心です。
後は行ける時に、観光を兼ねて本山にお参りすれば良いのです。

各宗派も同様で、真言宗の高野山金剛峰寺も本山納骨できます。
http://cc-pr.net/hakairazu/i/honzan.html

詳細は「金剛峰寺 本山 納骨」でキーワード検索して下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
浄土真宗の慣わしですか。。そういえば友人も
京都のお寺に持っていったといっていました。
でも位牌を預かるって言うのはなんでしょうか
今度法事の時お寺さんに聞いてみます。
一般的な習慣というのでもないのですね。ありがとうございました

お礼日時:2009/09/24 16:49

参考になるかわかりませんが・・



一般的には、遺骨は一つです。分骨される方もいますが、その際は
分骨先の管理者に「分骨証明書」を発行してもらわなければなりません。

お位牌については、二つあっても構わないと思いますが、宗派によっては「お性根」を入れてくます。お位牌だけ別々のご自宅に置くことも可能だと思います。

肝心なのは、故人を偲ぶ気持ちを忘れないことだと思いますので、
ご親族の方やご主人、またお寺さんを決めてから相談されても良いかと
思います。

こんな回答しかできなくてすみません。
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この回答へのお礼

早々と回答をお寄せくださってありがとうございます。
分骨のことではなくて、お寺に預ける習慣の事をお聞きしたいのです
多分関西の風習ではないかと思うのですが

お礼日時:2009/09/24 13:24

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