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最近、JR路線の正式名称について記述されている投稿をよく見かけます。興味深く拝読させていただいておりますが、JR路線の”正式名称”の定義は、国鉄時代と変更ないのでしょうか?

例えば、JR四国では、「○○本線」がすべて「○○線」に変更されました。
また、京阪神電車特定区間内では、多くの線で”愛称”がつけられており、たとえば「大和路線」を”正式名称”の「関西本線」と呼ぶ人はめったにいません。
そのような状況のなかで、”正式名称”がだんだんと意味を持たなくなっているのでは?と思っているのは私だけでしょうか?そもそも、JRになって16年余りが経過した現段階で、何をもって”正式名称”というのでしょうか?
ご存じの方、ぜひ教えてください。

ちなみに、20年ほど前、大阪の地下鉄御堂筋線の”正式名称”は、「大阪市営高速鉄道1号線」という話を聞いたことがあります。他の路線も2号線(谷町線)~7号線(長堀鶴見緑地線)までの味気ない数字の名称が”正式名称”らしいのですが、今でもそうなのでしょうか?ご存じの方、ぜひ教えてください。

なお、過去の投稿で、例えば山手線が「田端~新宿~品川間」であるように、いくつかの例外を除いて区間と”正式な”線名が1対1に対応する旨ご紹介がありましたが、例外は「東京~神田間、代々木~新宿間と北海道に1箇所のみ」とありました。しかし、「天王寺~今宮間(関西本線と大阪環状線)」「福井~越前花堂間(北陸本線と越美北線)」などもそうではないかと思うのですが?(河原田~津間、岩国~西岩国間は、片方が第3セクターとなり”二重戸籍”は解消されました)ご存じの方、ぜひ教えてください。

ちなみに、次に示すURLは、私が「路線の”正式名称”」に興味をもつきっかけとなった質問です。
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=513439
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=532066

A 回答 (8件)

あまり自信はありませんが、私個人の意見という形で申し上げますと、


通称というのは一般の利用者に向けた営業の名前、
正式名称は関係官庁に向けた
書類上の名前として解釈しています。
わざわざ、正式名称で各路線の名前を言っていると、
普通の利用者には、かえって解かり難い場合がありますしね。
そもそも正式名称で名乗るとなると、『京浜東北線』に至っては、路線名自体が無くなります(東京以北は東北本線、東京以南は東海道線。大雑把ですが)。

東京の地下鉄や相互直通先のルートにも、
『都市鉄道計画○号線』という名前があります。
例えば、つい最近まで都営地下鉄大江戸線のことを
『都営12号線』といったのは、
ここから暫定的に名前を付けたものです。
ちなみに、都営三田線も路線名が決まるまでの間、
『都営6号線』でしたしね。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2003/04/30 08:53

たぶん運輸省(現国土交通省)鉄道局への申請の際の「名称」ではないでしょうか?



ところで大和路線とよぶひともどちらかっちゅうと少ないいんやないでしょうか?
「関西線」のほうがメジャーのような気がします。

この回答への補足

「関西線」といえば、今でも「JR難波」に違和感をもち、「湊町」と呼んでいる人も多くいるらしいです・・・

補足日時:2003/04/30 09:14
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございます。
たしかに、「大和路線」よりも「関西線」のほうが言葉にしたときに言いやすいような気がします。(ただ、「E電」よりは定着していると思いますが)

お礼日時:2003/04/30 09:13

こんばんは。

「二重戸籍」区間の事ですが、
これについては、つい先日亡くなられた紀行作家の宮脇俊三氏のデビュー作「時刻表2万キロ」の頭の部分で触れています。
おっしゃるとおり、「東京~神田」「代々木~新宿」「苗穂~白石」(函館本線と千歳線)は二重戸籍で、
更に「天王寺~新今宮」も入っていまして、「佐古~徳島」(高徳本線と徳島本線)、「山形~北山形」(奥羽本線と左沢線)、「福井~越前花堂」(北陸本線と越美北線)となっています。
しかし、この内「福井~越前花堂」に関しては、「時刻表2万キロ」の中で、
「『南福井(貨)~九頭竜湖』が正式な越美北線の区間」と記してあります。
南福井貨物駅とは、福井~越前花堂にある貨物専用駅です。

この回答への補足

「二重戸籍」で検索をかけてみましたら、http://may.sakura.ne.jp/~kiso/n4line/2000/log200 …
というHP上に、線名の規定として「日本国有鉄道線路名称」と「国鉄再建法の別表」が紹介されていました。参考にしたいと思います。ふりかえってみれば、私がJRの路線名についてモノを言うときに、「正式名称」「二重戸籍」について、「日本国有鉄道線路名称」を意識していたのだと再認識しました。

補足日時:2003/05/06 12:31
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「二重戸籍」の件は、どこかの本で読んだ記憶があったのですが、宮脇俊三さんの「時刻表2万キロ」だったんですね。記憶がよみがえりました。

お礼日時:2003/04/30 12:18

中央本線、東海道線の名古屋・金山間も別線扱いで二重だったはずですが・・・。

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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます。

お礼日時:2003/04/30 12:18

 「関西本線」を例に、挙げてみましょう。


関西本線(現在も正式な名称)は、名古屋~亀山(経由)~奈良(経由)~湊町(現在JR難波)の区間です。国鉄時代から一つの路線です。
 しかし、当時の路線受持ち担当の管轄が、名古屋鉄道管理局(名鉄局)と天王寺鉄道管理局(天鉄)に亀山駅で別れていました。ですから、優等列車(特急や急行)などの直通列車を除いて、列車ダイヤは、名局・天局に分かれて設定されていました。ですから、関西線と言っても、解かり難いので、マニヤ?の間では、「名古屋口」「名局の~」や「大阪口」「天局~」などと、言って区別していました。一般的にも、他の線区でも、解かり難いので、JRの発足?を機会に、JR西日本では、電化されている、近郊区間に親しみ易くする為に「愛称」をつける様に、成ったと思われます。ですから、「大和路線」=(JR難波~加茂)に成ります。しかし、加茂~亀山は、関西線の(名称)ままですが・・・。「東海道線」(大阪口)のように、大阪で、「JR神戸線」「JR京都線」のように、?と思うのも有りますね。   解かって戴けました?
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この回答へのお礼

歴史的な経緯のご説明、ありがとうございます。

お礼日時:2003/04/30 12:20

 度々、すいません。


 大阪市営地下鉄(高速鉄道)についてです。
「御堂筋線」   =高速1号線
「谷町線」    =高速2号線
「四ツ橋線」   =高速3号線
「中央線」    =高速4号線
「千日前線」   =高速5号線
「堺筋線」    =高速6号線
「長堀鶴見緑地線」=高速7号線
「*建設中*」  =高速8号線
が正式名称です。
  それで、車両も、現在は、VVVFインバータの車が、投入されて、新20系、新60系の車両が有ります。この車両の形式も、路線ごとに、ほぼ統一(10系・20系・30系は、除く)されました。たとえば、新20系だと、5桁の車番になり、先頭車の番号を見ると、「21601」だと、最初の 2 は、新20系(第3軌条式でDC750V20系の量産型)の 2 で、次の 1 は、1号線の 1 になリます。 参考までに、6は、「千里中央」向きの先頭車(モーターなし)で、最後の二桁が製造番号 01つまり、第1編成です。60系の場合は、最初 6 は、架空架線式DC1500Vで、6号線専用で、この番号使った、次の 6 は、文字通り、6号線の 6 に成ります。 解かりやすく言うと、新20系に関しては、「21(21000)系」「22(22000)系」「23(23000)系」「24(24000)系」「25(25000)系」、新60系の場合は、「60系」が在籍していますので、「66(66000)系」など、と区別してるみたいですよ。電車形式番号で、号線が、解かります。
 ところで、本題に、戻りますが、「大阪万博(1970年」までは、一般にも、1号線や2号線を使っていましたが、これを、機に、一般的に親しめる愛称「御堂筋線」「谷町線」などの愛称が、使われるように成りました。正式には、今でも局内では、「1号線」「2号線」が使われています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。車両の形式番号にも反映されているのですね。

お礼日時:2003/04/30 12:21

>いくつかの例外を除いて区間と”正式な”線名が1対1に対応する旨ご紹介がありましたが、例外は「東京~神田間、代々木~新宿間と北海道に1箇所のみ」とありました。



その回答を書いたのは私です。
これをなぜ書いたかと言うと、御茶ノ水以西の緩行線を「総武線」だと思っている人が多いが、それは正しくない、ということを強調するためでした。「二重戸籍」はごくわずかの例外を除いて存在しないので、御茶ノ水以西が中央線でもあり、かつ総武線でもあると言うことは正しくない、と言いたかったのです。

その後思いついたのですが、北千住~綾瀬間も「二重戸籍」ではないでしょうか。しかもJR線同士ではなく、JR線と他社線(営団地下鉄千代田線)の二重戸籍です。

>”正式名称”がだんだんと意味を持たなくなっているの
では?と思っているのは私だけでしょうか?

少なくとも首都圏ではその通りだと思います。
例えば常磐線は日暮里~岩沼間であると言うことを知っている人はあまりいないでしょう。上野発水戸方面行きの電車は、上野を出る時から、「常磐線」だとほとんどの人が思っています。高崎線も同様で、大宮以南は東北本線を走っているわけですが、わざわざ「東北・高崎線直通列車」などと言うことはなく、全区間高崎線であるかのように扱われています。
京浜東北線から始まって、埼京線、湘南新宿ラインなど、正式の路線名でなく、運転系統を指す便宜的な名称が増えるにつれて、ますます正式の路線名と実際の運転系統が、離れてしまったように思います。

ところで最近、ある路線の一部を切り取って、愛称として○○線という名前を付ける所が多くなってきました。東北本線の黒磯以南を『宇都宮線」と言ったり、東海道線の一部を京都線、神戸線といったりする類です。私はこういうのはあまり良くないと思いますし、私自身はこういう名称を使っていません。不必要に複雑になるだけで、特に地元民でない人にはわかりにくいと思います。(○○線という名の別な線かと思ってしまう。)さらに言うなら、「宇都宮線」は東武鉄道から、「京都線・神戸線」は阪急からのパクリ臭い感じもします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。
naomi2002様、別質問へのご回答にツッコミを入れてしまい申し訳ありません。関西にも「二重戸籍」があることを知ってもらいたかったものですから・・・
東京に対する関西人の対抗意識のせいか、少し感情的になってしまったようです・・・

お礼日時:2003/05/06 12:07

 何をもって正式名称・区間と言うかですが


○役所の事業計画での名称・区間
○各鉄道会社内での名称・区間
○運行系統上の名称・区間(愛称に近いもの)
のいずれかと言っていいと思います。なかでも各鉄道会社で定めた名称・区間を正式名称として指すことが多いようです。

>そのような状況のなかで、”正式名称”がだんだんと意味を持たなくなっているのでは?と思っているのは私だけでしょうか?
 これは鋭いご指摘で、もともと利用者側とすれば、わかりやすい名前であればどうでもいい話です。よって運行系統上の名称しか認知されていないと言ってもよいかと思います。
 しかし利用者以外でも意味がないわけではなく、例えば旧運輸省の答申(鉄道整備計画)の中には『東京11号線』(半蔵門線のこと)といった形で残っています。またJR会社間ではそれぞれJR各社が定めた名称・区間名(運行系統上の名称・区間ではない)が通用しますし、運賃計算でも大きな意味をもちます。

 ちなみに北千住~綾瀬間につきましては、営団地下鉄線(千代田線)と東日本旅客鉄道線(常磐快速線)という別会社の路線がただ並行して走っているという形にすぎませんので、『二重戸籍区間』にはあたりません。非常に特殊な形態なので、運賃計算上・運転上その他複雑な取り扱いがなされていますが。
 また越美北線については、正式に越前花堂が起点になったと記憶しておりますが。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/mars/linename.html

この回答への補足

参考HP、とても役に立ちました。

私は、金町・亀有の下町が好きで東京旅行時にはよく訪れるのですが、その際「18きっぷ」で「営団」の北千住~綾瀬間を乗車しています。

質問文の訂正です。質問文中「津」は、「四日市」と書くつもりで間違って書いてしまいました。(でも国鉄当時の「二重戸籍」区間はもしかしたら「南四日市~河原田」間だったのかも・・・)

補足日時:2003/05/06 12:40
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。

お礼日時:2003/05/06 12:14

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