銀行や保険会社からのアドバイス手数料とは

この前テレビで
「ヨーロッパの新しい規制ではIFAは銀行や保険会社からのアドバイス手数料をすべて開示しなければならなくなるかもしれない」ということを聞きました。
ニュースを聞いていてよく意味がわからなかったのですがそもそもこのような手数料のシステムは日本では存在しないのでしょうか？
一体これは何のことを言っているのかよくわかりませんでした。
もしわかりましたら教えて頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。

No.1 回答者： oska 回答日時： 2009/10/21 17:55

＞わからなかったのですがそもそもこのような手数料のシステムは日本では存在しないのでしょうか？

日本の金融機関では、サービスの一環として無償で行なっています。
外資系金融機関でも、日本の習慣にしたがい無償扱いです。

＞一体これは何のことを言っているのかよくわかりませんでした。

外国では「プライベートバンキング」が多いですね。
億単位で資産を持っている個人は、金融業会の専門家に資産運用を委託します。
この時に、資産運用を相談する専門家がファイナンシャルプランナーと呼ばれる独立した人達です。
日本でも存在しますが、海外とは資格の地位・内容・権限が全く異なります。

日本では、資産運用に成功しても失敗しても手数料を得る事が出来ますよね。
が、海外では「成功報酬」が一般的です。
相談内容が成功すれば莫大な成功報酬（手数料）を得る事が出来ますが、失敗すれば業界から淘汰されます。
自然と、海外のファイナンシャルプランナーは専門知識・動向把握の能力が高まります。競争社会ですから・・・。
彼らが証券・銀行に就職した場合、年俸が１億円単位である事も理解出来るでしよう。

ただ・・・。
アメリカ発の金融危機以降、莫大な手数料（成功報酬・年俸など）を制限・規制しようとする世界的な流れの一環です。